ビットフライヤー（bitFlyer）の口座開設方法を詳しく解説

この記事では、ビットフライヤーで口座開設する手順を画像付きで詳しく解説。

アカウント作成料金や口座開設にかかる時間・日数、口座開設から仮想通貨購入までにかかった期間も紹介します。

国内初の仮想通貨取引所として有名な「ビットフライヤー（bitFlyer）」。テレビCMなどでその名前を聞いたことがある方も多いでしょう。

ビットフライヤーは、仮想通貨の1つである「ビットコイン」の取引量が国内1位の取引所^※です。
^{※ Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高（差金決済/先物取引を含む）}

「仮想通貨を買ってみたいけど、まだ口座開設していない」という方は、この記事を読んでぜひ口座開設してみてくださいね。

ビットフライヤーのアプリで口座開設とアカウントを作成する方法は？未成年は口座開設できる？

ビットフライヤーのアカウントクラスは、「ウォレットクラス」と「トレードクラス」の2種類。どちらのクラスも、まずはアカウントを作成する必要があります。

アカウント作成方法は次の2つです。

• Webサイトから作成する
• アプリで作成する

Webサイトからアカウントを作成する場合、メールアドレスのみでしかアカウント作成ができません。

アプリでアカウントを作成する場合は、ビットフライヤーのアプリ「bitFlyerウォレット」をダウンロードします。

今回紹介するのは、アプリをダウンロードしてアカウント作成する方法です。画像とともに詳しく見ていきましょう。

ビットフライヤーのアプリでアカウントを作成する手順

「App Store」または「Google Play」から、「bitFlyerウォレット」をスマートフォンにダウンロードしてください。

ビットフライヤーの公式サイトから、ダウンロードページに飛ぶことも可能です。

メールアドレスを入力し、項目をチェックした後「アカウント作成」を選択してください。

入力したメールアドレス宛に、ビットフライヤーからメールが届きます。メール内に記載されているURLをクリックしてください。

次のような画面が出れば、アカウント登録は完了です。

ここまでにかかった時間は、およそ3分。

簡単にビットフライヤーのアカウント登録が完了します。

ビットフライヤーのアカウントクラスは2種類ある

ビットフライヤーで仮想通貨の取引を始めるには、まずアカウントを作る必要があります。

アカウント作成の料金は無料。

ビットフライヤーのアカウントクラスは、次の2種類です。

• ウォレットクラス
• トレードクラス

それぞれの違いは次の通りです。

ビットフライヤー（bitFlyer）アカウントクラスの違いをまとめてみました。

	ウォレットクラス	トレードクラス
仮想通貨売買の最大金額	売買不可	制限なし
仮想通貨送付・決済の最大金額	7日間で10万円	制限なし
bitFlyer lightning※	Futures	現物 FX Futures

