ビットフライヤーライトニングでFXや先物取引が可能!概要と使い方

日本の仮想通貨取引所である「ビットフライヤー」では、現物仮想通貨の売買サービス以外に、操作性が高く高速な取引ができる、プロユーザー向けのLightningというビットコイン取引サービスが用意されています。

今回は、ビットフライヤーライトニングの基本知識と、アクセス方法、注文の仕方などの基本部分をご紹介しましょう。

ビットフライヤーライトニングについて

ビットフライヤーでは、いわゆる販売所とは別に、大きく分けて3つの仮想通貨取引サービスを儲けています。

どこの取引所にもある、仮想通貨販売所は、日本円で仮想通貨(ビットコインなど)を、bitFlyerの決めた価格で売買するサービスです。非常に簡単で、ビットコイン1万円分を買いたいなら、その日のレートで買うだけですからシンプルですね。取扱手数料もそのレートに含まれています。

一方、「ビットフライヤーライトニング」と呼ばれるサービスは、以下を含みます。

  • Lightning 現物:BTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)を扱う現物の取引所です。
  • Lightning FX:レバレッジ取引の1つで、最大15倍のレバレッジをかけて取引ができます。ただし3 倍以上のレバレッジの場合は銀行口座の情報確認が要求されます。
  • Lightning Futures:これはBTC(ビットコイン)の先物取引です。FXと同じく最大15倍のレバレッジが使えます。

Lightning FX/Futuresの特徴

ビットフライヤーのLightning FXでは、ユーザーが預け入れた証拠金(日本円、またはビットコイン)の最大 15倍までビットコインの取引が可能です。

これは、他者に比べてかなり大きめのレバレッジですので、上手に利用すれば、極めて資金効率の良い取引が可能で、短期間で資産を増やせるでしょう。

15倍のレバレッジということは、ユーザーが20万円の証拠金を入れていれば、なんと 300万円分の売買取引が可能になるということです。

このように資金に限界があっても、無理せず取引を大きくし、一回の利確で利益を大きく取ることが可能になります。(もちろん、預入金以上の損失もリスクとしては存在しますので、気をつけてトレードを行いましょう。)

bitFlyerでは、Lightning FXの証拠金として日本円のほか、仮想通貨のビットコインをも預入れることが可能です。ただし、BTCを日本円に換算する場合は、Lightning 現物最終取引価格の8割としてみなします。

bitFlyerでの仮想通貨のトレードは24時間ですので、株式やFXの取引と違い、どんな時でもトレードが好きな時に行えるのも嬉しいですね。

Lightningの現物では、単純に安い価格の時に仮想通貨を自分の資金の範囲内で購入し、その後価格が高くなった時に売却する方法でのみ資金を増やせるのですが、Lightning FXの場合はいわゆる「ショート・ポジション」、つまり空売りを仕掛け、価格が下落したところで買い戻し決済することで、下降トレンドでも収益を計上できるのです。

bitFlyerは大手であるため、顧客サービスの一環として、現在は取引手数料を0円にしています。「Lightning FX」でもキャンペーン中で現在の取引手数料は 0円ですから、気軽にレバレッジ取引ができます。

ただし、取引手数料以外の「スワップポイント」については所定の手数料がかかりますのでご注意ください。

レバレッジ取引というと、大金を用意しないと参加できないイメージが強いですが、ビットフライヤーのLightning FX(ビットコイン FX)ではわずかな額でも取引が可能。まずは少額から試してみたい人にも無理なく始められます。

ビットフライヤーライトニングのインターフェース

ビットフライヤーライトニングは、基本的にWeb上で、ブラウザを使用してアクセスし、操作します。

ビットフライヤーライトニングのWeb画面

「bitFlyerウォレット」というスマホアプリのメニューに「Lightning Web」というのがあり、これを選択するとアプリ内のウェブブラウザで取引画面が表示されます。さらにスマホのデフォルトのブラウザでも表示出来ますが、結局はWeb操作に変わりありません。

