- SBIが韓国のコインワン・トランスファーとライセンス契約
- 台湾のアウルティングへの出資も発表している
- SBIはリップルと提携し、国際的な取り組みを行っている
SBIホールディングスは勢力的に仮想通貨事業の展開を行っている
2018年5月9日、SBIホールディングス傘下のSBIリップルアジアが、韓国のコインワン・トランスファーとライセンス契約を締結しました。
韓国の仮想通貨取引所を運営するコインワンの子会社である、コインワン・トランスファー。ブロックチェーンを利用した送金サービスを展開しており、今回SBIがライセンス契約を結んだのは国際送金システム「xCurrent」です。
SBIはリップルとも提携しており、リップルを主としたブロックチェーンの活用し、ソリューションの提供・拡大を目指しています。
今回ライセンス契約を結んだ「xCurrent」も、リップルのブロックチェーンを利用した送金システム。
コインワン・トランスファーは今年6月に少額の海外送金サービス「Cross」を正式リリースする予定で、これらのシステムを結合すればリアルタイム送金が可能になるとのことです。
SBIホールディングスの子会社であるSBIクリプトインベースメントも5月9日に、台湾のベンチャー企業であるアウルティングへ出資することを発表。
こちらもブロックチェーンを活用したサービスの開発を行っています。
リップルを使った送金サービスは各国の銀行や企業が注目している
今年4月にはスペインのサンタンデール銀行が、ブロックチェーンを活用した国際送金サービス「ワン・ペイFX」の提供を開始しました。
また韓国のウリィ銀行もリップルを利用した取引の試験運用を行っており、商用化を目指しています。
日本では「内外為替一元化コンソーシアム」が3月に「Money Tap(マネータップ)」の提供を予定していることを発表。これもリップルの技術を用いた送金サービスです。
多くの企業がブロックチェーン技術を利用した国際送金システムの開発を目指しており、今後の動向に期待が集まります。
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