ビットフライヤーで出金する方法は?手数料と反映時間について
bitFlyer(ビットフライヤー)は国内でもっとも取引量が多く、ユーザーからの人気も高い仮想通貨取引所です。
ビットフライヤーでは現物取引のみならず、ビットコインのFXなども行えます。
さらに取扱っている仮想通貨の種類が豊富なため、ビットフライヤーなら様々な仮想通貨を通じて、日本円に換金可能です。
既にビットフライヤーを通じて仮想通貨の売買を行い、利益を上げたという投資家も多いでしょう。
ここではビットフライヤーの取引口座から銀行口座へ出金をするための手順や、銀行口座に出金の結果が反映されるまでにかかる時間、さらには出金時の注意点などを紹介します。
ビットフライヤー出金方法!銀行口座に出金する手順
ビットコインを売却し、日本円に換金しているなら日本円の出金はすぐにできます。
ビットフライヤーの取引口座から銀行口座へ出金する場合、パソコン・スマホ両方からの出金が可能です。
銀行名 | 出金手数料(税込) |
---|---|
三井住友銀行 | 220円~440円 |
三井住友銀行以外の金融機関 | 550円~770円 |
三井住友銀行の口座でビットフライヤーから出金する場合、手数料は220円~440円。
カードローンの即日融資や通常引き落としにも、同様の手数料が発生します。
取引口座から全額出金する場合は、出金したい金額から手数料分の費用を引かないと出金できないため、注意してください。
手数料が足りない場合は、残高不足のため出金ができません。
例えば取引口座の残高が1万円で手数料が220円の場合、全額出金をするなら…
となります。
そのため、出金額は9,780円と入力してください。
ビットフライヤーの出金手数料は、三井住友銀行を選んだ場合のみ安くなります。
そのため出金用の口座は三井住友銀行を選択しましょう。
他にも、じぶん銀行の口座を有しているなら、手数料が安いリアルタイム入出金サービスの利用が可能です。
リアルタイム入出金のサービスを利用する場合、金額が3万円未満だと220円(税込)、3万円以上だと440円(税込)と三井住友銀行と同じくらい手数料が安くなります。
リアルタイム入出金を利用すると、24時間365日いつでも口座振替が行えるため、出金結果の反映時間が従来よりも短縮できるでしょう。
ちなみにクイック入金と違い、リアルタイムの出金ができるのはビットフライヤーが業界初です。
手数料に違いこそあれ、出金の方法そのものに関していえば、とても簡単です。
ここではパソコンとスマホ、それぞれの出金方法を解説します。
ビットフライヤーでパソコンから銀行口座へ出金する方法
パソコンを使ってビットフライヤーから銀行へ出金をする場合、まずは公式サイトにアクセスし、ログインしてください。
出金する際には、事前にログイン後のマイページより振込先の銀行口座の情報を登録する必要があります。
マイページへとログインしたら、左側にある「入出金」をクリックし、出金の文字をクリックして入金から切り替えましょう。
モザイクがかかっているところに、登録した口座情報が記載されています。
お客様口座情報に間違いがないかを確認し、口座情報が書かれているところをクリックしましょう。画像ではモザイクがかかっているところです。
次に出金額の空欄に出金額を入力後、「日本円を出金する(取消不可)」をクリックしてください。
残高が足りない場合は、画像のように「残高が不足しています」と書いてあります。
出金の手続きはこれで完了です。後は出金したお金が指定した銀行口座へ反映されるまでお待ちください。
出金する際には、事前にログイン後のマイページより振込先の銀行口座の情報を登録しておきましょう。
ビットフライヤーでスマホから銀行口座へ出金する方法
スマホといっても、公式サイトより出金するのであれば、パソコンと同じ方法で出金可能です。ただビットフライヤーのウォレットアプリより出金をする場合は、まずウォレットアプリをインストールしてください。
インストールが完了したらアプリを起動し、マイページへログイン後、画面下部にある「入出金」をタップしてください。
入出金の画面に移動したら、下へスクロールします。一番下に出金の項目が出てきます。
「銀行口座へご出金」をタップすると、出金額を入力できる画面に移ります。
出金額の入力ができたら、画面右上の「出金する」をタップします。
変更がなければ、そのまま出金をタップすれば出金の申請は完了です。
二段階認証を設定している方は、この様な画面が出てきます。
もし残高が不足している場合は、二段階認証が済んだ後にこのような画面になります。
ビットフライヤーの日本円出金手数料は以下の通りです。
出金先の銀行 | 3万円未満の出金 | 3万円以上の出金 |
---|---|---|
三井住友銀行 | 220円 | 440円 |
三井住友銀行以外 | 550円 | 770円 |
※手数料は全て税込みです
※2024年4月現在
これで出金申請の作業は完了となります。
あとは入金の結果が反映されるまでお待ちください。
ビットフライヤーで外部アドレスを使った出金方法
ビットフライヤーから外部アドレスへ出金を行う場合は、どのような手続きが必要になるのでしょうか?
