Lisk(リスク)とはどんな仮想通貨?特徴と将来性を解説!
2018年2月1日、仮想通貨Lisk(リスク)は仮想通貨取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」に上場しました。
Liskはイーサリアムと同様スマートコントラクトという技術が導入されています。ではイーサリアムとはどう違うのでしょうか?スマートコントラクトがどんな技術かに加えて、特徴や将来性についてもしっかり解説します。
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Liskとはどのような仮想通貨なのか?
Liskを購入する上で欠かせないのが、Liskに関する情報収集です。どのようなところを見て購入すべきなのかについて、詳しく解説いたします。
特徴はなにか?
Liskはイーサリアムなどに備わっているスマートコントラクトと呼ばれる技術が導入されており、契約を自動的かつスマートに進めることが可能です。スマートコントラクトについては後述で詳しく解説いたします。
しかし、Liskにはイーサリアムとイーサリアムクラシックにはない機能が備わっています。その機能とは「サイドチェーン」です。
サイドチェーンはブロックチェーンのひとつで、同じブロックチェーンのひとつにして主体であるメインチェーンから分かれたものになります。
通常、仮想通貨の多くがブロックチェーンのメインチェーンを基盤としていますが、Liskの場合はサイドチェーンを採用しています。
なぜ採用しているのかというと、サイドチェーンがさらに発展、大幅なカスタマイズの可能性、ビットコインやイーサリアムなどが抱えているスケーラビリティの問題解決など、様々な可能性を秘めているからです。
加えてセキュリティ面に関しても、サイドチェーンに問題があってもメインチェーンに影響を与えないように期待ができるのも特徴なんですよ。
そしてLiskはJavascriptを導入しています。
Javascriptは通常、Yahoo!やGoogleなどウェブプラウザや一般のウェブサイトなどが採用するプログラミング言語で、仮想通貨に取り入れるという発想はほとんどありません。
そのプログラミング言語を導入することで、開発の参入率が高くなり、このプログラミング言語を知る技術者達にとっては大助かりです。
Liskはイーサリアムと違って、サイドチェーンとJavascriptを導入しているということです。
スマートコントラクトについて
スマートコントラクトとは、文字通り契約をスマートに進めるためのシステムで、契約の取引プロセスを自動的に行ってくれるという役割を持ちます。
通常であれば、「その取引が確実に行われているかどうか」を監視する機関が必要でしたが、ブロックチェーンの技術によってそのような機関は不要になりました。
つまりこのスマートコントラクトにブロックチェーン技術が導入されれば、契約の改善防止やセキュリティ面においても強力になるということ。
ブロックチェーン上に取引記録を書き込む際、マイニングという作業を行いますが、取引記録以外の情報も記録できるのが「スマートコントラクト」です。
Liskのスペックやその他の内容
スペックについては、リストにまとめます。
通貨名 | Lisk |
---|---|
通貨単位 | LSK |
システム | Delegated Proof of Stakes(SHA-256) |
時価総額 | 379,258,856,656円 |
発行量 | 1億1800万枚 |
発行上限 | 不明 |
公式サイト | https://lisk.io/ |
仮想通貨チャートサイトであるCoinGeckoによると、発行上限は1億枚と記載していますが、発行量が上限を上回っています。
その中でも注目すべき点があり、それがリブランドです。
リブランドは簡単に説明すると「今までの内容を一新すること」を意味する。
2018年2月で行われたリブランディングではLiskの名称は変更されなかったが、シンボルマーク(ロゴ)が新しくなったぞ!
Liskの特徴である「Vote」とは?
ビットコインなど多くの仮想通貨のマイニングは誰にでも参加できますが、Liskの場合はそれができません。できるのは、Voteという投票システムに選ばれた101人の鍛造(フォージング)に携わる者に限定します。
投票された人の中に、その101人が含まれていたら、投票してくれた人に対して、見返りとして少量ながらLiskが分け与えられるというわけです。
投票システムについてですが、1度に33人まで選択できますが、1度の投票につき1LSKを支払わなければなりません。つまり、33人投票するということは、33LSKが必要になるというわけです。
現在のチャートはどうなっているか?その歴史は?
Liskは柔軟性の高い仮想通貨として誕生して、当時は数円から数十円という値段が付いたのですが、現在は3,000円台と、以前と比べてかなり高騰しました。高騰の要因は、多くの取引所に次々と上場したことにあります。
その中でも爆発的に上がった要因となっているのが、bitFlyer(ビットフライヤー)の上場です。ビットフライヤーという金融庁認可の取引所に上場したとなれば、Liskを日本円で購入したいと願うユーザー達が続出します。
認可を得ている取引所に上場するだけでも、日本は上場した仮想通貨に注目するということです。
Liskを扱っている国内取引所はどこ?
2021年9月現在、Liskを扱っている国内取引所は、コインチェックとビットフライヤー、オーケーコイン・ジャパンの3つです。
コインチェック
コインチェックは金融庁の認可を受けていないにも関わらず、手数料は高いがストレスなく、サクサクと快適に操作ができるので、仮想通貨ユーザーからの人気が高かったです。
金融庁に申請はしているのですが、審査が長引いています。現在は取引を停止していますが、金融庁の認可を受けられるように改善できれば、取引が再開される可能性もあります。
ビットフライヤー
実は前々からビットフライヤーに上場するのではないかという噂がインターネット上で飛び交っていました。ビットフライヤーは金融庁の認可を受けている取引所なので、安心してLiskを購入できるというわけです。
Liskがビットフライヤーに上場したのは2018年2月1日。その前日の1月31日に上場の発表があるとLiskの価格が急上昇しました。
ビットフライヤーでは販売所Liskを購入できますが、取引所と違って購入価格が高めになることがデメリットとなります。
Liskの今後!将来性はどうなるかを予想
気になるのはLiskの今後と将来性です。3,000円台の値が付いた時点で将来性は期待できますが、2018年中になにが起きるのかを予想して、解説していきます。
2018年はなにも起こらない?
これだけの性能を秘めているLiskは、2018年末まで何も起こらないと予想しています。しかし、Liskそのものに問題があればアップデートする可能性もあります。アップデートする毎に価格が上昇するのは、期待ができるという意味も込められているということです。
年内にどこまで上がるのかを予想
なにも起こらないとは説明しましたが、このまま順調にいけば、2018年末には5,000円以上の値が付くことが予想されます。その理由はLiskの性能にあります。
Liskは先述の通りスマートコントラクトだけでなく、サイドチェーンを基盤にし、開発者が参入しやすいようにJavascript言語を採用し、投票してLiskを得るという独自のマイニング方式の採用しています。
ビットフライヤー上場の際、価格が上昇したので、その他の取引所にLiskが上場すれば、価格の上昇にも期待ができそうです。
購入して長期売買に持ち込んでもいい
将来性に期待ができるので、数年先に長期売買に持ち込んでもいいでしょう。これはLisk以外のアルトコインにも当てはまることですが、2020年に東京オリンピックがあるので、そのイベントに伴って価格が急騰する可能性があります。
しかし、注意してほしいのは、東京オリンピック後の大不況が待ち構えているというところです。オリンピック後の不況は万国共通ですが、売るタイミングを読むのが重要でもあります。
Liskは成長要因が多いので将来性は期待できる
モナコインやリップルなど、一部のアルトコインを利用した決済システムもすでに実現されているので、Liskもいずれは決済サービスとして使われるのではないかと考えています。
Liskしかない機能が多く備わっているので、その機能自体がLiskの大きな成長要因となるでしょう。