ビットポイントの特徴やメリット・デメリット、手数料を詳しく解説!
ビットポイントは2016年3月3日に設立され、2017年9月29日に金融庁の認可を受けた仮想通貨取引所です。
他の取引所と比較し取引が成立しづらいというデメリットがあるものの、キャンペーン期間なしで売買手数料が無料だったり、アプリが充実していたりとメリットも多くあります。
特に、ビットコインFX取引では国内仮想通貨取引所では初めてMetaTrader4(メタトレーダー4)を導入し、レバレッジコースも最大25倍と業界高水準を誇っています。
この記事ではビットポイントの概要、メリット・デメリット、手数料、口座開設から取引開始の流れまでをご説明します。
仮想通貨取引を売買手数料無料で始めたい方や、ビットコインFX取引を始めたい方はぜひご覧になってください。
ビットポイントの概要
社名 | ・株式会社ビットポイントジャパン |
---|---|
設立 | ・2016年3月3日 |
代表取締役 | ・小田 玄紀(おだ げんき) |
資本金 | ・44億3,000万円(資本準備金含む) |
金融庁登録 | ・2017年9月29日 |
取引形式 | ・取引所 |
売買手数料 | ・無料 |
セキュリティ | ・コールドウォレット ・マルチシグ ・SSL暗号化 ・不正侵入検知・防御システムの導入 |
MetaTrader4(メタトレーダー4)が使える!
ビットポイントのFX取引では、メタトレーダー4というFXツールを利用して取引することができます。
メタトレーダー4は、ロシアのソフトフェア会社によって開発されました。2005年の発売以来わずか数年で世界中の金融機関や個人投資家の間で人気となり、現在では世界中750社以上の金融機関の取引プラットフォームとして採用されています。
仮想通貨取引所でメタトレーダー4を採用しているのは、ビットポイントだけです。
スマートフォンアプリが使いやすい!
パソコンからだけなく、スマートフォンやiPadからもメタトレーダー4を利用できるよう、専用アプリも用意されています。
なお、スマートフォンでビットポイントFX[BITPoint-FX-Live]をご利用になるには、事前にビットポイントFX取引口座のお申込みが必要ですので注意してください。
独自のウォレットアプリと決済アプリもある!
ビットポイントは、取引ツールアプリだけでなく、仮想通貨ウォレットアプリ「BITPoint Wallet(ビットポイントウォレット)」も無料で提供しています。
ビットポイントウォレットを利用することで、ビットポイントジャパンに保有する仮想通貨の残高確認や、送付・預入の手続きをスピーディーに行うことができます。送付手数料は無料です。
また、ビットポイントジャパンの店舗決済サービスを利用する加盟店において、仮想通貨での決済が可能な「BITPoint Pay(ビットポイントペイ)」もあります。利用対象仮想通貨は、ビットコインとイーサリアムで、QRコードを利用して簡単に決済することができます。
仮想通貨交換所アプリ「BITPoint」がリリース
仮想通貨取引が初めての方でも簡単かつ快適に取引可能なアプリ「BITPoint」がリリースされました。
使いやすいユーザーインターフェースに特徴があります。
以上、ビットポイントの概要と、取引ツール・アプリについて見てきました。
ここからは、ビットポイントで取り扱っている通貨について見ていきましょう。
ビットポイントで取り扱っている仮想通貨
現在、ビットポイントで取り扱っている通貨は、下記の10種類です。
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCC)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- トロン(TRX)
- エイダ(ADA)
- ジャスミー(JMY)
- ポルカドット(DOT)
いずれも円建てで購入することができますが、ビットコイン建てでの購入はできません。
なお、ビットコインに限っては、円以外にも米ドル、ユーロ、香港ドルで購入することも可能です。
ビットポイントのメリット
- 信託保全を導入
- 売買手数料が無料
- FX取引専用ツールにメタトレーダー4を採用
- レバレッジ最大2倍まで設定が可能
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
信託保全を導入しておりセキュリティ面でも安心
まずは、信託保全を導入しており、万が一取引所が倒産したり、破綻した際にも資金が返金されることです。
仮想通貨取引所の運営はIT系出身者であることが多いのですが、ビットポイントの経営メンバーには金融業界出身者が多く在籍しています。
