GMOコインで送金するには?手数料と手順について画像つきで解説!
GMOコインで仮想通貨の取引をするにはどんな手数料がかかるのでしょうか。
今回はGMOコインの各種手数料や、手数料を安く抑える方法を紹介します。
またGMOコインで仮想通貨を送金する方法についても、送付手順を画像付きで解説していきます!
それではGMOコインの取引に必要な各種手数料を見ていきましょう。
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GMOコインで必要な手数料一覧!送付から取引手数料まで
GMOコインで仮想通貨の取引をする際に必要な手数料は次のとおり。
- 入金手数料
- 販売所でのスプレッド
- 取引所の取引手数料
- 預入・送付手数料
一見そこまで複雑に見えなさそうですが、通貨単位で手数料に微妙の違いがあります。
仮想通貨投資で余分な費用を支払わなくて済むよう、それぞれの手数料について、1つずつ理解していきましょう。
まずは、GMOコインの日本円に関する入出金手数料を説明します。
GMOコインで日本円を入出金するときにかかる手数料
仮想通貨の取引に必要な入出金ですが、GMOコインでは入金と出金にかかる手数料が異なります。
またGMOコインの入金方法は2通りで、方法によって手数料が異なるため注意が必要です。
まずは日本円をGMOコインに入金する際の手数料を見ていきましょう。
GMOコインで日本円を入金するときにかかる手数料
GMOコインの日本円の入金方法は振込入金と即時入金の2通りです。
振込入金の場合は、振込先の銀行で必要な振込手数料がかかりますが、入金額の上限がなく、どこの金融機関からでも振り込めるのがメリット。
ただし各銀行の決められた時間内に入金しないと、翌営業日までGMOコインの口座に入金が反映されません。
即時入金はインターネットバンキングを通じてGMOコインの口座に入金する方法。
入金の限度額はありますが、365日24時間リアルタイムでGMOコインの口座に入金が反映されます。
GMOコインの即時入金でかかる手数料は無料なため、手数料を抑えたい方は即時入金がおすすめです。
ただし即時入金はGMOコインと提携しているインターネットバンキングでないと利用できないので注意しましょう。
GMOコインと提携しているインターネットバンキングは次のとおり。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- Pay-easy(ペイジー)入金
1回あたりの最低入金額は1,000円で、最高入金額は1回あたり1,000万円です。
ペイジー入金のみ、1回あたりの最高入金額が999,999円に設定されています。
ペイジーでの入金ができるネットバンキングは次のとおり。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
一つ注意しなければならないのは、ペイジーで入金すると、ペイジー入金相当額の仮想通貨の送付が7日間制限されることです。
すぐに送金する予定がなければ、特に気にする必要はありません。
GMOコインで日本円を出金するときにかかる手数料
GMOコインでは出金にかかる手数料が無料となっています。
ビットフライヤーのように、出金に必ず手数料がかかる取引所もあることを考えると、GMOコインは非常に良心的です。
GMOコインで仮想通貨を取引するときにかかる手数料
GMOコインの仮想通貨の取引方法は、販売所、取引所(現物取引)、取引所(レバレッジ取引)、暗号資産FXの4通りあります。
取引方法が豊富にあるのも、GMOコインの評判が良い理由の一つです。
GMOコインが取引相手となる販売所での取引手数料は無料です。また取引所でのレバレッジ取引や暗号資産FXでの取引手数料も無料。
これからは販売所と取引所の取引手数料について詳しく解説していきます。
販売所での取引手数料は無料ですが、仮想通貨の購入価格と売却価格には差があり、スプレッドと言われるその差額が実質の手数料となります。
手数料として一律に設定されているわけではなく、各通貨の相場によって変動するのでスプレッドの価格は一律ではありません。
例えば上の画像の場合、1BTC=4,969,752円で購入できます。
ですが同じ時間に1BTCを売却しようと思うと、4,827,690円になり、142,062円の差額があります。
何度か同じようにスプレッドを計算してみましたが、毎回購入価格に対して約2.86%のスプレッドがありました。
この売却価格や購入価格は1秒ごとに更新されていくので、スプレッドを抑えるにはしっかりと相場を確認しなければなりません。
次に取引所の手数料について解説します。
取引所の手数料はMaker(メイカー)が-0.01%、Taker(テイカー)が0.05%です。
手数料がマイナスなのは取引するたびに手数料がもらえるということです。
