マネーフォワードが仮想通貨に参入!アプリ連携で資産管理も簡単に
- マネーフォワードが仮想通貨交換業へ参入
- 2018年内に取引所の開設を目指す
- 家計簿アプリとの連携を行う
マネーフォワードが取引所を開設予定!仮想通貨の資産管理も便利に
2018年5月23日、家計簿アプリなどを提供する「マネーフォワード」が仮想通貨交換業に参入すると発表。
2018年内に仮想通貨取引所を設立する予定です。
開設に向けた準備をするのは、3月に設立された子会社「マネーフォワードフィナンシャル」。社長にはマネーフォワードの神田潤一郎執行役員が就任し、すでに金融庁への登録申請を行っています。
セキュリティを最重視し、コールドウォレットやマルチシグの導入も検討しているとのこと。
家計簿アプリ『マネーフォワード』と提携して確定申告をもっと簡単に
「マネーフォワード」とは、無料で利用できる個人向けの自動家計簿・資産管理サービス。アプリだけでなく、ブラウザでの利用も可能。有料プランに切り替えれば、バックアップなどの機能を強化できます。
2,600以上の金融機関やポイント事業者と連携し、資金の流れを自動でグラフ化。資産状況が一目で分かるため、節約やポートフォリオ分析などに役立ちます。
マネーフォワードが設立する取引所はビットコインなどの主要な通貨を取り扱う予定。独自コインの発行はしません。
代わりに家計簿アプリ「マネーフォワード」で提供しているサービスを、仮想通貨でも利用できるようにします。
マネーフォワードの主なサービスはつぎのとおり。
マネーフォワードのサービス例
- 家計簿の自動生成
- 家計簿のカレンダー機能
- 資産推移のグラフ表示
- 複数の口座情報を1つのグラフに集約
- 入出金やカード利用の通知
またアプリを仮想通貨交換業者と連携させることで、仮想通貨の確定申告などを効率化するサービスも提供予定です。
このサービスにより、複数の取引所を利用している場合でも、税金計算が容易になります。
すでに「BTCBOX」、「bitbank」、「FISCO」との連携を決定済み。連携数は約20社まで拡大するようです。
年間収支や確定申告の計算など、便利なサービスが実現すれば、今までにないビジネスモデルをもった取引所になるかもしれません。
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