ビットポイント公式サイトの経営メンバーページを確認してみると、たとえば、ビットポイントの特別顧問である日野正晴氏は、元金融庁長官としての法務・行政に関わるキャリアがあります。また、代表取締役社長である小田玄紀氏は、マッキンゼー出身者と共にベンチャーキャピタリストとして多くのベンチャー企業に対して投資を行ってきた経歴があります。
ビットポイントは証券会社レベルの強固なセキュリティを採用し、外部からの攻撃に備えています。
売買手数料がキャンペーン期間なしで無料
次に、売買手数料が無料であることです。現物取引、レバレッジ取引、ビットコインFX取引いずれの場合も手数料が無料です。また、預入や送付にかかる手数料、口座管理にかかる手数料も無料です。
ビットコインFXトレードに特化
また、概要の章で述べたメタトレーダー4をビットコインFX取引で利用できる点も、他の取引所にはない魅力です。
ビットポイントのデメリット
- 流通量が少なく取引が成立しにくい
販売所が取引相手となる販売所売買とことなり、取引所は個人間売買です。当然ながら、取引相手がいなければ、取引は成立しません。
ビットポイントは、bitFlyer(ビットフライヤー)やZaif(ザイフ)と比較してユーザー数が少なく、取引が成立しづらいというデメリットがあります。
続いて、ビットポイントの手数料について確認しておきましょう。
ビットポイントの手数料
ビットポイントで無料となる手数料は、以下の通りです。
- 現物取引
- レバレッジ取引
- ビットポイントFX取引
- 口座管理料
- 法定通貨(JPY)即時入金サービス
- 仮想通貨受金(預入)
- 仮想通貨送金(送付)
法定通貨(JPY)の入出金は、ユーザー負担です。また、レバレッジ取引には、別途、建玉管理料が発生します。
次に、ビットポイントの口座開設手順についてご説明します。
ビットポイントのホームページから口座開設手続きを始めよう
ビットポイントで口座開設をする手順は、次のとおりです。
なお、レバレッジ取引口座およびビットポイントFX取引口座の申し込みも、同じ口座開設画面から行うことができます。
ビットポイントの口座開設
- ビットポイントの公式ページにアクセスし、口座開設をクリック
- 事前交付書面に同意
- 申込みフォームに入力
- 申込み内容の確認
- 本人確認書類のアップロード
- 口座開設審査
- 開設手続き完了
- 株式会社ビットポイントジャパンから書類が郵送される
- 書類記載のログインID、パスワードで取引サイトへログインする
ビットポイントで日本円を入出金する方法
ビットポイント総合口座への入金は、即時入金サービス(振込手数料無料)、または、指定の入金先銀行口座への振込(銀行振込手数料は、ユーザー負担)から選択します。
即時入金
ビットポイントの取引サイトへログインして「入出金・振替」にて「即時入金」を選択し、手続きをします。入金は即時反映されます。
指定の金融機関への振込による入金
金融機関窓口、ATMやインターネットバンキングより振込ができます。
ビットポイントの取引サイトにログインして「入出金・振替」→「入金先口座情報」にて入金先銀行口座を確認し、振込を行います。
入金の受付は、営業日16:00当社着金分を当営業日扱いとし、16:00以降の当社着金分は翌営業日扱いとなります。
ビットポイントで仮想通貨を買う!
ビットポイントでの仮想通貨の売買は、次の手順で行います。
ビットポイントで仮想通貨を取引する手順
取引サイトにログイン、「仮想通貨取引」→「現物取引」→「現物売買注文」より
- 売買したい通貨ペアを選択して検索ボタンをクリック
- ストリーミング(成行・指値)注文、シングル(成行・指値)注文、逆指値注文(成行)の選択
- 数量の選択 数量タブの増減か直接入力にて指定
- 価格指定 シングル注文(指値)、逆指値注文(成行)の場合は、金額を指定
- 取引暗証番号を入力
- 内容確認後「注文」ボタンをクリック
- 現物売買注文執行画面にて内容を確認後「執行」ボタンをクリック
注文の内容は、取引サイト内「取引照会」→「現物注文照会」で確認できます。
ビットコインFX投資をしたい方にはビットポイントがおすすめ
他の仮想通貨取引所に比較して流通量が少なく取引が成立しにくいというデメリットはあるものの、手数料無料で仮想通貨取引ができる点や、FX専用ツールメタトレーダー4が利用できる点は他の取引所にはないメリットです。また、金融業界出身の経営メンバーによるセキュリティ対策も強固です。
本格的にビットコインFX投資をしたい方、仮想通貨を手数料無料で売買したい方には、ビットポイントがおすすめです。