仮想通貨ネムの将来性は?今後の価格と動向

今後の将来性を期待されている仮想通貨というと、ビットコインやイーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュなどの有名な仮想通貨ばかりではありません。

これらの仮想通貨よりも知名度が劣るものの、将来性を期待されている仮想通貨はまだまだ多くあります。

仮想通貨のXEM(ネム)もそのような将来を有望視されている仮想通貨の一つです。

ネムはビットコインやイーサリアムとは異なる、独自の機能を持つ新しいタイプの仮想通貨です。

NEMの三文字は、New Economy Movementの頭文字を取った単語で、国などの政府に縛られない、新しい経済の仕組みを作ろうという理念の下、仮想通貨のネムは誕生しました。

今回はネムの特徴と、今後の動向について紹介します。

ネムの将来性

ネムは今後の値上がりが期待できる有望な仮想通貨の一つです。

2018年6月時点において、国内でネムを取り扱っている取引所というとZaif(ザイフ)くらいです。DMM Bitcoinも取り扱っているのですが、こちらはレバレッジ取引のみとなるため、現物取引ができません。

ただ、海外を見ると、多くの取引所が取り扱っており、ネムは流通量を増やしています。

ネムの人気は年々高まっているようで、ここ一年において価格も大きく高騰しました。

2017年初頭までネムの価格は1円未満でした。それがわずか一年で高騰し、2017年12月には120円を超え、2018年1月には190円を超えるという快挙を見せました。

これだけ見ると、ビットコインよりも値上がり率が高いことがわかります。

ネムはそれ以降、様々なハプニングが重なることで価値が急落しましたが、未だネムの人気は衰えていません。今後の展開次第では、過去の高値を超えることもあるかもしれません。

ネムの特徴と来歴

ネムは2015年3月31日に公開された仮想通貨で、通貨単位はXEMとなります。

ネムの発行上限枚数は8,999,999,999XEMで、PoIと呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

PoIでは、重要度が高ければ高いほど承認権を得やすくなります。重要度はネムを多く保有し、尚且つ取引量を増やすことで上げることができます。

ただし、特定のグループ内でネムをやり取りをするという方法では、重要度を上げることはできません。構成員が少ないグループで行われる取引をネムは評価しないため、同じ人と何度もネムのやり取りをしても重要度は上がらないでしょう。作為的に重要度を上げることはできないということです。

ネムはマイニングの無い仮想通貨です。その代わり、ハーベストと呼ばれるものがあります。

ハーベストもマイニング同様に、取引を承認すればするほど報酬を得ることができます。ただし、ハーベストはマイニングと違い、条件さえ満たせば誰でも報酬を得られます。

PoWを採用しているビットコインの場合、マイニングの競争が過熱してしまったことで、もはや個人では太刀打ちできない状況に差し掛かっています。

しかし、ネムのハーベストの場合、重要度によってもらえる報酬がそれぞれ異なるのですが、それでも誰でも平等に報酬をもらうことができるので、資金力がない個人でもネムの恩恵に与ることができるというメリットがあります。

ネムには他にも新しい通貨を発行できる、送金時にはメッセージをつけることになるなどの、他の仮想通貨にはない独自の特徴があります。

新しい経済圏を作ることを目的に誕生したネムは、時間の経過と共に人気が高まっています。2018年6月における時価総額にいたっては2470億円に達するほどです。

このまま順調に人気を高めていけば、2020年までには今まで以上の高値が付くことでしょう。

ネムのロードマップ

ネムは2015年3月に公開されて以降、順調に人気を集めています。

2016年12月にはシンガポールにてNEM財団が設立され、それを機にネムは本格的に世界展開が行われるようになりました。

このNEM財団は、2017年にマレーシアの首都であるクアラルンプールにてNEM専用のブロックチェーンセンターを建立するなど、積極的な活動を行っています。

ネムの人気が高まるにつれて取り扱う取引所も増えるようになり、それに比例してネムは流通量を拡大させてきました。

このままいけば今後とも値上がりが期待できそうだったネムですが、2018年1月にコインチェックよりネムが流出したという事件が起こりました。

それをキッカケに、今まで上昇トレンドが継続していたネムの価格が一転、暴落しました。

ネムの課題

新しい経済圏を作るという理念に加え、他にはない独自の機能や魅力的なメリットのあるネムは、一見すると今後の値上がりが期待できる有望な仮想通貨です。ただし、2018年以降よりその価格は下落する一方です。果たして、ネムは一体どのような問題を抱えているのでしょう?

