仮想通貨取引での入出金・送金・FX手数料を取引所別に徹底比較!

仮想通貨の取引をする際、様々な場面で手数料がかかります。

仮想通貨も大事な資産なので、取引するときの手数料はなるべく抑えたいと考える方は多いでしょう。

この記事では各取引所の様々な手数料を比較して紹介していきます。

取引所によって設定している手数料は異なるので、仮想通貨の取引所を選ぶときや取引するときの参考にしてみてください。

仮想通貨の取引で必要な手数料の種類

仮想通貨の一連の取引には、主に以下のような各種手数料がかかります。

  • 入金手数料
  • 出金手数料
  • 取引手数料
  • 送金手数料

基本的に口座を開設するときは、どこの取引所も手数料はかかりません。

ここからは国内で人気の取引所6社が設定する上記の手数料を、それぞれ紹介していきます。

今回紹介する取引所は以下の6社。

  • Coincheck(コインチェック)
  • DMMビットコイン
  • GMOコイン
  • BITPOINT(ビットポイント)
  • Zaif(ザイフ)
  • bitFlyer(ビットフライヤー)

まずは入金手数料から見ていきましょう。

人気仮想通貨取引所6社の入金手数料

各取引所が設定している、日本円の入金の手数料をまとめました。

取引所名 銀行振込 コンビニ入金 即時入金
コインチェック 振込手数料を負担 3万円未満:770円
3万円以上30万円以下:1,018円
3万円未満:770円
3万円以上50万円未満:1,018円
50万円以上:入金金額×0.11%+495円
GMOコイン 振込手数料を負担 無料
DMMビットコイン 振込手数料を負担 無料
ビットポイント 振込手数料を負担 無料
ザイフ 振込手数料を負担 3万円未満:495円
3万円以上:605円
3万円未満:495円
3万円以上:605円
ビットフライヤー 振込手数料を負担 住信SBIネット銀行利用:無料
住信SBIネット銀行以外を利用:330円/件

入金方法法は大きく分けると3通りあり、取引所によって入金方法や手数料が異なります。

入金手数料をなるべく払いたくない方にはGMOコインやDMMビットコインがおすすめです。

また1回あたりの入金手数料は高額ではありませんが、入金のたびに支払わなければならないため、なるべくまとめて入金したほうが入金手数料を節約できます。

銀行振込とクイック入金って何が違うの?
銀行振込は入金がアカウントに反映されるまで時間がかかるのに対し、クイック入金の場合は即時反映される。アカウント開設後すぐに仮想通貨を取引したい場合なんかは、クイック入金がおすすめだ。

人気仮想通貨取引所6社の出金手数料

各取引所が設定している出金手数料をまとめました。

取引所名 出金手数料
コインチェック 一律407円
GMOコイン 無料
DMMビットコイン 無料
ビットポイント 振込手数料実費分を負担
ザイフ 3万円未満:385円
3万円以上:770円
ビットフライヤー 【三井住友銀行を利用の場合】
3万円未満:220円
3万円以上:440円
【三井住友銀行以外を利用】
3万円未満:550円
3万円以上:770円

コインチェックで出金する場合、出金の上限額は1回あたり5,000万円です。

入金手数料と同様、高い金額ではありませんが、出金手数料を抑えたいならまとめて出金することをおすすめします。

人気仮想通貨取引所6社の取引手数料

各取引所が設定している販売所と取引所の取引手数料をまとめました。

取引所名 販売所 取引所
コインチェック 無料 無料
GMOコイン 無料 Maker:-0.01%
Taker:0.05%
DMMビットコイン 無料
ビットポイント 無料 無料
ザイフ 無料 0%~
ビットフライヤー 無料 Lightning 現物(XRP/JPY):約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: 各アルトコインで異なります)
Lightning 現物(ETH/JPY):約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: 各アルトコインで異なります)
Lightning 現物(XLM/JPY):約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: 各アルトコインで異なります)
Lightning 現物(MONA/JPY):約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: 各アルトコインで異なります)
Lightning 現物(ETH/BTC):約定数量 × 0.2%(単位: 各アルトコインで異なります)
Lightning 現物(BCH/BTC):約定数量 × 0.2%(単位: 各アルトコインで異なります)

ほとんどの取引所は取引手数料を無料に設定していますが、実質の手数料であるスプレッドが取引価格に含まれています。

購入価格と売却価格には差額があるため、何度も取引を繰り返すと、その差額で損をする可能性もあります。

一般的には販売所よりも取引所の方がスプレッドが狭いといわれているので、取引手数料を抑えたい方は取引所での取引がおすすめです。

GMOコインでは取引所でメイカーとして注文を出すと手数料を受け取れるので、気になる方はGMOコインで取引してみてください。

メイカーとは取引所で取引されている注文を板に出した人を指します。

人気仮想通貨取引所6社のレバレッジ取引の手数料

各取引所が設定しているレバレッジ取引の手数料をまとめました。

取引所名 新規約定 スワップ等
コインチェック
GMOコイン 無料 0.04%/日
DMMビットコイン 無料 0.04%/日
ビットポイント 無料 無料
ザイフ 無料 0.039%/日
ビットフライヤー 無料 0.04%/日

