ビットコインキャッシュの将来性は?今後の価格と動向
ビットコインは時価総額が高く、流通量の多い仮想通貨です。
アルトコインのように順位変動の激しさはなく、時価総額ランキング1位の座をキープ。また、ビットコインとイーサリアムを比較すると時価総額は倍以上の開きがあります。
そこで気になるのが「ビットコインは今後も時価総額ランキング1位を継続できるかどうか」という点です。果たして別の仮想通貨が将来的に時価総額ランキング1位の座を獲得する可能性はあるのでしょうか。
そんなビットコインに代わって時価総額ランキング1位になれる可能性が高い仮想通貨がビットコインキャッシュです。
当記事では、ビットコインキャッシュの特徴をはじめ将来性などをお伝えします。
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ビットコインキャッシュの将来性は期待されている?
イーサリアムやライトコイン同様に、ビットコインキャッシュは流通量が多くて時価総額も高い仮想通貨です。
また、ビットコインキャッシュは信頼性の高い仮想通貨としてホワイトリスト入りしていることから、将来性に対する期待値が高く評価されています。
ビットコインキャッシュの他にも、信頼性が高く将来性のある仮想通貨はあります。
詳しくは「仮想通貨将来性ランキング2021年版」で紹介していますので、ビットコインキャッシュの将来性と合わせて比較してみると、仮想通貨の情勢が把握しやすくなります。
ビットコインキャッシュの開発では飛躍的な向上が期待されている!
ビットコインキャッシュの開発チームは正式なビットコインとするための開発を進めています。
さらにブロックサイズの上限をさらに引き上げたり、同時にブロックサイズの最適な制限を模索したりするとのこと。さらにアルゴリズムの難易度調整の改良予定もあるそうです。
開発に対するモチベーションは高く、将来的にビットコインキャッシュの性能が飛躍的に向上することによって、ビットコインに代わる基軸通貨となる可能性もあるでしょう。
ビットコインキャッシュはビットコインと似た特徴がある?
仮想通貨のビットコインキャッシュは、2017年8月1日にビットコインからハードフォークしました。
ハードフォーク前、仮想通貨のビットコインはスケーラビリティ問題に直面。この問題解決のためにハードフォークが行われ、ビットコインキャッシュがビットコインから分裂した経緯があります。
ビットコインキャッシュの通貨単位はBCHです。ビットコインからハードフォークした仮想通貨なこともあり、ビットコインと似た特徴がいくつかあります。
発行上限は2,100万枚、アルゴリズムはPoWとなり、ビットコインと同じです。しかし、ビットコインキャッシュがビットコインと異なる主な特徴は以下のようになります。
- ブロックサイズが8MBとビットコインの8倍
- リプレイアタックへの耐性
- マイニング難易度の自動調整
ビットコインキャッシュの基本的性能は、ビットコインよりも優れています。ハードフォークをきっかけに今後さらに機能性を高める予定もあり、ビットコインキャッシュは将来的にますますバージョンアップされる可能性が高いでしょう。
仮想通貨の特徴が同じであれば、より優秀な仮想通貨を選びたいのが一般的な考えです。そこで、機能性に優れたビットコインキャッシュが将来的にビットコインに代わって、基軸通貨として扱われるかもしれません。
ビットコインキャッシュの問題点とは?
