TREZOR(トレザー)を公式サイトで購入する方法
- TREZORは公式サイトで購入
- 手順は日本のネットショッピングと同じ
- 住所入力だけ日本と異なる
TREZOR(トレザー)はネムやモナコインにも対応したハードウェアウォレットです。
秘密鍵をデバイスで保管するため、ハッキングに強いのが特徴。パソコンとUSB接続するだけで簡単に使えます。
価格は1万5千円と高価ですが、仮想通貨取引所のハッキング被害が相次いでいるため、こういったハードウェアウォレットの導入は欠かせません。
TREZORは海外の公式サイトで買うことができます。
海外サイトといっても、購入方法は簡単。この記事ではTREZORの買い方を詳しく説明します。
TREZOR(トレザー)の購入方法
TREZORは公式サイトやAmazonで購入可能です。
ただしAmazonで販売しているハードウェアウォレットには、マルウェアやウイルスが仕込まれている場合も。仮想通貨を盗まれる危険があるため、利用は避けたほうがいいです。
TREZORの購入は公式サイトがおすすめ。
買い方も次の手順ですすめるだけなので簡単です。
- 商品と数量を選択
- 購入者情報の入力
- 支払い方法の選択
まずは公式サイトに移動しましょう。
「Get your TREZOR」を選択し、商品選択画面へ進みます。
次にカラーを黒・白から選びましょう。
「TREZOR ONE」の価格は1個89ユーロ(約1万5千円)です。
まとめて購入する場合は「Save €22.00 with Multipack」を選択すれば、合計3個のTREZOR(黒2個、白1個)をお得に購入することが可能です。
「TREZOR Model T」という新型のトレザーも購入できます。
価格は139ユーロ(約2万円)。復元用のリカバリーシードが24ケタ→12ケタになっていたり、ボタン操作からタッチパネル操作に変更されたりしています。
ただし基本的な性能は同じなので、値段が気になる場合は「TREZOR ONE」でも充分です。
商品を選択し、右上のカートマークを押せば、上記の画面に移動します。
1回の注文で10個まで購入可能。
送料は何個購入しても、一律26ユーロです。
合計金額を確認したら、「Proceed to checkout」を押しましょう。
USBケーブルなどを追加で注文できます。必要であればカートに入れてくださいね。
配送方法の選択画面が表示されますが、日本ではDHL shippingしか選択できません。
次に氏名や住所を英語で記入しましょう。
記入方法は日本と少し異なります。
電話番号は先頭の0を消し、代わりに「+81-」を入力します。
「Address line 1」には、市より後ろの住所を入力しましょう。マンションやアパートの場合は「Address line 1」に部屋番号と物件名、「Address line 2」に市以下の住所を入力します。部屋番号の前には#が必要です。
またZip codeは郵便番号のこと。これは日本と同じように書けば大丈夫です。
山田ハイツ301号室 電話番号が090-1234-5678の場合。
Phone:+81-90-1234-5678
Address line1:#301 Yamada Heights
Address line 2:1-4-15 Aoike-cho Atsuta-ku
City:nagoya-shi
State/Province:aichi
Zip code:456-0075
と入力します。
マンション・アパートでない場合は、Address line1に1-4-15 Aoike-cho Atsuta-ku と入力しましょう。
国名と郵便番号さえ間違っていなければ、商品は一旦近くの配達会社に配送されます。住所は日本人が確認するので、住所がよほど間違っていない限り商品は配達されるでしょう。
支払い方法を選択します。「クレジットカード」か「bitcoin(ビットコイン)」での支払いが可能。
その後決済情報(カード番号)などを入力したら、注文完了です。
TREZORはビットコインやイーサリアム以外のコインも対応
TREZORを購入する前に、自分が管理したい仮想通貨が対応しているか確認しておきましょう。
TREZORの対応通貨は次のとおり。
- ビットコイン(BTC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- DASH
- Zcash(ZEC)
- ビットコインゴールド(BTG)
またTREZORはソフトをダウンロードしたパソコンとUSB接続して使用するので、仮想通貨に合わせてウォレットなどを入れておきましょう。
ビットコインやライトコインは「TREZOR Bridge」、または「TREZOR Chrome Extension」というソフトで管理できます。
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ERC20トークン
- Expanse(EXP)
- UBIQ
イーサリアムやERC20トークンを管理するには、「MyEtherWallet」との連携が必要です。
MyEtherWalletについては「マイイーサウォレットとは?イーサリアム公式ウォレットの使い方」で解説しています。
- NEM(ネム)
- モナコイン(MONA)
- Namecoin
- Dogecoin
NEMについては「NanoWallet」。モナコインは「ELECTRUM-MONA」というウォレットと連携させ、管理します
TREZORの対応通貨はこちらでも確認可能です。
またTREZORで管理できるコインの種類はファームウェアの更新によって増えていきます。
アップデートはトレザーのMyページから行えるので、随時確認しておきましょう。
TREZORが対応していない仮想通貨は、「Ledger Nano S」を使えば、管理できる場合もあります。Ledger Nano Sの購入方法は、「Ledger Nano Sの購入は正規代理店か公式サイトを使おう」を参照してください。
TREZORを購入して仮想通貨のセキュリティを高めよう
TREZORを公式サイトで購入する方法について説明しました。
海外のサイトですが、住所入力以外は日本のネットショッピングと同じ。多少の手間はかかっても、中古品や偽物を買ってしまう危険がありません。
詐欺に遭えば仮想通貨をすべて失う可能性もあるので、必ず公式サイトから購入してください。
安全を重視する人は、ハードウェアウォレットを2個以上買うのがおすすめ。リカバリーシードの紛失や、デバイスの盗難リスクを抑えられます。
またTREZORとは対応通貨の異なるLedger Nano Sを利用すれば、多くの仮想通貨をハッキングの危険なしに管理できますよ。