まず「入出金」のメニューの「送付」から、「アドレスを登録する」ボタンを選択してください。
次に登録メールアドレス宛に、出金を希望する外部アドレス登録に向けてのメールが送られてきます。
メールにはリンクが貼り付けられているので、アクセスして外部アドレスの登録を実施してください。
外部アドレスの登録が完了すれば、「入出金」メユーから出金を希望する暗号資産を選択して「送付」を選びます。
この操作により、登録した外部アドレスに出金可能です。
この時に注意したいのが一度外部アドレスに出金した場合、操作の取り消しができません。よく考えてから操作を実行してください。
ビットフライヤーから出金できない原因と対処法とは?
既に手続きをしたにも関わらず、ビットフライヤーから出金できない場合、一体何が原因なのでしょう?
もしビットフライヤーから出金できない場合、一度出金されるまで待機しておきましょう。
クイック入金などと違い、通常は出金に時間がかかります。
大抵の場合、出金の申請をしてから2日から3日も経過すれば、出金の結果が口座に反映されるでしょう。
しかし中には申請をしてから一週間経過しているにも関わらず、出金されない場合があります。
そんな時は、まずビットフライヤーに出金できない旨を直接お問い合わせください。
ビットフライヤーにおける出金の反映までにかかる時間と日数
クイック入金であれば、申請をしてから数時間内で入金可能です。
しかし出金の場合はリアルタイム出金を除き、反映までに時間がかかります。
具体的に出金の反映には、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?
銀行営業日の14時30分までに出金の申請をした場合、当日中には着金します。
しかし14時30分以降に申請した場合は、出金の反映は翌銀行営業日となるので注意しましょう。
特に毎月5日と10日、週の始め、月末などは銀行が混雑する時間帯であるため、出金が遅れる可能性があります。
他にも金曜日や祝日前日など、銀行が休みになる前日に出金申請を行うと、出金の反映は休日以降になるでしょう。
できるだけ早めに出金結果を反映させたいなら、銀行が休みに入る前に手続きする必要があります。
このような事情を抱えているため、出金が反映されるまでには少なくとも1日から2日以上はかかると想定しておいた方が良いです。
ビットフライヤーの出金は土日でも可能?
ビットフライヤーでは、たとえ土日や祝日であっても、出金の申請が可能です。
ただ実際に反映されるのは、銀行営業日となります。
そのため土日や祝日に申請をした場合、出金結果が反映されるのは週始めか祝日明けとなるでしょう。
出金の申請だけなら、土日や祝日でも問題なく手続きできます。
ビットフライヤーで出金できない理由や原因
申請をしたにも関わらず、出金できない原因とは一体何が関係しているのでしょうか?
単純に遅れているだけというケースを除き、出金できない原因には手続き上のミスが考えられます。
振込先の口座の情報、口座番号や名義人の名前を間違えていると、出金結果が反映されません。
さらに出金額が残高を超えていると、出金処理ができないので注意しましょう。
特に全額出金をする場合、手数料を引いた金額を入力しないと、残高不足になり出金ができません。
他の原因としては、出金制限に引っかかっている可能性があります。
ビットフライヤーではクイック入金をした場合に限り、出金が7日間制限されるのが決まりです。
これはクイック入金相当の資産の移動を7日間制限するというセキュリティ上の措置となります。
この制限がある限り、クイック入金をした後の7日間は、クイック入金したお金を出金できないので、注意しましょう。
手続き上のミスや出金制限など、出金できない原因には様々な事例が考えられます。
ただ原因が全くわからない場合は、どうすべきなのでしょう?