ビットフライヤーライトニングのスマホ版ブラウザ画面

APIについて

ちなみに、bitFlyerでは「API」をユーザーに公開しています。「API」とは、「アプリケーション・プログラミング・インターフェイス」の略称です。これは所謂プログラミングで使用する様々な命令を集めたものだと言い換えることができるでしょう。つまりAPIをうまく利用することで、複数のアプリの連携ができる、便利なものです。

bitFlyerのAPI を活用することで、時々重いと感じるlightningのWEB画面を使わず、いつでも取引所内のトレードの様子、取引履歴などがチェックできるので大変便利です。

また、APIを利用して自分のアカウントでの新規注文、残高確認、オーダーのキャンセルなど、基本的な作業をリモートで行えます。ただしAPIの基本知識が必要です。

ビットフライヤーライトニングを使ってみよう

では、bitFlyer Lightningを使ってみましょう。注意点として、bitFlyerでは、ユーザーはただ登録するだけでなく、ビットフライヤーライトニングを使用するためにはいくつかの個人認証作業を行う必要があります。

ビットフライヤーにログインして、アカウント情報を確認したとき「ウォレットクラス」となっていたら、まだビットフライヤーライトニングを利用できません。利用する前に、ユーザーはLightningが利用できるアカウントクラス、「トレードクラス」にグレードを上げておかなければなりません。

ビットフライヤーライトニングを始めるまでの流れ

ライトニングを利用するには、事前に個人情報を入力し、認証を受けている必要があります。今日すぐに始めることはできないので、ご注意ください。

※ビットフライヤーでは、2017年前半まで6つのアカウントクラスに分けてユーザーを分類していました。各段階で認証・本人確認を完了することでアカウントクラスが上がり、それぞれのアカウントクラスで利用できるbitFlyerのサービスが細分化されていました。2017年6月以降は、変更があり、現在の2種類に分かれていますので、ご注意ください。

Lightningのサービス内容

取引・注文可能時間

これは取引日は毎日、24時間運営されています。ただし、bitFlyerのメンテナンスなどに応じて事前告知なしに取引時間が変更されることがあります。これは、どの他社取引所でも同様です。

証拠金について

Lightning FXにおける証拠金率は、15倍レバレッジを行う場合は 6.67%となります。ちなみにLightning FXで現物決済を行った場合、注文を入れた翌日のbitFlyerが定める時点での、 Lightning FX 板における「加重平均約定価格 」に、 建玉数量 x 20%をかけ合わせたJPY(日本円)がかかります。

最終的に評価された損益や必要証拠金は、ユーザーの Lightning FXで合算されますが、必要な証拠金を計算する際に、他の建玉分は相殺されませんので注意してください。

スワップポイント/ロールオーバーについて

ビットフライヤーのLightning FX(ビットコイン FX)は、一般のFXと基本的に同じです。ビットフライヤーでも「スワップポイント」というものが発生します。

FX取引では、注文を入れて(建玉と表現します)がまだ未決済のとき、その決済日を延長することができます。これを「ロールオーバー」といいます。

ロールオーバーすると「スワップポイント」という手数料が発生します。簡単に説明すれば、これは「利息」に相当します。FXでは2種類の貨幣を扱うため、その金利が2種類発生しますが、その両者を調整した後に出る差額がロールオーバーと呼ばれます。

基本的には、Lightning FXにおけるスワップポイントは、買い建玉、売り建玉ともに一日あたり0.04%の支払いが必要となります。このスワップポイントは建玉を決済する際に証拠金に追加または減殺されます。

ロスカットと追証について

ビットフライヤーライトニングFX では、預け入れたお金の15倍もの取引が可能になっていますが、価格が予期せぬ方向に変動して、含み損が大きくなることがあります。

株の取引では「ストップ高」・「ストップ安」という価格変動の上下限を決める仕組みがありますが、FXではそれがありません。

Lightning FXでは、15倍レバレッジをかけて取引した場合、例えばビットコインが短時間のうちに急激に10%も変動した場合、損失が大きくなります。そのままでは証拠金の全てを失うだけでなく、さらにマイナスが出て不足金が発生することにもなりかねません。

預けたお金の15倍もの取引が可能なんて!もし暴落したら大赤字じゃない!
そうならないために「ロスカット」という制度があるんだ!損失が大きくなりすぎないように自動的に強制決済されるぞ!

