ビットフライヤーへ日本円を入金する方法と手数料・注意点を解説
今回はビットフライヤー(bitFlyer)で日本円を入金する方法や、手数料、注意点などについて解説します。
ビットフライヤーで入出金を行うには、「本人確認」「利用する銀行口座の登録」が必要です。そして、ビットフライヤーで口座開設をしたら仮想通貨を購入するための日本円を入金します。
今回の記事の要点は以下の3点です。
- ビットフライヤーで入金する方法と手順
- ビットフライヤーで入金するときの注意点
- ビットフライヤーに入金するときに知っておきたいこと
ぜひ最後までチェックして、スムーズにビットフライヤーへ入金しましょう。
それではビットフライヤーへの入金方法と手順から解説していきます。
ビットフライヤーで入金する方法と手順とは?
ビットフライヤーの入金方法は一つに限定されません。
以下のように複数の入金方法があるので、自分自身の利用しやすい方法を選べます。
- 銀行振込
- クイック入金
- コンビニ
- ウォレットアプリ
- 仮想通貨
それぞれの入金方法について解説するのでチェックしていきましょう。
ビットフライヤーに銀行振込をする方法
多くのユーザー達が使う入金方法が銀行振込で、振込手数料以外の費用はかかりません。
まずはアカウントにログインして、サイドバーにある「入出金」「日本円」「銀行振込」の順にクリックして進みます。次に「登録済の銀行口座から振込入金をする」を選びましょう。
「三井住友銀行」「住信SBIネット銀行」のいずれかの口座に振込み可能となります。
なお、住信SBIネット銀行を選んだ場合、同じ銀行の口座からの振込であれば土日の入金が可能です。
ビットフライヤーでクイック入金をする方法
24時間365日問わず、手続き完了後に入金反映されるのが「クイック入金」です。
急ぎで入金したい方に有難いサービスで、数分もかからずにビットフライヤーの口座へ入金できます。
通常入金は銀行振込でおこないますが、クイック入金は「住信SBIネット銀行・イオン銀行・じぶん銀行のインターネットバンキング/ペイジ―経由のインターネットバンキング/コンビニ入金」のいずれかの方法で入金できます。
銀行振込では、利用する金融機関の営業時間内でないと当日中の入金反映はありません。しかし、ペイジ―は銀行営業時間外でも即時反映が可能です。
銀行休業日に入金しても翌営業日以降反映となるのに対し、クイック入金は日曜日の深夜などに手続きをおこなったとしても、ビットフライヤーの口座に入金反映されます。
ビットフライヤーにコンビニから入金をする方法
コンビニ入金は支払い完了から数分程度入金反映されます。
現金のみの受付となりますが、以下の主要コンビニから入金可能です。
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- スリーエフ
- セイコーマート
ログインを済ませて入出金にアクセスしたら、コンビニから入金を選択します。次に入金したい額を入力し、手続きが完了したら自分が指定したコンビニに足を運びましょう。
コンビニに設置されている端末から操作をして会計をしてください。
ビットフライヤーにウォレットアプリで入金する方法
ビットフライヤーでは、スマートフォンで仮想通貨取引をするユーザー向けに「ビットフライヤーウォレット」というアプリを提供しています。
ビットフライヤーウォレットアプリからも、以下の手順で日本円の入金が可能です。
- アプリのトップページ下部の「入出金」を選択
- 出金の画面から「日本円」を選択
- 表示された選択肢から「入金」を選択
入金方法は銀行振込、インターネットバンキング、コンビニ収納代行から選んでください。
ビットフライヤーに仮想通貨を入金する方法
日本円でビットフライヤーに入金することはよくあります。しかし、仮想通貨の入金は仮想通貨取引特有のものです。
入金先のアドレスを間違えるとキャンセル不可能なので注意したうえで慎重に行ってください。
- 仮想通貨の入金のためのアドレスを取得
- 送金元ウォレットにアドレスと送金数量を書き込んで送金
ビットフライヤーで取引可能な仮想通貨の種類はさまざまですが、入金方法に大きな違いはありません。
入金先であるビットフライヤーのアドレスを取得して、送金元ウォレットである外部のアドレスと送金数量を書き込んで送金するのみです。
ビットフライヤーのホーム画面から「入出金」のタブを選択し、入金したい仮想通貨の銘柄を選択すると、入金用のQRコードとアドレスが表示されます。
赤線の部分に数字とアルファベットが羅列されたものが表示されており、これがアドレスになります。
送金元のウォレットにこのアドレスを登録すると、仮想通貨の送付ができるようになり、ビットフライヤーへの仮想通貨の入金が完了します。
仮想通貨を入金するときの注意点として、ビットフライヤーに入金した仮想通貨は、セキュリティチェックや法令等に基づく確認等が完了した後に入金確定します。
即時反映されず、時間がかかる可能性もあることを覚えておきましょう。
ビットフライヤーで入金するときの注意点は?