原因がわからない場合は、早めにビットフライヤーに直接問い合わるのが賢明です。
ビットフライヤーで出金が反映されない場合の対処法は?
いくら出金には時間がかかるといっても、一週間以上反映が遅れることはありません。
明らかに遅すぎる場合は、早急にビットフライヤーに問い合わせてください。
ビットフライヤーへのお問い合わせは、ログイン後のマイページより行えます。
単純にビットフライヤー側の手続きの遅れが原因なら、直接問い合わせれば出金対応を促せるでしょう。
滅多にありませんが、ビットフライヤー側の作業の遅れが原因で出金が反映されなかった事例はあります。
近年では仮想通貨の人気が高まっているため、ビットフライヤーを利用する人も増加傾向にあるでしょう。
利用者が増えれば対応が間に合わなくなり、出金対応が遅れることもあります。
そのような時は直接お問い合わせをし、出金してもらえるように依頼しましょう。
ビットフライヤーで出金する時の注意点!口座番号や名義人をしっかり確認
さらに、いくら出金するのか、残高の確認も忘れないでください。
特に全額出金をする場合、手数料の支払いがあることを念頭において出金額を入力してください。
特に手続き上のミスさえなければ、問題なく出金を行えます。
ビットフライヤーの出金は申請後にキャンセルはできるのか?
出金の申請をした際に、もしも間違いが発覚した場合はどうなのでしょう?果たして申請の手続きをキャンセルできるのでしょうか?
ビットフライヤーでは一度日本円の出金を申請すると、キャンセルできません。
そのため、申請の際には間違いがないように注意してください。
ビットフライヤーの出金に関して上限や制限はあるのか?
ビットフライヤーから日本円を出金するにあたり、特にこれといった上限などは存在しません。
ただ出金をする場合、出金額が3万円未満のケースと3万円以上のケースでは、それぞれ手数料に違いがあるので注意してください。
またクイック入金を利用した場合に限り、クイック入金額相当の資産が7日間出金できなくなるという制限があります。
そのため、7日以内に出金する予定のお金に関しては、クイック入金しない方が良いでしょう。
ビットフライヤーの出金の承認待ちの口座で取引はできるのか?
出金の申請をしたからといって、すぐに出金されるわけではありません。
承認されるまでの間は、まだ取引口座にお金がある状態です。果たしてこの状況下において、取引などはできるのでしょうか?
まず出金申請をした段階で、出金額相当の日本円を用いて取引することはできません。
さらに一度出金申請をするとキャンセルができないため、取引を継続するなら取引用の日本円は取引口座に残しておきましょう。
さらに迅速な出金の承認を希望するなら、平日の営業時間中であれば比較的早く承認されます。
ただ土日や祝日のような休日の場合、営業が開始されるまで承認されないでしょう。
営業期間中に出金の手続きをしたにも関わらず、承認対応が遅い場合には、ビットフライヤー側で何か問題が起きているのかもしれません。
そのような時は直接お問い合わせをして、確認しましょう。
ビットフライヤーの出金に関する総評
ビットフライヤーの出金に関してですが、良くも悪くもないといったところです。
出金の申請をすれば土日や祝日を除いて、迅速に出金を承認し、指定した口座へ出金を開始してくれます。
たとえ出金が遅れたとしても、直接ビットフライヤーにお問い合わせをすれば、出金作業を促させるでしょう。
唯一の難点というと、出金をすると手数料がかかる点です。
特に三井住友銀行以外の金融機関を使用し、3万円以上の出金をする場合には手数料が770円かかります。
余計な出費を抑えたいのであれば、安く利用できる三井住友銀行か、リアルタイム出金に対応しているじぶん銀行の口座を開設しておきましょう。
手数料がかかるという点さえ除けば、ビットフライヤーの出金サービスはそれほど問題点はありません。不明点は直接問い合わせもできるので、安心して利用できるでしょう。