約定した指値注文について、その指値注文を板に出した人をメイカーと呼び、板の注文を発注した人をテイカーと呼びます。
これはGMOコインの取引所の板ですが、メイカーがビットコインの数量と価格を指定して出した注文が並んでいます。
板に出ている注文をテイカーが発注すると約定します。
たとえば1BTC=5,000,000円の注文をメイカーとして出した場合、500円の手数料を受け取れますが、テイカーとしてこの条件の注文を発注すると、2,500円の手数料を支払わなければなりません。
テイカーの手数料→5,000,000×0.05=2,500
同じ条件でも、メイカーかテイカーのどちらで注文するかによって手数料の差額はとても大きくなります。
手数料を抑えて取引をしたい方は、メイカーとして取引をするのがおすすめ。
手数料を支払うどころか受け取れるとなると、すべての取引をメイカーでしたくなりますが、注意すべき点もあります。
指値注文は自分で仮想通貨の数量に対する価格を決められますが、その価格で売買したいと思う相手がいなければ約定はしません。
またメイカーとして注文を出した後の価格の暴落、高騰には対応ができないことも覚えておきましょう。
すぐに取引をしたいときは「販売所」もしくは価格を指定せずに希望の数量のみを注文に出す「取引所の成行注文」がおすすめです。
成行注文はテイカーとしての取引しかできません。
本記事で紹介している販売所と取引所の画像は、ほぼ同時刻の相場を映したもので、1BTCの価格はそれぞれ販売所で4,969,752円、取引所の成行注文では板に流れている4,900,600円の価格で購入できます。
販売所の方が約7万円高い価格ですが、取引所の成行注文ではテイカーの手数料が発生するので、手数料の245,030円分を足した5,145,630円が最終価格です。
今回の相場だと販売所の方が安く購入できますが、板情報は毎秒変わり、メイカーの掲示条件にもよるので、取引所の方が好条の場合もあります。
必ずしもどちらの方がお得に取引できるわけではありません。
GMOコインで仮想通貨の預入や送付をするときにかかる手数料
GMOコインでは保有している仮想通貨をGMOコインに預けたり、外部のアドレスに送付したりできます。
仮想通貨を送付する際は、必ず送付先の人やサービスの信頼性を確認したうえで送金しましょう。
GMOコインの仮想通貨の預入と送付にかかる手数料は無料です。
イーサリアムを始めとする他のアルトコインも、預入と送付にかかる手数料は無料で設定されています。
GMOコインでかかるレバレッジ手数料は?
仮想通貨FXの取引にかかる手数料は無料ですが、レバレッジ手数料が必要になります。
レバレッジ手数料は取引所でのレバレッジ取引でも同様です。
レバレッジ手数料とは、買い注文をして1日そのままにしておいたときにかかる手数料のこと。
GMOコインは1日あたりの手数料が0.04%なので、ビットコイン1万円分の買い注文をして、翌日までそのままにしていた場合、レバレッジ手数料が400円になります。
0.04%のレバレッジ手数料が発生するタイミングは、ニューヨーク市場の1日の取引終了時間(日本時間で午前7時、サマータイムの時は午前6時)です。
仮想通貨FXでや取引所でレバレッジの注文をしたら、なるべくその日のうちに決済するか、ニューヨーク市場の取引終了時間をよく確認してから取引をしましょう。
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GMOコインの手数料は高い?安くできる?
GMOコインは他の取引所と比べて手数料が無料な取引が多く、決して手数料が高いわけではありません。
さらに手数料を安くできないか考えている方に、手数料を安くする方法をお伝えします。
- 振込入金ではなく即時入金をしよう
- 仮想通貨を預入するときの手数料を安く設定しよう
- スプレッドに注目して取引をしよう
振込入金ではなく即時入金をしよう!
振込入金や即時入金については、本記事の「GMOコインで日本円を入出金するときにかかる手数料」で紹介しました。
即時入金に対応していない金融機関もあるので、普段使っている銀行が即時入金に対応しているなら、手数料がかからない即時入金で日本円を入金しましょう。
送付手数料を高く設定し過ぎているかも!
GMOコインに仮想通貨を預入する場合、GMOコインに対して支払う手数料は無料ですが、ブロックチェーンの承認作業などをするマイナーへ支払う送付手数料が発生します。
この送付手数料は送付元で設定します。
送付手数料の額が大きければ承認の優先度が高くなるので、送付完了までの時間が短縮されますが、送付手数料を安く設定しても送付自体には影響がありません。
急ぎではない送付であれば、送付手数料は安く設定するようにしましょう。
仮想通貨の売買はスプレッドに注目!