ビットコインキャッシュが正式なビットコインとして扱われるためには、ビットコインキャッシュがアルトコインの基軸通貨として認められる必要があるでしょう。
全仮想通貨の中でビットコインの時価総額がもっとも高くて信頼されているのは「ビットコインが仮想通貨の基軸通貨として機能すること」が理由です。
ビットコインはすでに基軸通貨の扱いを受けていますが、ビットコインキャッシュは決してその領域に達していません。
いくらビットコインキャッシュが優れた仮想通貨であっても、基軸通貨の扱いを受けられなければビットコインを追い抜くことは難しいです。
また、ビットコインキャッシュは競合が多いです。ビットコインキャッシュがハードフォークした当時、ビットコインから分裂した仮想通貨はビットコインキャッシュのみでしたが、現在は状況が異なります。
ビットコインからハードフォークする仮想通貨が増えている状況の中、ビットコインキャッシュだけが特別視される理由がないのです。
ビットコインキャッシュの問題点の対策について
ビットコインキャッシュに複数の問題点があることが分かりましたが、その問題の対策はあるのでしょうか。
まず、ビットコインキャッシュを有力視する取引所の中には、ビットコインキャッシュを基軸通貨に据える取引所も存在。例を挙げるとイギリスに拠点を構える取引所の「CoinEX」がビットコインキャッシュを基軸通貨にしている取引所として知られています。
その他にも「OKEx」「KuCoin」といった取引所もビットコインキャッシュを基軸通貨に採用していますし、アメリカの「BitPay」と呼ばれるウォレットではビットコインキャッシュによる決済が可能です。
なお、2018年1月にアメリカ最大の取引所「Coinbase」よりビットコインキャッシュが上場しています。
現状、ビットコインキャッシュは基軸通貨と呼べるほど流通量は高くありません。しかし、今後多くの仮想通貨取引所がビットコインキャッシュを取り扱うことによって、流通量が増えればビットコインに代わる基軸通貨として扱われる可能性は高まります。
とはいえ、ビットコインキャッシュの普及度が高くなっても、他の競合仮想通貨に劣っては意味がないでしょう。
ビットコインキャッシュだけでなく、ビットコインからハードフォークしたビットコインゴールドとビットコインダイヤモンドの成長率は特に高いからです。
これらの競合仮想通貨に対するビットコインキャッシュの対抗策はハードフォークやバージョンアップをすることです。
ビットコインキャッシュは今後、ハードフォークの実行予定があります。ハードフォークを機に改良を重ねて、優れた仮想通貨に進化できるでしょう。
ビットコインキャッシュの今後の予定は?
ビットコインキャッシュは、2018年5月にハードフォークが完了してブロックサイズは32MBに増えています。
さらに、スマートコントラクトを導入し、ハードフォークによってこれまでにない機能が新たに付与されました。
ビットコインキャッシュの取引量が増加しても、ブロックサイズが32MBへ増えたことによってビットコインキャッシュの送金が詰まることなく快適にできるでしょう。
要するに決済スピードが速くなることで、通貨の機能性が今まで以上に増したということです。
ビットコインキャッシュはビットコインよりもブロックサイズの大きな仮想通貨です。しかし、最近は人気が高まったことから取引量も増えて、送金詰まりのトラブルが発生していました。
そこで、ブロックサイズが変更されたことを機に送金詰まりの問題は改善。今後、ビットコインキャッシュの取引量が増えても、再びハードフォークを行ってブロックサイズを高めればトラブル解決は可能となるはずです。
次回のビットコインキャッシュのハードフォークは日本時間の2021年5月15日に予定されています。
このハードフォークによって、ますますビットコインキャッシュの利便性や価値が上がることが期待できそうです。
さらにビットコインキャッシュはアフリカ市場で活発に取引される可能性が高く、実現すれば、アフリカでのビットコインキャッシュの存在感は高まるでしょう。
ビットコインキャッシュは将来価値が上がる?
いくつかの課題を抱えるビットコインキャッシュですが、現状の勢いは凄まじいです。
将来的に課題を克服し、正式なビットコインとして認知される日が来る可能性は高いでしょう。
ビットコインキャッシュがビットコインに取って代わって新しい基軸通貨として認められた場合、価格は150万円近くまで上がるかもしれません。
ビットコインキャッシュが150万円まで上がる根拠とは?
ビットコインキャッシュがビットコインに取って代わり、新しい基軸通貨として認められた場合の価格が150万円近くまで上がる根拠について解説します。
ビットコインキャッシュはビットコインと似たような特徴を持っていて、それぞれの発行上限枚数が同じです。
ビットコインキャッシュがビットコインに取って代わり、ビットコインと同等の時価総額に達したとき、ビットコインキャッシュはビットコインと似たような値動きをすると予想できるでしょう。
2017年12月にビットコインは当時の過去最高額である220万円を超える金額を記録しました。
その後は下落や低迷が続きましたが、2020年の秋から冬にかけて価格は上昇を続け、2021年4月には高値が700万円を超えています。
俯瞰してみると、3年あまりで約3.1倍の価格上昇があったのです。
そしてビットコインキャッシュは、2017年12月にこれまでの最高価格である約47万円を記録しています。
もしビットコインキャッシュがビットコインに取って代わった場合、同等の価格形成が可能であれば、ビットコインキャッシュもビットコインのようにこれまでの過去最高額の約3.1倍である150万円近くになる可能性は十分にあるのです。
今回のハードフォークを経て、将来的に世界中の取引所がビットコインキャッシュを取り扱って流通量が増えれば、150万円を越える日も来るでしょう。
ビットコインキャッシュの価格高騰の要因とは?