ロスカットがいつ発生するかというと、レバレッジの倍率に合わせた所定の必要証拠金維持率の下限を下回るときです。

ユーザーと取引所の両方の損害を拡大させないようにする仕組みのロスカットは現物を売買するときにはない概念です。

ロスカットについて十分に理解してからFX取引を行うようにしてください。

証拠金維持率を「ロスカットレベル」と言うときもあります。これは、ユーザーが預け入れている証拠金額から、含み損を減殺した際に算出される比率です。

証拠金維持率が、下限を下回るとロスカットが発動し、ユーザーの意図にかかわらず自動的に決済されます。当然ながら証拠金が失われますが、逆に言えばそれ以上の損害は出ず、巨額の借金を背負うようなことがないようになっています。

ごく稀ですが、あまりにも急激に相場が変動した場合(システムがロスカットを発動しても、その決済が完了しないうち、激しい暴落により一瞬で価格が動いてしまった場合、マイナスが発生してしまうことがあります)、bitFlyerは発生した負債に対して、追加証拠金の預入を要求することがあります。

ロスカットのルールについては、bitFlyerのホームページにある説明を十分お読みください。FXを始める前にかならず理解しておく必要があります。

注文の有効期限について

Lightning FXにおいては、ユーザーの入れた注文の有効期限は、基本的に30 日になっています。まれにシステムの更新のときなど、入れていた注文が自動で取り消しになっていることがあります。

Lightning FXで使われる用語について

Lightning FXを始める前に知っておくべき用語を解説するぞ。注文を入れる前にしっかり覚えておけよ。

「建玉(たてぎょく)」:ユーザーが入れた注文が約定したが、最後の「売り・買いの支払い(決済)が」が完了していない(取引が終わっていない)状態のものを指します。ほかに「ポジション」ともいいます。現物取引とは考え方が大きくことなるので、十分に理解してからFXを行ってください。

「証拠金率」:1 ÷ レバレッジ倍率で計算される比率です。15倍レバレッジの場合は、6.67%となります。簡単に言うと、取引を開始して、運悪く価格が下がった場合、元の価格より-6.68%になるとロスカットが発動するということです。上がっていく分には自動決済はありません。

「評価損益」:これは建玉の現在の評価損益のみならず、 未決済のスワップ分の損益と、支払うべき手数料をあわせた額のことです。

「必要証拠金」:ユーザーの建玉を維持するため、そして追加の新規注文をする際に必要となるお金です。

「預入証拠金」:ユーザーが取引口座に預入れている証拠金(日本円)を指します。このほか、BTC(ビットコイン)も預入証拠金として使用できます。この場合、Lightningの現物取引相場の最終取引価格に対しての 80%が証拠金額とみなされます。

「証拠金維持率」:必要証拠金に対する評価証拠金の割合で、これは前述のロスカット判定基準となる重要な数値です。評価証拠金 ÷必要証拠金で計算されます。

「引出可能金額」:これは評価証拠金から必要証拠金を減じた額です。または、預入証拠金と前者を比較して低額になる方を指します。条件によっては、実際には引出が制限されます。

「建玉評価損益/未決済スワップ損益」:前者は建玉に発生中の損益、後者は建玉のスワップ損益の総額を指します。

FXの基本の使い方

ログインしてLightningの画面に遷移したあと、BTC-FXを選択します。画面の左上メニュー→入出金を選択します。

現物のBTCではなく、レバレッジ取引(FX)を行うために、「BTC-FX/Futures」の口座を選択して、自分が入れる金額を入力します。

預入をクリックすることでBTC-FX/Futures口座に振替(入金)が可能です。先にbitFlyerのアカウントに入金をしておいてください。Lightning FX取引には必ず事前の証拠金を預入れる必要があります。

ライトニングでは「板」という言葉を使います。これは、それぞれ違うコインや条件の違う取引を扱う「場所」のことです。「小部屋」の中で、多くの人が集まってそこで売り買いしているとイメージするとわかりやすいかもしれません。