GMOコインの手数料の中で最も気になるのは取引手数料だと思います。
仮想通貨を販売所で取引する場合、スプレッドという実質の手数料があると説明しました。
スプレッドの分マイナススタートになっているので、仮想通貨の価格が上昇してもすぐに利益が出るわけではありません。
購入時の価格からどのくらい利益が出たのか、スプレッドは普段より開きすぎていないかなどを確認して取引をしましょう。
GMOコインで仮想通貨を送付する方法
GMOコインで仮想通貨を送付するときは、手数料が無料であることを先ほど紹介しましたが、続いて送付方法についても解説していきます。
仮想通貨を送付するためにGMOコインの取引口座と受取用のアドレスが必要になるので、事前に送付先のアドレスを取得してください。
仮想通貨の送付方法
GMOコインの口座から他の口座へ仮想通貨を送付する場合、まずはGMOコインのマイページにログインしてください。
ログインが完了したら画面左側にある「暗号資産」をクリック。
送付したい銘柄を選択してください。
画面の上にある「送付」を選択し、「送付数量」を入力後、「2段階認証を行う」をクリックしてください。
登録した携帯電話の番号あてに、6桁の2段階認証コードが送られてくるので、受取後入力します。
まだ宛先が無い場合は、「新しい宛先を追加する」をクリックしてください。
「新しい宛先を追加する」をクリック後、「名称(ニックネーム)」を入力、さらに送付先のアドレスを「アドレス」欄に入力してください。
今回はビットコインを選択したので、画像には「ビットコインアドレス」と記載されています。
入力作業の完了後に、「登録する」をクリックしてください。
すべての入力作業が完了したら、「確認画面へ」をクリックし、作業を進めてください。
これで送付の手続きは完了です。仮想通貨の種類にもよりますが、しばらく待機した後に仮想通貨が送付されます。
送金が完了したら、必ず受け取り側の口座をチェックし、無事に受け取れたかを確認してください。
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GMOコインの送付に制限はある?送金にかかる時間は?
GMOコインの送付手数料は無料だと分かりましたが、他に知っておくべきことはあるのでしょうか。
ここからはGMOコインで仮想通貨を送付するときに気をつけておくべきポイントを解説していきます。
GMOコインの送金に対する制限
仮想通貨を送付する場合、仮想通貨の種類によってそれぞれ異なる制限を受けます。
まず、すべての仮想通貨に共通して、24時間365日いつでも送付が可能なため、送金時間に関してはどの仮想通貨であっても制限は受けません。
送付手数料はどの仮想通貨も無料なので、残高が不足していないなければ送付可能です。
ただし1回あたりの最低金額と1日あたりの最高金額は通貨によってそれぞれ異なります。最低金額は次のとおりです。
イーサリアム0.1ETH/回150ETH/日
仮想通貨の種類 | 送付可能な最低金額 | 送付できる最高金額 |
---|---|---|
ビットコイン | 0.02BTC/回 | 10BTC/日 |
ビットコインキャッシュ | 0.02BCH/回 | 100BCH/日 |
ライトコイン | 0.1LTC/回 | 500LTC/日 |
リップル | 50XRP/回 | 10XRP/日 |
ネム | 100XEM/回 | 50,000XEM/日 |
ステラルーメン | 60XLM/回 | 40,000XLM/日 |
ベーシックアテンショントークン | 40BAT/回 | 10,000BAT/日 |
オーエムジー | 10OMG/回 | 2,000OMG/日 |
テゾス | 5XTZ/回 | 1,000XTZ/日 |
クアンタム | 5QTUM/回 | 1,000QTUM/日 |
エンジンコイン | 10ENJ/回 | 5,000ENJ/日 |
ポルカドット | 10DOT/回 | 400DOT/日 |
(2021年5月20日時点)
このように、仮想通貨の送付金額については、仮想通貨の銘柄によって制限があるので、必ずこの制限内におさまるように送付しましょう。
送金にかかる時間は各仮想通貨によって異なる
仮想通貨は銘柄によって送金にかかる時間に差異があります。
あくまでも目安なので、一時的に送金が集中すると送金スピードが遅くなる可能性もあります。
送金にかかる時間の目安は次のとおりです。
イーサ
最短10分
仮想通貨の種類 | 送金反映時間の目安 |
---|---|
ビットコイン | 最短30分 |
ビットコインキャッシュ | 最短1時間 |
ライトコイン | 最短10分 |
リップル | 数秒~ |
ネム | 1分~ |
ステラルーメン | 数秒~ |
ベーシックアテンショントークン | 最短10分 |
オーエムジー | 最短10分 |
テゾス | 最短30分 |
クアンタム | 最短60分 |
エンジンコイン | 最短10分 |
ポルカドット | 最短3分 |
(2021年5月20日)
リップルやステラルーメンは送金に特化した仮想通貨なので、送金処理をした数秒後に届くようになっています。
GMOコインはアルトコインの取り扱いが多いのも特徴ですが、他の取引所では取り扱いのない通貨もあります。
送付先の取引所が、送付する仮想通貨を取り扱っているか確認してから送金するようにしましょう。
GMOコインで仮想通貨を送付するときの注意点
GMOコインで送金すれば、仮想通貨の銘柄によって速度の違いこそあれ、素早く無料で仮想通貨を送付できます。
他の口座へ送金するだけでなく、仮想通貨を利用したサービスの購入などで、その真価を発揮するでしょう。
このように便利な送付サービスなのですが、利用上において注意点があります。
仮想通貨の送付先アドレスを確認しよう!