ビットフライヤーで入金するときの注意点は以下のとおりです。
- 本人確認を済ませる
- 銀行口座情報を追加する
- 入金反映されるのは登録口座からのみ
- 住信SBIネット銀行を振り込むときは口座名義の先頭に5桁のIDを入力
- 銀行の営業時間間際の入金は翌営業日に持ち越される可能性がある
- クイック入金に制限がある
- それぞれの注意点について詳しく解説します。
ビットフライヤーへ入金する前に本人確認を済ませる
ビットフライヤーで取引を行うにあたり、口座開設後に本人確認を済ませる必要があります。
まず、ビットフライヤーでメールアドレスを登録するとアカウントクラスは「ウォレットクラス」になっています。
ウォレットクラスでは入金ができても仮想通貨を買ったり売ったりすることはできないので、トレードクラスへの変更が必要です。
トレードクラスにするために「本人情報の登録、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類のアップロード、取引の目的確認と銀行口座の情報登録」を完了させましょう。約10~15分あれば完了できる作業です
すべての手続きが完了したら、1週間前後でビットフライヤーからハガキが届きます。受け取った時点で本人確認が完了となりトレードクラスに変更となります。
ビットフライヤーで利用する銀行口座情報を追加
ビットフライヤーで利用する銀行口座情報の追加も、日本円を入金する際に必要不可欠です。
ログイン後、入出金、日本円ご入金の順に選び、三井住友銀行と住信SBIネット銀行のいずれかの詳細をクリックします。次に「銀行口座情報を追加する」をクリックしてください。
銀行口座情報を追加してから承認が下りるまで2日ほどかかります。複数登録も可能なので、状況に応じて登録手続きを進めてもいいでしょう。
ビットフライヤーで利用する口座名義に注意する
登録口座以外に注意しておきたいのが口座名義で、住信SBIネット銀行のお客様口座宛に振り込むときだけ気をつけてください。
なぜなら、住信SBIネット銀行を振り込む際は口座名義の先頭にIDを入力する必要があるからです。
たとえば「12345 名前」という感じで、ユーザーごとに割り振られた5桁のIDが必要になります。
5桁のIDは、ビットフライヤーの入出金ページ内にある「日本円ご入金」のタブから確認してください。
下の画像の赤線で伏せてある振込名義人の欄に、赤字で「5桁の数字+名前」が表示されています。
ビットフライヤーへの入金方法で反映時間が異なる
ビットフライヤーへの入金方法によって、反映時間が異なります。
三井住友銀行に振り込んだ場合、営業時間内であれば当日反映されるでしょう。しかし、営業時間の終了間際に振り込んだ場合、翌営業日に持ち越しとなる可能性が高いです。
また、住信SBIネット銀行に振り込む場合、ユーザーが住信SBIネット銀行から振り込めば土日祝日の入金も可能です。しかし、そのほかの銀行を利用した場合、翌営業日以降の持ち越しとなります。
クイック入金やコンビニ入金を利用した場合は、数分で入金が反映されます。
ビットフライヤーへの入金が遅い・反映されないときの対処法
ビットフライヤーに入金しても、すぐに反映されるわけではありません。
反映にかなりの時間がかかっていて状況を確認したい場合は「入出金お問い合わせフォーム」を使って、入金情報などを知っておくといいかもしれません。
ビットフライヤーに入金が反映されない原因とは?