ネムは確かに優秀な仮想通貨なのですが、その一方で評判が悪い仮想通貨でもあります。

なぜネムの評判が悪いのかといえば、それは2018年1月に起きたコインチェックのネム流出事件のせいです。

もちろん、誰が悪いのかでいえば、仮想通貨を盗んだハッカーが悪いに決まっています。しかし、この事件が大々的に報道されることで、ネムはセキュリティに問題のある仮想通貨だと世間に思われてしまいました。

コインチェックのネム流出事件をキッカケについた悪い評価のせいでネムの価格は暴落しました。この評価が続く限り、ネムの価値は低迷したままかもしれません。

問題への解決策は?

ネムが現在抱えている課題の厄介な点は、解決策らしい解決策が存在しないことにあります。

なにしろコインチェックのネム流出事件において、ネムに関していえば問題点は特になかったのです。

ネムの技術や仕組みなどに致命的な問題があり、そのせいで流出したというのであれば、ネムにも非があります。しかし、実際にはそのようなセキュリティホールは存在しませんでした。

ネムがハッカーに盗まれた原因は複数ありますが、ネムが選ばれたのは本当に偶々であって、ネムの技術に問題があるわけではないのです。

これがもし、ネムにセキュリティ上の問題があったというのであれば、それを改善することでネムに対する悪い評価を覆すことができます。しかし、実際にはそのような問題点が無いだけに、ネムとしてはどうしようもない状況に陥っているのです。

今後、ネムが悪評を払拭し、価値を上げるためには、時間が必要でしょう。しばらくは悪評が原因で価値が低迷するかもしれません。しかし、時間が経過し、世間がネムの悪評を忘れてしまえば、以前のように価値を上げる可能性はとても高いです。

ネムの場合、悪評が無くなるまで待つことが、問題に対する最良の解決策となるでしょう。

ネムの今後の予定

ネムの今後の予定についてですが、ハードフォークに関しては特に予定はないです。

アップデートに関してですが、2018年内にカタパルトが実装される予定がありました。

カタパルトが実装されることで、ネムの処理速度が大幅に向上するというメリットが生じます。このカタパルトが実装されることで、ネムは毎秒4000件という高速処理が可能となります。

処理速度が速いことで有名なリップルですら毎秒1000件であることを考えると、驚異的な速さであることがわかります。

ちなみに、VISAカードの処理スピードは毎秒4000件から6000件だとされています。ネムにカタパルトが実装されると、クレジットカード並みの処理ができるようになったということです。

ネムのカタパルト実装という、大型のアップデートが完了したことで、今後ネムに対する評価は大きく上がることでしょう。

そうなれば、コインチェックのネム流出事件をキッカケに被った濡れ衣を晴らすことができるかもしれません。

ネムの今後の価格を予測

確かに2018年以降、ネムの価格は低迷しています。2017年の上昇トレンドから一転、ネムが上がる見込みはほとんどありません。

ただ、そもそもネムの価格が下がった原因の多くは外部に起因するものであり、ネムに問題があるわけではありません。

たまたま不運が重なっただけであり、ネムは本来であればもっと高値をつけも良い有望な仮想通貨です。

今はまだ悪評があるせいで価格は低迷していますが、いずれは悪い噂が無くなり、本来のあるべき価格へと戻ることでしょう。その時、一体いくらほど価格を上げられるのでしょうか?

予測になりますが、ネムは2020年までには200円にまで値上がりすることでしょう。

予測に対する根拠

ネムが2020年までに値上がりするだろうと考える根拠として、過去の価格を理由として挙げることができます。

ネムの価格は2018年1月に190円を大きく上回り、一時的には200円に達しました。それを最後に価格は暴落し、2018年6月には30円以下の価格まで落ち込みました。

確かにネムの価格は今、とても低いです。しかし、本来は200円を超えることができるだけのパワーがあるのです。

ネムの価格が現在低迷している原因のほとんどは、2018年1月のコインチェックのネム流出事件に起因しています。

この事件をキッカケにネムの悪評が広まり、価格は暴落しました。それは逆に言えば、この悪評さえ消すことができれば、ネムは再び値上がりし、本来のあるべき価値を取り戻すことができることを意味します。

このネムに関する悪い噂も、1年も待てば流石に消えてなくなるでしょう。なにしろネム流出事件において、ネムが責められる謂れはほとんどないからです。ネムに過失が無い以上、ネムの現在の悪い評価はすべて根拠のない言いがかりに等しいです。

そのため、時間さえかければ、ネムの悪評は忘れられ、再び価格は上昇へと転じることでしょう。

そうなれば、2017年の時のように再び価格が高騰し、100円を超え、やがては200円も超えて行くことでしょう。

2020年を目安にしたのは、この時期に東京オリンピックがあるからです。

東京オリンピックをピークに仮想通貨の需要はますます高まることでしょう。特に、取引スピードが速いという特徴を持つネムは、送金との相性が非常に良い仮想通貨です。海外から日本に行くにあたり、重宝されるでしょう。