仮想通貨の送付申請後のキャンセルはできません。
間違ったアドレスを入力して送金すると、仮想通貨が二度と戻ってこなくなる恐れがあるので注意しましょう。
送金する際には必ずアドレスに間違いがないのかをよく確認してください。
アドレスの入力ミスを防ぐために、アドレスの入力には、直接入力ではなくコピペでの入力をおすすめします。
どうしてもコピペができない場合は間違いが無いように、アドレスの確認をしっかりしましょう。
仮想通貨が送付されないトラブルに巻き込まれないために
滅多にありませんが、送金の申請をしてもなかなか送金されないことがあります。
そういった場合、取引所側で何らかのトラブルが発生した可能性があると思ってください。
申請後にしばらく送金が完了していない場合は、一度取引所に連絡し、解決の依頼をしましょう。
この依頼の作業を怠ると、いつまでも送金されない恐れがあります。
GMOコインの手数料を他の取引所と比較してみた!
仮想通貨の送付サービスはGMOコインだけでなく、どこの取引所でも行っています。
他の取引所と比較し、GMOコインを利用する優位性はあるのでしょうか?
ここではZaif(ザイフ)とbitFlyer(ビットフライヤー)、DMM Bitcoinを対象に、GMOコインの送付サービスを比較します。
仮想通貨を送付するならGMOコイン
GMOコインの仮想通貨の送付手数料は無料ですが、ビットフライヤーやザイフでは送付手数料が発生します。
例えばビットコインを送付する場合、ビットフライヤーは0.0004BTC、ザイフは0.0001~0.01BTCのコストがそれぞれかかります。
DMM Bitcoinはマイナーに支払う手数料が発生する場合があります。
送付手数料が無料のGMOコインは、ザイフやビットフライヤーと比べると優位性があると言えます。
DMM Bitcoinは送付手数料が設けられていないため、一見するとGMOコインと互角のように思われます。しかしDMM Bitcoinは送金できる仮想通貨の種類が少ないデメリットがあります。
DMM Bitcoinの取扱通貨は12種類と多いですが、現物取引ではすべての銘柄を取引できません。
DMM Bitcoinで現物取引できる銘柄は以下の6種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- ステラルーメン(XLM)
上記以外の仮想通貨の現物取引や送金はできないので注意してください。
GMOコインでは取り扱っている13種類の仮想通貨すべてが送金に対応しています。
GMOコインは送付手数料が無料である優位性に加え、取扱い銘柄が多い利点まである取引所です。
\口座開設まで最短10分/
GMOコインの送付サービスに対する総評
手数料をなるべく抑えたい気持ちは、仮想通貨の初心者でもプロでも変わりません。
中でも送付手数料が無料なのは、GMOコインの魅力の一つ。
仮想通貨を送付するだけならば、どこの取引所であっても可能です。
しかし同じ取引をするなら、サービスの質が良いところや、手数料が安いところがいいですよね。
GMOコインは24時間365日いつでも送金可能で、送付手数料が無料です。さらに取扱通貨も豊富なので、送金にはとても優れた仮想通貨取引所です。
送金だけでなく、入出金や取引での手数料も安く、多くの人に支持されているGMOコインはとてもおすすめの取引所です。
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