レバレッジ取引は信用取引やFX取引とも呼ばれ、少ない資金で大きな金額の取引ができます。

国内の取引所のレバレッジ率は最大2倍と定められているため、海外の取引所や以前ほど大きなレバレッジはかけられませんが、自己資金の2倍の金額の取引が可能です。

多くの取引所はレバレッジ手数料を無料に設定していますが、スワップ等には手数料がかかります。

また2021年10月現在、コインチェックではレバレッジ取引のサービスを提供していません。

スワップ…?って、何?
簡単に言えば「金利」のことだ。レバレッジ取引では、元手を除いたレバレッジ分の資金は取引所から借りている状態だ。日をまたぐごとに約0.04%の金利がかかるぞ。

0.04%と聞くと「微々たる金額だな」と感じるかもしれませんが、レバレッジ取引では、数十万、数百万の取引を行うのが一般的です。
100万円なら1日400円、1ヶ月(30日間)では12,000円のスワップポイントが発生します。

このようにレバレッジ取引は日をまたぐごとに金利(スワップポイント)が発生するため、短期勝負が適しているといわれます。

人気仮想通貨取引所6社の送金手数料

各取引所が設定している送金手数料をまとめました。

取引所名 送金手数料
コインチェック ビットコイン:0.001 BTC
イーサリアム:0.01 ETH
イーサリアムクラシック:0.01 ETC
リスク:0.1 LSK
ファクトム:0.1 FCT
リップル:0.15 XRP
ネム:0.5 XEM
ライトコイン:0.001 LTC
ビットコインキャッシュ:0.001 BCH
モナコイン:0.001 MONA
ステラルーメン:0.01XLM
クアンタム:0.01QTUM
ベーシックアテンショントークン:21.0 BAT
アイオーエスティー:1.0 IOST
エンジンコイン:14.0 ENJ
オーエムジー:2.2 OMG
GMOコイン 無料
DMMビットコイン ビットコイン:0.0008BTC以上
イーサリアム:0.001ETH以上
ビットポイント 無料
ザイフ ビットコイン:0.0001 〜 0.01 BTC
シンボル:2 〜 20 XYM
ネム:2 〜 20 XEM
モナコイン:0.001 〜 0.1 MONA
カウンターパーティトークン:0.001 〜 0.1 BTC
ビットコインキャッシュ:0.001 〜 0.01 BCH
イーサリアム:0.01 〜 0.05 ETH
コムサ(ネム):5 〜 25 XEM
コムサ(イーサリアム):0.01 〜 0.05 ETH
ERC20トークン:0.01 〜 0.05 ETH
ビットフライヤー ビットコイン:0.0004BTC
イーサリアム:0.005 ETH
イーサリアム・クラシック: 0.005 ETC
ライトコイン:0.001 LTC
ビットコインキャッシュ:0.0002 BCH
モナコイン:無料
リスク:0.1 LSK
リップル:無料
ベーシックアテンショントークン:5 BAT
ステラルーメン:無料
ネム:3 XEM
テゾス:0.1 XTZ
ポルカドット:0.1 DOT

入出金の手数料とは異なり、送金の手数料は各仮想通貨の単位で設定されています。

そのため仮想通貨の送金手数料は、チャートの動きとともに変動します。

DMMビットコインのBTC送金手数料は「0.0008BTC以上」となっています。「以上」と表示されているところは、送金手数料を自分で決められるということですか?
そうだ。送金手数料は、取引の承認作業を行うマイナー(採掘者)に対して支払われる。手数料を高く設定することで、自分の取引を優先的に処理してもらうことができるんだ。

仮想通貨の代表的な特徴には送金が早くて手数料が格安な点があります。

送金メインで仮想通貨の取引をする方は、送金手数料を抑えられる取引所を選びましょう。

手数料をあなどるなかれ!数百円でも積もり積もれば大金に

以上、仮想通貨取引を行う際にかかる手数料について見てきました。現物手数料以外にもいくつかの手数料がかかることが分かりましたね。

手数料は無料〜数百円で設定されていることが多く、「手数料くらいたいしたことない」と思いがちです。

しかし、入出金する金額をまとめたり、手数料アップのボーダーラインとなる金額を把握したりしておくことで、少しでも安く抑えることができます。

特にFX取引では長期になるほど手数料がかさみます。

コインの時価やトレンドを追うだけではなく、手数料を抑えるコツも踏まえた上で仮想通貨取引を行いましょう。

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