いくつかの板がありますが、FXをする場合は「BTCFX/JPY=ビットコインFX板」を選択しましょう。

FXは、日本円に対してビットコインが値動きをしますが、今後上がるか、下がるか想定して、「上がる!」と考えた場合は「ロング」で注文を入れ、「下がる!」と考えた場合は「ショート」で注文を入れる所です。前述のように最大で15倍レバレッジを掛けることが可能です。

「FX」は、「ビットコインの値動きを予想して、日本円を殖やしていく」投機行為です。

あなたはビットコインを買ったわけではないのです。ですから「FXをやっていること」自体が「ビットコイン保有者」になるわけではありません。

ちなみに、前述のように「先物(Future)」板もあります。Futureとは、これは決められた期日のとき、ビットコインの価格が上がるか、下がっているか当てて投機するところです。

ログインしたら、まずは「チャート」を確認しましょう。ビットコインの、このFX板におけるこれまでの価格変動(値動き)を示していますので、今後の予想のために非常に重要な情報です。

そして「板情報」も確認します。bitFlyerのこのFX板で、ユーザーらが注文をたくさん出しており、まだ未約定の状況が示されています。

赤い文字が「売り」注文、下には黄文字で「買い」の注文が出ているのがわかります。

FXにも「スプレッド」と呼ばれる数字が使われますが、これは手数料のことではなく、いま出ている売り注文の最安値と買い注文の最高値の値差を示しています。

ここが詰まっていれば、活発な取引が行われているとみられ、ここが開いていると、参加者が少なく、活気がないという見方をすることができます。

それでは、注文入力欄に入力して、実際にレバレッジ取引を行ってみましょう。まず、注文方法は「指値(さしね)」という、自分の指定した価格で注文を出すことと、「成行(なりゆき)」という、いま他の人が出している買い・売り注文から「取る」ことができます。価格は板次第であり、ユーザーが決めるのは数だけです。

ビットフライヤーのFX板での指値注文画面

指値:94100円で1BTCを買いから入るところ。予想価格の下に、「価格乖離」のパーセンテージも表示され、わかりやすい。

また、さらに高度な「特殊」注文をすることもできます。
特殊注文の種別は3つあります。

  • 「IFD」(イフダン)は同時に2つの注文を出し、最初の注文が約定した場合に、次の(2つ目の)注文が自動的に発注されます。
  • 「OCO」(オーシーオー)は、2つの注文を同時に出しているとき、一方の注文が成立した場合にもう一方の注文を自動キャンセルしてくれます。
  • 「IFDOCO」(イフダンオーシーオー)は、上記のIFDとOCOのコンボで、IFD注文が約定すると、自動的にOCO注文が行われます。

注文した後の操作

注文を出した後は、自分が建てたポジション(注文で、まだ約定していないもの)のリストが「注文」タブに示されます。

FXでは注文を入れたあと、未約定であればポジション(注文)をキャンセルすることが出来ます。

タブの左にある×ボタンをクリックすればキャンセルが可能です。しかし、約定してしまうとキャンセルすることはできませんので注意してください。

約定すると、ユーザーは建玉(ポジション)を持っています。これを完了(決済)するためには、同じだけの量の、反対の売買をしなくてはなりません。例えば、買いのポジションで入った場合、そのポジションは必ず「売り」を行うことで、完了し、損益が確定します。途中で放棄したりやめることはできません。

bitFlyerのシステムでは、FXの取引で取引数量にある数字のクリックで「決済画面」が表示されます。ここでユーザーは希望の価格を入力し、決済を行うことができます。

利益が出るように価格を設定するのが定石ですが、緊急の場合には損切りと言われる、あえて損が出る価格を指定して、早く決済することもありますが、当然資金は減ります。

ビットフライヤーライトニングはマイペースで

以上、bitFlyerにおけるライトニングの使い方を、FXを中心にしてご説明しました。現物の取引はわかりやすいですが、FXについては理解するべき項目が多く、事前に十分勉強した上で、少額、低倍率のレバレッジから初めてゆっくりと慣れていくことが、着実に利益を上げる秘訣です。

無理をしないで、自己資金の管理を十分にしたうえで、ビットフライヤーのライトニングを利用してみてください。

share bitters!!この記事をシェア!

堅牢なセキュリティ体制で安心して取引できます!

この記事を読んだご意見、感想などをコメントしてください。