- マスターカードが身分情報の保管・確認にブロックチェーンを活用
- 身分情報の偽装・偽造IDに対抗する
- マスターカードはブロックチェーンシステムに積極的な姿勢をみせている
マスターカードがブロックチェーンの特許を申請!特許申請は過去にも
マスターカードは身分情報の保管・確認にブロックチェーンを用いるシステムの特許を申請しました。
ブロックチェーンを活用することで、顧客の身分情報を分散して管理し、「データの不正利用」や「偽造IDの作成」を防ぐ方針。
マスターカードが使用するブロックチェーンは「プライベート型(非公開)」です。
プライベート型は、ビットコインで用いられる「パブリック型」とは異なり、非公開のブロックチェーン。
マスターカードから権限を与えられた参加者(ノード)だけがブロックを形成できるため、不正利用に対し、より効果があるようです。
マスターカードはブロックチェーン関連の特許を次々と申請している!
マスターカードは以前からブロックチェーンに対して、積極的な取り組みを行っています。
2017年10月には、ブロックチェーンを活用した企業間決済システムの導入を発表。今年の4月には、アイルランドでブロックチェーン技術の専門家を新たに175人採用すると発表しています。
マスターカードは仮想通貨には反対していますが、ブロックチェーンについては今後も導入を進めていく方針のようです。
ブロックチェーンの活用により、クレジットカード決済がどこまで安全で効率的になるのか注目が集まります。
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