仮想通貨のNCXCとは?ネクスコインの特徴を解説

NCXC(ネクスコイン)とは、株式会社ネクスグループが発行している独自トークンのことです。

株式会社ネクスグループは株式会社フィスコを親会社に持つ通信機器メーカーです。

ネクスコインは、Zaif(ザイフ)などの取引所にて購入できます。

ここではネクスコインの特徴について紹介します。

ネクスコインの特徴

ネクスコインは株式会社ネクスグループが発行した仮想通貨で、通貨単位はNCXCです。

発行総数は20,000,000NCXCで、ネクスグループが提供するサービスを利用するにあたってネクスコインは使用可能です。

カウンターパーティーのプラットフォームより作られた独自トークンです。親会社である株式会社フィスコも、同様の方法で独自トークンのフィスココインを発行しています。

チャートから見るネクスコインの誕生からの動向

ネクスコインの会社保留分は、発行総数の20,000,000NCXCのうち、株主に配布した分を控除した数となります。

2016年11月に株主に配布しており、その時点ではまだ上限については特に定めはありませんでした。

2017年7月にロックアップを発表したことで、ネクスコインの発行総数は2000万枚で固定することになりました。

ネクスコインは2017年4月にザイフより上場しました。当時のチャートを見ると、1NCXCに対して100円から200円の価値が付くなど、独自トークンとしては安定した価格を形成しています。

その後、2017年の仮想通貨バブルの恩恵もあってか、NCXCの価格が高騰し、一時は300円代に迫るほどの勢いを見せました。

しかし、仮想通貨バブルの崩壊に合わせてNCXCの価格も大きく下落し、2018年5月時点には100円以下にまで落ち込み、80円台を推移しています。

2018年以降、ネクスコインの価格は低迷しています。ただし、低迷するといっても無価値になるほどの値下がりというわけではありません。低価格ながらも、安定した価値を有し続けています。

投機という観点から見ると、ネクスコインはメリットの少ないトークンかもしれません。ただ、価格が常に安定している分、トークンとして使いやすく、実用性に長けています。

株式会社ネクスグループの特徴

株式会社ネクスグループは、株式会社フィスコの子会社で、ルーターやデータカードなどの開発と販売が主な事業の通信機器メーカーです。

1984年4月に設立された企業で、本社は東京都港区南青山にあります。

ネクスグループの事業内容には農業ICTも含まれており、ネクスファームで栽培された野菜はネクスコインで購入することができます。

フィスコとカイカとの関係性とは?

ネクスグループにとって、株式会社フィスコは親会社となります。

そのため、ネクスファームの野菜は、ネクスコインだけでなく、フィスココインでも購入が可能です。さらに、カイカコインでも購入が可能なのですが、カイカとネクスグループとの間にはどのような関係があるのでしょう?

カイカコインとは株式会社カイカが発行している独自トークンのことです。そして、株式会社カイカも、ネクスグループ同様に、株式会社フィスコの子会社となります。

ネクスコインもフィスココインも、そしてカイカコインも、すべてフィスコグループに属する独自トークンとなります。

株主への配布に関する詳細

ネクスコインは2016年11月に公開され、株主に配布されました。

当時、ネクスコインは2016年11月30日時点において、株式を保有していた株主に対し、無償で配布されました。

配布の割合は、保有する株式と同等量のNCXCとなります。例えば、株主がネクスグループの株式を100株保有していた場合、配布されるネクスコインの量は100NCXCとなります。

当時はあくまで株主にトークンとはどのようなものかを体験してもらうために、ネクスコインの配布が行われました。

そのため、当時は株主への配布以外に利用用途がなさそうでしたが、現在はネクスグループのサービスを購入できるなど使い道が存在しています。さらに、取引所を利用することで、いつでも簡単にネクスコインの取引が行えます。

NCXCを購入できる取引所

ネクスコインを購入できる取引所は国内に二つ、ザイフとフィスコ仮想通貨取引所だけです。

どちらも金融庁より認可を受けている取引所となりますので、安心してネクスコインの売買ができます。

業務提携しているということもあってか、ザイフもフィスコもほぼ同じ管理画面を使用しているため、どちらの取引所を選んでも特に問題なくネクスコインの取引が行えます。

NCXCの買い方

ネクスコインを購入するためには、まずザイフかフィスコ仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。

口座開設後、取引所へ入金をすれば、取引画面よりいつでもネクスコインを購入することができます。

NCXCの使い道や利用用途

ネクスコインを取引所より購入した場合、どのような使い道が考えられるのでしょう?

まず一つ目の利用用途として、投資があります。

ネクスコインは確かに一時暴落こそしましたが、その後の価格は安定しております。将来、仮想通貨の需要が高まり、ニーズが増えるようになると、ネクスコインの価格がそれに合わせて高騰する可能性があります。

今の安いうちに購入しておけば、将来価格が上がった時に、値上がり分の利益を得ることができます。

投資以外にもネクスコインには利用用途があります。

ネクスコインはネクスグループのトークンということもあり、ネクスグループのサービスを購入するにあたって使用できます。

その代表的な使い方が野菜の購入です。ネクスファームの野菜や果物は、ネクスコインで購入することができます。食料品を購入できるという、実用的なメリットがネクスコインにはあります。

ネクスコインの将来性

トークンの中にはとりあえず作ってみたものの、使い道がなく、価値のないトークンもあります。

その点、ネクスコインはしっかりとした使い道のあるトークンのため、今後の活躍が期待できる仮想通貨です。

確かに今のところ、ネクスコインの使い道というと、ネクスファームの野菜や果物を購入することぐらいです。

ただ、今後さらに利用用途が拡大し、使用できる場面が増えるようになると、ネクスコインに対するニーズも否応なしに増加することでしょう。

ネクスコインが将来値上がりするかどうかは、トークンエコノミーを形成できるか否かにかかっています。

ネクスコインの総評価

ネクスコインは、数あるトークンの中でも、しっかりとした使い道が提示されている独自トークンです。そのため、トークンエコノミーを形成しやすい仮想通貨でもあります。

いくら仮想通貨が優れた通貨だとしても、使い道がなければ価値がありません。それは言い換えれば、使い道があるトークンは、常に一定以上の価値を保有することができることを意味します。

ネクスコインの価値は今のところ、非常に低いです。しかし、一旦トークンエコノミーの形成に成功すれば、将来的にネクスコインの価格が上がるかもしれません。

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