今後、仮想通貨に対するニーズが高まるにつれて、ネムに対するニーズも高まる可能性は大いにあります。

そうなった時、ネムの価格は今まで以上に高騰し、過去の高値である200円を再び突破することでしょう。状況が好転すれば、それ以上の価格も狙えるでしょう。

ネムが値上がりする要因

ネムは確かに今後の値上がりが期待できる有望な仮想通貨です。ただ、今は悪い噂が蔓延しているため、値上がりし難い状況に陥っています。

この状況を放置すると、今後とも値上がりしない恐れがあります。果たしてどのようなイベントや出来事があれば、ネムの需要が増え、値上がりするのでしょうか?

まず、仮想通貨の価格が値上がりする出来事というと、ハードフォークやアップデートなどがあります。

特に、アップデートをすることで今まで以上に優れた仮想通貨へと生まれ変わると、それが好材料となって価格を押し上げることになります。

ネムのアップデートといえば、2018年内に行う予定のカタパルトがありました。

カタパルトが実装されると、ネムの取引スピードが向上する他、スマートコントラクトが実装されることになるため、これは投資家にとって好材料といえる出来事です。

既にカタパルトβ版は2018年3月に実装されており、正式な実装は2018年5月に行われました。

まだカタパルトが実装されて間もないため、これが今後どのようにネムの価格に影響を与えるかは定かではありません。

ただ、カタパルトが実装され、機能がアップしたことで、今までネムに投資をしてこなかった人からの投資が期待できるようになります。じっくりと時間をかけることで、今後は価格を上げていくことでしょう。

マネックスによるコインチェックの再建が鍵

ネムのカタパルト実装という出来事がプラスに受け止められるまでには、もう少し時間がかかるでしょう。なぜなら、ネムの価格が暴落したそもそもの原因であるコインチェックがまだ業務を再開していないからです。(2018年6月4日時点)

コインチェックは2018年1月に起きたネム流出事件以降、仮想通貨の取引を停止しています。既に一部の取引は再開しているのですが、本格的な再開にはいたっていません。

幸い、コインチェックはマネックスグループが買収することで、既にマネックスグループの子会社となりました。今後、コインチェックが破綻する可能性はまずなく、取引はいずれ再開されるでしょう。

ネムの価格が本格的に高騰するとしたら、それはコインチェックが本格的に取引を再開してから以降となるでしょう。

それまでは、カタパルトのようなポジティブなニュースがあっても、ネムの価格は低迷したままである可能性が高いです。

コインチェックは2018年6月頃に再開予定とのことです。この予定通りにコインチェックが再開され、ネムの取引が再び行われるようになれば、流通量が増えることでネムの価格が上がる可能性が高いです。

そもそも、国内でネムを取り扱っている取引所の数は非常に少ないです。DMM Bitcoinにいたっては、FXのみの対応となりますので、ネムの現物取引ができない状況です。

現在のような、ネムの現物取引ができる取引所が少ない状況が続くと、今後ともネムの価格は低迷したままとなる可能性が高いです。

しかし、コインチェックが業務を再開するだけでなく、さらには他の取引所もネムを取り扱い、上場するようになれば、ますます流通量が増えることでしょう。

結局のところ、ネムの価格を押し上げるためには、取引所がネムを上場させる必要があります。ネムがどれほど優秀な仮想通貨でも、取引所に上場していないのであれば、買い手がつき難いです。

しかし、ザイフだけでなく、様々な取引所がネムを取り扱うようになると、ネムに対して好意的な投資家からの購入が期待できるでしょう。

今後、ネムが価格を上げるためには、コインチェックの業務の本格的な再開と、ネムの新規上場などの出来事が必須となるでしょう。

ネムの今後

ネムは、ハーベストと呼ばれる独自の富の分配機能がある他、承認スピードが速く、迅速な取引ができるなど、メリットの多い仮想通貨です。

2017年の価格チャートを見ると、ビットコイン以上の値上がり率を見せるなど、つい将来を期待したくなる材料が豊富にある仮想通貨でもあります。

確かに2018年1月のネム流出事件をキッカケにネムの価格は暴落しました。しかし、コインチェックの業務が再開されれば、ネムに対する悪い噂はいずれ払拭されることでしょう。

そうなれば、かつてのようにネムの人気が再燃し、値上がりする可能性があります。それは見方を変えると、今の安い時期はネムを購入するにはうってつけのタイミングであるとも言い換えられます。

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