Zcash(ジーキャッシュ)の特徴とは?購入方法と将来性を解説

仮想通貨といってもそれぞれで、一つ一つに個性があります。アルトコインのZcash(ジーキャッシュ)もそんな個性的な仮想通貨の一つであり、今注目されています。

今や1000種類以上あると言われている仮想通貨業界において、Zcashがひときわ注目を集めている理由とは、偏にその匿名性の強さにあります。

ゼロ知識証明という技術を採用しているZcashは非常に秘匿性が高く、それが多くの投資家から注目を集めている最大の要因です。

2018年3月11日時点おいて、Zcashの時価総額は1030億円以上、時価総額ランキングでは23位です。

次々と有望なアルトコインが登場する中で、いまだに上位に君臨しているZcashは人気のみならず、実力もある仮想通貨といっても過言ではないでしょう。多くの投資家がZcashの今後の値上がりを期待しています。

Zcashの概要

Zcashは2016年10月に世にリリースされた新しい仮想通貨です。その最大の特徴はゼロ知識証明による秘匿性の強さで、今もっとも注目されているアルトコインの一つでもあります。

その人気は非常に高く、2017年にはJPモルガンが業務提携を発表しました。各界での注目度が非常に高い仮想通貨のようで、イーサリアム創始者のヴィタリック・ブリテンもZcashに注目しているようです。

Zcashはセキュリティ能力が高く、他の仮想通貨以上にプライバシー保護に力を入れています。

Zcashを送金しても、アドレスや送金額、送金履歴などは匿名化されるため、滅多なことでは送金主の情報などはバレません。個人情報の漏洩を防ぎたい人にほど、Zcashは魅力的な仮想通貨に見えることでしょう。

2018年3月頃において、Zcashの価格は3万円台を推移しています。過去には9万円を越えた実績があるだけに、今後の価格高騰が注目されています。

発行枚数とマイニング情報

Zcashは有名な仮想通貨ということもあってか、マイニングプールが複数存在します。例えば、「nanopool」や「suprnova」、「flypool」などがあります。

Zcashの発行枚数の上限は2100万枚で、個人でもマイニング可能な仮想通貨です。

ただしCPUでは流石に難しく、マイニングをするにはGPUが必須です。

じゃあ「GPU」があれば僕にもマイニングできるんですね!
だが相応のマイニング環境を揃えても、Zcashのマイニングで稼げる金額は1日あたり数百円程度とされているぞ!パソコンの経費や電気代を考えると、取引所で購入した方が安いかもしれないな。

Zcashの匿名性が強い理由とは?

Zcashはなぜ他の仮想通貨以上に匿名性が強いのかというと、それはゼロ知識証明という技術が組み込まれているからです。

ゼロ知識証明とは、証明をするにあたって「正しい」という事実しか教えない技術のことです。

例えば、ZcashがAという命題を持っているとして、その答えがA´だとします。Aの正解はA´だけなため、答えがA´ならば問題がありません。

この時、A´以外の答え、例えばB´やC´は間違いの答えなため、答えても正解にはならないのですが、その一方でB´もしくはC´は間違いだという情報を回答者に伝えてしまうことになります。

しかし、ゼロ知識証明の技術を応用すると、「正しい」という情報以外は一切伝えることなく証明が可能となるため、ブロックチェーン上の支払者や受取者、さらには金額などの情報を隠蔽することができます。

これらの情報を見れるのは、あくまで正しい閲覧キーを持っている人だけとなり、間違った閲覧キーでは見ることはもちろん、このキーが間違っているかどうかもわからないという寸法になります。

Zcashの誕生から現在までの歴史

Zcashは2016年10月に誕生した比較的新しい仮想通貨です。誕生した当初は、匿名性の強い仮想通貨ということで、各界から高い注目度が集まりました。

2017年3月のJPモルガンとの提携により、ますます投資家からの注目が集まり、時価総額も高騰しました。

Zcashが生まれた背景には、ビットコインの弱点の一つである送金者や取引内容、履歴などの情報がオープンになっているという脆弱性を克服するために生まれたという経緯があります。

確かにビットコインはネット上で取引されているため、一見すると誰が誰に送金しているのかわからないように感じられますが、実際はむしろ逆で、誰でも閲覧できるほどオープンな環境があります。

取引の透明性を考えるのであれば、バレることは必ずしもデメリットではないのですが、個人情報が漏洩する恐れもあるだけに、問題視されています。Zcashでは、この取引内容がオープンだという弱点を克服すべく、ゼロ知識証明など匿名性を高める技術が採用されています。

その特徴は世間に対して大きなインパクトを与えたようで、公開直後から高値を付けたほどです。

Zcashの過去のチャートの動き

匿名性の高い仮想通貨ということもあってか、Zcashは公開直後、50万円以上という破格の高値を付けました。

ただし、この高値は一時的なもので、熱が冷めると一気に暴落し、3000円から5000円の間を推移するようになります。

その後、ZcashはJPモルガンとの提携や、仮想通貨ブームなどの後押しもあり、2017年4月より高騰を開始します。

6月頃には4万円を越えたものの、その後は徐々に価格が安定するようになり、1万円から3万円の間を行ったり来たりするようになります。

やがて仮想通貨ブームが再燃した勢いに乗じて再度高騰し、2018年1月には8万円を越えるほどの大暴騰を見せました。

しかし、2018年以降より、ビットコインの暴落に巻き込まれたのか、徐々に価格は下落し、3月頃には3万円台を推移しています。

公開直後の異常な暴騰を除くと、Zcashは2017年のたった一年で5000円台から8万円台まで上昇した実績があり、それは成長率にすると約16倍という異様な数値です。

2018年3月時点において、Zcashは3万円台まで下落したのですが、それでも5000円台だった頃に比べれば、まだまだ高値と呼べる範疇です。ただし、公開直後の暴騰しているときにZcashを掴んだ人からすると、今のZcashの価格は非常に低く、不満を感じるかもしれません。

Zcashの購入方法とは?