ビットフライヤーに入金が反映されない原因は以下のとおりです。
- 口座名義が異なる状態で振り込んだ
- 住信SBIネット銀行に振り込む際に、口座名義の先頭に5桁のIDを入力しなかった
- 承認された登録口座以外から振り込んだ
なお、毎月5日と10日、週始め、祝日明け、月末などは金融機関の処理に時間がかかる場合があります。
ビットフライヤーのクイック入金には7日間制限がある
ビットフライヤーでは、セキュリティ向上を理由にクイック入金してから7日間の間はさまざまなサービスに制限があります。
- 日本円の出金
- 仮想通貨が他の取引所などへの送金
- bitWire、ビットコインの使用、Payなど
制限解除となるのは、入金日時から起算した「7日間=168時間」経過後です。たとえば5月1日の 10:00に入金した場合、5月8日 10:00 以降に解除となります。
あらかじめ理解したうえで入金してください。
仮想通貨の売買取引については特に制限はかかりませんが、本人確認が完了しない段階でクイック入金を利用すると本人確認のための簡易書留が送付されてしまいます。
その結果、入金までに時間がかかるので、本人確認が完了するまではクイック入金を利用しないようにしましょう。
ビットフライヤーに入金するときは知っておきたいことは?
ビットフライヤーに入金するにあたり、以下の2点をチェックしておきましょう。
- ビットフライヤーのクイック入金にかかる手数料
- ビットフライヤーのコンビニ入金をおすすめできない理由
これらをチェックしておくことで、入金手続きがスムーズに行えるようになります。
ビットフライヤーのクイック入金にかかる手数料
ビットフライヤーのクイック入金は、住信SBIネット銀行から入金すると無料です。
住信SBIネット銀行以外から入金すると、330円(税込)の手数料がかかります。
通常の銀行振込と同等、もしくは少し高めぐらいの料金設定と思っておくといいでしょう。
もし手数料の負担をおさえたい場合、住信SBIネット銀行からのクイック入金か通常の銀行振込がおすすめです。
手数料の負担なし、もしくはわずかな手数料で振り込めます。
手数料の負担をあまり気にせず、すぐに入金したいという方はクイック入金の利用がおすすめです。
ただし、前にお伝えしたように購入後1週間は、売却と送金ができませんので注意してください。
ビットフライヤーのコンビニ入金をおすすめできない理由
ビットフライヤーの入金方法の中で、コンビニ入金はおすすめできない理由があります。
なぜおすすめできないのかは、以下を参考にしてください。
- 発生する手数料が高い
- セブンイレブンなどの一部のコンビニでは対応していない
- 現金払いしか対応していない
- コンビニ入金で入金した額を仮想通貨で購入した場合、7日間は購入した仮想通貨を他の取引所などに送金できない
便利に利用できそうなコンビニ入金ですが、さまざまな制約が出ることはデメリットになってしまいます。
多くの方が手数料の負担をおさえられる銀行振込を選ぶ傾向にあります。もし、急ぎでないのであれば銀行振込を利用するのがおすすめといえるでしょう。
ビットフライヤーの入金方法はシンプルなうえに手数料が安い
ビットフライヤーに入金したいと思うものの、間違わずに手続きができるのか不安に感じている方もいるかと思います。
しかし、決められたとおりに入金手続きを行えば、特に問題なく完了するでしょう。
クイック入金を利用する際の手数料も銀行の振込手数料と大差はないので、経済的に苦しく感じることもないはずです。
ビットフライヤーで仮想通貨の購入は簡単ですが、リスク管理を怠ったら後で大変なことになります。
ビットコイン暴落のときに大きな損をした投資家の二の舞になる可能性もあるので、注意したうえで仮想通貨取引を行っていきましょう。
住信SBIネット銀行の振り込むとき、口座名義の頭にID(5桁の数字)を入力→とは具体的にどのような5桁の数字なのでしょうか? 初めてのため全く理解できません。恐縮ですが分かり易くご教示頂ければ助かります。