- Twitchに仮想通貨の投げ銭機能が実装
- 対象はビットコインなど4種類
- コインベースのシステムを利用
Twitchの配信者は仮想通貨投資をしやすくなる
ライブ配信プラットフォーム「Twitch※」のアプリ「Streamlabs」に、仮想通貨の投げ銭機能が搭載されました。
Amazonが提供するライブストリーミング配信プラットフォーム。ゲーム配信に特化しており、1日に1500万人ほどのユーザーが利用しています。
すでに今回の機能は実装されており、視聴者は配信者へ仮想通貨を寄付することができます。
サービスにはコインベースのシステムが使用されており、配信者はコインベースのアカウントが必要。
利用可能な通貨は次のとおりです。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
投げ銭機能に手数料は不要。ただしコインベースで仮想通貨を注文するさいの手数料は必要です。
コインベースは2018年6月4日、三菱UFJと連携し日本に進出すると発表したばかり。
セキュリティ対策や手数料の低さを売りに、日本の顧客獲得を目指します。コインベースは年内にも金融庁へ仮想通貨交換業の登録を申請する予定。
コインベースへの登録は、金融庁の認可を正式に受けた後に行うようにしましょう。
仮想通貨を投げ銭できるサービスは少ない
動画配信やライブ配信で収入を得るのは、広がりをみせるビジネスモデルです。
収益源は再生数や視聴者数を伸ばすことによる広告収入が主流。しかし視聴者からの寄付や投げ銭機能を重視するサービスもあります。
ギフトにはポイントがついており、1ポイント=1円で換金できます。
Twitchも以前から投げ銭機能を搭載しており、「bits(ビッツ)」と呼ばれるサービス内通貨を配信者へ送金可能。
投げ銭の対象 | |
---|---|
SHOWROOM | ・ギフト |
Twitch | ・bits |
YouTube Live | ・100円~5万円 |
ツイキャス | ・アイテム ・モナコイン |
ただし今回のStreamlabsのサービスで特徴的なのが、投げ銭できる仮想通貨の多さ。
ビットコインをはじめ、主要な通貨4種類を投げ銭できます。
サービス内でしか利用できない専用通貨と比べ、仮想通貨はサービス外でも利用可能。配信者は投げ銭により受け取った仮想通貨を利用して、自分の資産を増やすこともできます。
Twitchの知名度は、日本ではそれほど高くありませんが、コインベースの日本進出とあわせ、今後利用者の増加が起こる可能性は十分にあります。
そのため投げ銭の対象となる仮想通貨の価格変動にも注目すべきでしょう。
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