ビットコインが価格高騰するようなイベントが発生することで、ビットコインキャッシュも価格高騰する可能性が高いです。
確かにビットコインキャッシュはビットコインの後釜を狙える仮想通貨ですが、ビットコインの価値が下がれば価格上昇する仮想通貨というわけではありません。
ビットコインの価格が下落することで、ビットコインキャッシュまでも価値が低下する傾向もあります。
特にビットコインキャッシュとビットコインは特徴が似ている仮想通貨なため、ビットコインの価格上昇に伴い、ビットコインキャッシュの価格も上昇、ビットコインが下がればビットコインキャッシュも下がるという傾向も見られるのです。
たとえば海外からの観光客が日本に訪れる時期は仮想通貨の価値が上がりやすいタイミングです。銀行を介して外貨獲得するよりも、仮想通貨を使って両替をするのが手軽でコストもかからないからです。
今後、世界が注目するイベントが開催するときに、ビットコインキャッシュの価値は上がると思って良いでしょう。
他にもビットコインキャッシュのハードフォークといったビットコインキャッシュにポジティブな話題があれば価格上昇となる可能性が高いでしょう。
ビットコインキャッシュを購入できるおすすめの取引所とは?
ビットコインキャッシュを購入できるおすすめの取引所は以下を参考にしてください。
- Coincheck(コインチェック)
- GMOコイン
- DMMビットコイン
- bitbank(ビットバンク)
ダウンロード数No.1のCoincheck(コインチェック)
初心者の方が使いやすい仮想通貨取引所として知られる「Coincheck(コインチェック)」は、金融機関大手のマネックスが親会社です。
ビットコインやイーサリアム、リップルやネムをはじめとする、時価評価額上位に入る仮想通貨を中心に取り扱っています。
Coincheck(コインチェック)のスマホアプリは仮想通貨アプリダウンロード数No.1になっていて、取り扱い通貨数は国内でも最も多いです。
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初心者に使いやすいGMOコイン
GMOインターネットの関連会社の「GMOコイン」は、FXをはじめとする仮想通貨以外の分野でも知名度が高いです。
一つのアプリを利用して、販売所・取引所・暗号資産FXへのアクセスが可能。日本円の入出金および仮想通貨の預入や送付をはじめ、口座情報の確認や更新の全てがアプリにて完結します。
また、GMOコインのサポートでは仮想通貨の疑問点や不明点などにチャット形式で回答してくれます。仮想通貨初心者の方でも、安心して利用できるのではないでしょうか。
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初心者でも安心できるDMMビットコイン
金融庁の認可を受けた仮想通貨取引所の「DMMビットコイン」は、初心者の方でも安心して利用しやすいでしょう。
パソコンだけでなく、取引ツール用のアプリをインストールすればスマホからの取引も可能なほか、22種類もの仮想通貨を取り扱っています。
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仮想通貨取引量国内No.1のbitbank(ビットバンク)
2014年5月に設立された仮想通貨交換業者の「bitbank(ビットバンク)」は、全仮想通貨取引所の中で取引量国内No.1です。
オフラインのコールドウォレット採用、マルチシグでハッキング対策という万全のセキュリティは第三者機関からに高い評価を得ています。
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さまざまな手数料が無料のbitFlyer(ビットフライヤー)
「bitFlyer(ビットフライヤー)」は国内最大級の仮想通貨取引所です。
アカウント作成手数料をはじめ、以下のようなさまざまな手数料が無料になります。
- アカウント作成手数料
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- 販売所全通貨売買手数料
- ビットコイン FX 取引手数料
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ビットコインやリップル、モナコインやイーサリアムなどの19種類の仮想通貨を少額から売買可能です。
さらに土日祝日関係なく、スマホアプリやパソコンから都合の良いタイミングで簡単に利用できます。
ビットコインキャッシュの今後は時間をかけて見る必要がある
ビットコインから分裂後、ビットコインキャッシュはイーサリアムやリップルと比肩するほど時価総額の高い仮想通貨に成長しました。
短期間で急成長した仮想通貨はビットコインキャッシュぐらいのもので、注目度だけでなく今後の値上がりの期待も高いです。
ただし、仮想通貨の基軸通貨となったビットコインの牙城を崩すのは難しいかもしれません。
ビットコインキャッシュが将来性を期待できる仮想通貨であっても、すぐにビットコインを上回る基軸通貨になるのは難しいです。
これから先、ビットコインキャッシュの価格が上昇して、正式なビットコインになるには時間がかかる可能性があります。ビットコインキャッシュの値上がりを期待しつつ、様子を見ながら一定期間待った方が良いでしょう。
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