※ビットフライヤーが提供する、ビットコインの現物・FX・先物取引、アルトコインの現物取引に対応した取引所

ここで注目すべきなのは「仮想通貨の売買ができるかどうか」という点です。

どちらのアカウントクラスでも、仮想通貨の保持はできます。

しかし売買がしたいなら、「ウォレットクラス」から「トレードクラス」にアップグレードしないといけません。

「アカウント作成はすでに完了している」という人は、「ビットフライヤーで「トレードクラス」にアップグレードする方法」の章でアップグレード方法を確認してください。

ウォレットクラスからトレードクラスにアップグレードする方法とは？

アカウントの作成が完了したら、「ウォレットクラス」から「トレードクラス」へアップグレードしましょう。

アップグレードの手順は次のとおり。

本人情報を登録する際に入力する情報は以下の通りです。

• 氏名
• 性別
• 生年月日
• 国籍
• 住所
• 電話番号

すべての入力が終わったら「登録する」を選択して、次へ進んでください。

本人確認資料の提出は、データのみ受け付けています。次のいずれかを選択し、必要書類を用意してください。

• 運転免許証
• パスポート（日本が発行した旅券）
• マイナンバーカード
• 在留カード
• 登記事項証明書（※1）

※1：法人の場合のみ選択可能

本人確認資料によっては、裏面の提出が必要となる場合もあります。資料全面が鮮明に写るよう撮影しましょう。

アップロードができたら「保存」を選択して、次に進みます。

取引時選択事項から該当するものを選択し、「保存」を押してください。

書留郵便が届くまでの日数は、本人情報登録後から3営業日後が目安。筆者の場合、登録から仮想通貨購入までの期間は、わずか4日でした。

パソコンからビットフライヤーで口座開設とアカウントを作成する方法は？

アプリから口座開設する方法を解説しましたが、ここではパソコンからビットフライヤーの口座開設、アカウントを作成する方法を紹介していきます。

パソコンから公式サイトにアクセスした後、メールアドレスを入力してください。その後、入力したメールアドレス宛に確認メールが送られてきます。

メールの中身には、リンクが貼り付けられているのでクリックしてください。パスワードを入力した後は、「同意事項」を確認した上でチェックボックスにチェックを入れます。

セキュリティの観点から、二段階認証の設定を行う必要があります。

二段階認証を行う際には、確認コードを受け取るため「アプリ」かスマホの「SMS（ショートメッセージサービス）」のどちらか好みの方を選びましょう。

SMSで確認コードを受け取る方法を選んだ方は、確認コードを受信する携帯電話の番号を入力する必要があります。

アプリかSMSのどちらかを選んだ後、確認コードが送られてくるので認証を行いましょう。

認証確認が完了した後は、本人情報を入力していきます。画面の指示に従って、必要事項を入力して登録しましょう。

本人情報の入力が完了した後は、本人確認資料を提出する必要があります。事前に用意しておきましょう。

ビットフライヤーで提出が求められる本人確認書類の提出方法は、2種類あります。「クイック本人確認」と「対面での本人確認」です。

クイック本人確認では、スマホで書類と顔写真を撮影し、オンライン上で手続きすれば完了します。

対面での本人確認は、ビットフライヤーから必要なレターが送られてくるので、内容を確認した上で必要な本人確認書類を提出しましょう。

入出金などの取引を行うために必要な銀行口座の登録を行います。銀行口座を登録して日本円を入金すれば、暗号資産の取引が行えるようになるでしょう。

全ての登録が完了した後、数日してから登録住所にハガキが郵送されてきます。正しくハガキが郵送されることで、本人確認は終了です。

パソコンからビットフライヤーの口座登録、アカウント作成を行う方法は以上となります。

ビットフライヤーはどのような仮想通貨取引所？

ビットフライヤーとは、「株式会社bitFlyer」が運営している「仮想通貨取引所サービス」のことです。

仮想通貨取引所サービスの中でも、日本国内で高い人気を誇っており、メガバンクなどから出資も受けています。

ネット被害などの事例もないため、信頼性が高く仮想通貨の取引が初めてという方でも利用しやすいでしょう。

ビットフライヤーで口座開設をするメリットは何がある？

日本国内の仮想通貨取引所の中で、人気が高いビットフライヤーは具体的に、どのようなメリットがあるのでしょう。

ビットフライヤーの主なメリットは以下の通りです。

• 初心者も取引しやすい
• 安心のセキュリティ環境
• 大手企業やメガバンクが出資している
• 海外にも進出している
• ビットコインが獲得できるサービスがある

詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。

ビットフライヤーは初心者も取引しやすい

たくさんの方が気軽に利用できるよう、ビットフライヤーの取引画面はシンプルな構造となっています。そのため、初めて仮想通貨の取引を行うという初心者の方でも利用しやすいのが特徴です。

ビットコインをはじめ、数多くの仮想通貨を取り扱っているので、自由度の高い取引が実現できます。

ビットフライヤーは安心のセキュリティ環境

多くのユーザーが安心して取引できるよう、ビットフライヤーは安心のセキュリティ環境に整えています。全てのデータ通信を暗号化する「SSL通信」で、秘匿性を向上させているのが特徴です。

他にも、二段階認証などでログイン時のセキュリティを強化し、悪意のある第三者がデータを悪用しない対策も施されています。

ビットフライヤーは大手企業やメガバンクが出資している

日本を代表する大手企業などが、ビットフライヤーの株主となっているため、仮想通貨取引所として良質なサービスを提供しているのが伺えます。

またメガバンクも出資を行っている観点から、運営資金にゆとりがあり、安定した運営が期待できるでしょう。

ビットフライヤーは海外にも進出している

ビットフライヤーは2017年に、アメリカで「bitFlyer USA, Inc.」を設立。海外にも事業進出を果たしています。

また欧州連合における仮想通貨交換業も始めるなど、世界で取引を行い、数多くのユーザーが存在しているのが特徴です。

海外との取引にビットフライヤーを活用すれば、ビジネスを拡げるきっかけになるかもしれません。

ビットフライヤーを使えばビットコインが獲得できるサービスがある

ビットフライヤーを介してネットショッピングなどを行えば、取引の額に応じてビットコインが獲得できるサービスも行っています。

他にもアンケートに答えたりふるさと納税でビットコインがもらえたりといったキャンペーンを行っているので、お得に仮想通貨の取引が行えるでしょう。

ビットフライヤーで口座開設をするデメリットはある？

安全性が高く、利用しやすいビットフライヤーですが、デメリットはあるのでしょうか。

ビットフライヤーの主なデメリットは以下の通りです。

• 各種手数料が高い
• 取引が集中すると動作が重たくなる

詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。

ビットフライヤーは各種手数料が高い

ビットフライヤーに銀行振込する場合、手数料が発生します。手数料は銀行によって異なりますが、クイック入金の場合は1回330円（税込）の手数料がかかるので割高です。

ただし住信SBIネット銀行から入金のすれば、手数料は無料になります。

またビットフライヤーで仮想通貨の売買を行う場合、スプレッドが広く短期取引には向いていない性質を持っています。

各種手数料が高くつくので、頻繁に入出金は行わない方が賢明です。

ビットフライヤーで取引が集中すると動作が重たくなる

世界中で取引しているユーザーが多いため、ビットフライヤーに取引が集中すると動作が重くなる傾向があります。

通常はアクセスに問題はありませんが、動作が重いと感じる時には時間を置いてからアクセスするなどの対応が必要になるでしょう。