ロシアが100万円以上の仮想通貨取引に対する規制を導入予定!
- ロシアが60万ルーブル(約100万円)を超える仮想通貨取引に規制を導入
- 3月20日に発表した「デジタル金融資産」に関する法案に含まれる
- 仮想通貨を全面禁止にするのではなく、規制はあくまでも犯罪防止のため
ロシアが仮想通貨への規制を強化!法案は7月に制度化予定
ロシアで仮想通貨に対する規制強化が進んでいます。
4月13日、60万ルーブル(約100万円)以上の仮想通貨取引に対し、規制が導入される予定だと、ロシアのforklogが報じました。
ロシアは「デジタル金融資産」に関する法案を作成しており、今回の規制もその法案に含まれるとのことです。
「デジタル金融資産」に関する法案は3月20日に国家院(ロシア連邦議会の下院)に提出され、7月にも制度化の予定。
法案は「仮想通貨」や「ICO」に関する規制が多数含まれています。たとえば「ICOにおいても本人確認を義務付ける」、「公認の取引所でのみ仮想通貨取引を可能にする」といった規制です。
ロシアは仮想通貨の規制強化だけでなく、仮想通貨の推進もしている!
規制強化といっても、ブロックチェーンや仮想通貨を全面的に禁止しているわけではありません。
ロシアは仮想通貨に対し受容的で、政府独自の仮想通貨である「クリプトルーブル(Cryptoruble)」の発行も予定しています。時期は未定ですが、クリプトルーブルが合法的な決済手段として導入される可能性もあるのです。
ロシアでは、マネーロンダリングやテロ資金対策として仮想通貨の規制を進めると同時に、仮想通貨を有効利用するための法整備も進めています。
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