Zcashもビットコインなどの仮想通貨同様に、売買が可能なアルトコインです。わざわざマイニング用のパソコンを購入せずとも、取引所の口座を開設すれば、誰でも簡単にZcashを購入することができます。

取引所の口座さえあれば、Zcashの購入のみならず、売却も可能です。Zcashを入手し、価格が高騰した際にすばやくZcashを売却すれば、キャピタルゲインを稼ぐことができるでしょう。

ただし、Zcashはイーサリアムやライトコインほど取引量の多い仮想通貨ではありません。一体どこの取引所を利用すれば、Zcashの売買が行えるのでしょう?

Zcashの保管方法

確実に自分のZcashを守りたいのであれば、自分専用のウォレットに保管すると良いでしょう。

ウォレットといっても色々種類があるのですが、安全性を優先するならハードウェアウォレットがオススメです。

例えば、ハードウェアウォレットの「Ledger Nano S」はセキュリティ能力が高く、安全に仮想通貨を保管できるウォレットとして有名です。

「Ledger Nano S」はほかにどんな仮想通貨に対応しているの?
対応通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ドッジコイン、ダッシュ、そしてZcashなどだ。

非常に多くの仮想通貨に対応しているため、Zcashはもちろん様々な仮想通貨を同時に保管できるぞ!

使用する時はパソコンに接続しなければならず、接続を止めるとネットにアクセスできないため、コールドウォレット状態となります。たとえ天才的なハッカーに狙われたとしても、コールドウォレットならば安心です。

このように、セキュリティレベルの高いハードウェアウォレットなのですが、購入する際には注意が必須です。中古を購入すると、悪意のあるソフトが仕込まれている可能性があるため、危険です。

ハードウェアウォレットを使用する際には、必ず新品を使用しましょう。

Zcashの将来性は?

仮想通貨といってもそれぞれで、高騰が期待されるアルトコインがある一方で、まったく認知すらされていない不人気なアルトコインもあります。

Zcashはその点、多くの投資家から注目を集めている有望な仮想通貨です。

ただでさえビットコインにはない強み、匿名性があるという特徴に加え、様々な人たちより支持されているだけに、期待度も高く、人気があります。

特に、あのJPモルガンがZcashと提携したという話は仮想通貨業界において大きな注目を集めるキッカケとなりました。

あのJPモルガンが支持している仮想通貨ならば、価値は本物だろう、そう考えてZcashに投資する人は多くいることでしょう。

このように、Zcashはただ匿名性がある仮想通貨というわけではありません。知名度が高く、様々な人たちから注目されている、将来性がある仮想通貨なのです。

JPモルガンとの関係とは?

JPモルガンといえば、かつてはビットコインは詐欺だと発言するなど、仮想通貨に対して極めて否定的な立場でした。それが一転して、Zcashを受け入れたというのですから、一体JPモルガンの意見を覆したZcashとはどんな仮想通貨なのだろうと、多くの人が興味を持ったとしても無理はありません。

ただ、JPモルガンはビットコインに対して否定的な立場でいたものの、ブロックチェーンに対しては前向きな立場だったようで、Zcashと提携するといってもその狙いはあくまで技術の方であり、Zcashという通貨にはそれほど興味がないのかもしれません。

JPモルガンは2017年にブロックチェーンの研究に多額の投資をしてきました。その結果、プライバシーに関わる問題を解決できたとのことです。

このように、JPモルガン側としては、欲しいのはあくまで技術であり、仮想通貨ではないようです。

ただどのような形であれ、Zcashという仮想通貨が世の中から注目されている事実に違いはありません。今後さらに注目度が高まることで、今まで以上の高値を更新するかもしれません。

Zcashの問題点とデメリット

Zcashは確かに匿名性が強く、プライバシーを保護するという意味では非常に有能な仮想通貨です。しかし、匿名性が強いということは、マネーロンダリングなどの犯罪行為に悪用されやすいことを意味します。

既に一部の匿名性仮想通貨は犯罪組織に利用されているなどの意見もあり、政府は匿名性仮想通貨に対する規制を実施する可能性があります。

いくら便利な仮想通貨といえど、政府に規制されてしまうと、ビジネスで活かすことができません。将来性があるといっても、法律で縛られてしまうともはや活躍の余地がなくなってしまうでしょう。

Zcashの価値

Zcashは公開された当初こそ、完全な秘匿が可能ということもあってか注目度が高く、異常なほどの高値をつけました。しかし、その後に暴落して以降、仮想通貨バブルが発生するまで価値は停滞していました。

確かにJPモルガンとの提携の話が持ち上がることで、一時期は注目され、価値も浮上しました。しかし、それは本当にZcashの実力だからなのでしょうか?たまたまビットコインの暴騰に巻き込まれてZcashも上がっただけではないのでしょうか?

それを裏付けるかのように、ビットコインが暴落すると、Zcashも価値が暴落し、低迷しています。

Zcashは匿名性が強すぎる分、犯罪に悪用されやすいというデメリットを抱えています。この問題を解決しない限り、Zcashは本来の価値を発揮できないかもしれません。

犯罪に使われるなどのリスクさえなければ、Zcashはまだまだ価値が上がる可能性を秘めた、有望なアルトコインです。

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