bitFlyer(ビットフライヤー)といえば、国内でもっとも取引量の多い仮想通貨取引所です。ユーザーからの人気が高く、現物取引のみならず、レバレッジ取引もできるなどの強みがあります。
ビットフライヤーの口座を開設することで得られるメリットは他にもあります。取り扱い銘柄の多さなども、ビットフライヤーならではの利点の一つです。
国内取引所の中において、ビットフライヤーは取り扱い銘柄が多い取引所となります。
ビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュなどの有名な通貨だけでなく、モナーコインやリスクなど、他では扱っていない仮想通貨もここなら取引できます。
ビットフライヤーは金融庁から認可を受けている優良な取引所であることに加え、日本でもっとも仮想通貨の取引量が多い取引所でもあるため、ビットフライヤーから上場する仮想通貨というのは、それだけで将来の値上がりが期待できます。
ビットコインのみならず、アルトコインの投資にも興味があるのであれば、ビットフライヤーはぜひとも利用しておきたい取引所です。
ビットフライヤーの取り扱い銘柄とは?
仮想通貨の取引所だからといって、すべての通貨を取り扱っているわけではありません。むしろ、日本は規制が厳しいということもあってか、海外の取引所と比較すると取り扱い銘柄の数が少ない方です。
もっとも、それは必ずしも悪いことではありません。数多く存在する仮想通貨の中から、もっとも将来が有望な仮想通貨を厳選して紹介しているとも言えるだけに、余計な選択肢が減る分、かえって取引しやすいです。
特に、ビットフライヤーは日本で最も取引量が多い取引所なだけに、ここで上場する仮想通貨は、将来的な値上がりがかなり期待できます。
実際、モナーコインやリスクなどの仮想通貨がビットフライヤーより上場した結果、これらの仮想通貨は大きく値上がりしました。
世に多く存在する仮想通貨の中から、一つ一つをチェックし、将来の値上がりが期待できるかどうかを調べる行為は非常に大変で手間がかかります。
しかし、ビットフライヤーから上場する仮想通貨だけに限定すれば、調査をする手間が省ける分、簡単に有望なアルトコインを見つけられます。
ここではビットフライヤーが取り扱っている銘柄を紹介します。
取り扱い銘柄一覧
ビットフライヤーの取り扱い銘柄は次のようになります。(2018年4月18日時点)
通貨単位 | コンセンサス・アルゴリズム | 発行可能上限額 |
---|---|---|
BTC(ビットコイン) | PoW | 2,100万BTC |
ETH(イーサリアム) | PoW(PoSに移行予定) | 未確定 |
BCH(ビットコインキャッシュ) | PoW | 2,100万BCH |
ETC(イーサリアムクラシック) | PoW | 未確定 |
LTC(ライトコイン) | PoW | 8,400万LTC |
MONA(モナーコイン) | PoW | 1億512万MONA |
LSK(リスク) | DPoS | 無制限 |
「販売所」、「取引所」、「FX」毎の取り扱い銘柄
ビットフライヤーが取り扱っているからといって、すべての仮想通貨が取引所やFXでの取引が可能というわけではありません。取引方法によって、取り扱い銘柄に違いがありますので、注意しましょう。
ビットフライヤーが取り扱っている銘柄は基本的にすべて販売所で取り扱っています。
そのため、販売所であれば、問題なくビットコインからアルトコインまですべて売買できるでしょう。
ただし、取引所で扱っている通貨となると、ビットコインとイーサリアム、ビットコインキャッシュの三つだけとなります。(2018年4月18日時点)
この三つの通貨のうち、円建てで取引できる通貨はビットコインのみとなります。イーサリアムとビットコインキャッシュを取引板で売買する場合、ビットコイン建てとなります。
次にレバレッジ取引に関してですが、これはBTC/円だけとなります。さらに、販売所でレバレッジ取引はできません。レバレッジ取引は取引板で行うことになります。
このように、販売所と取引所ではそれぞれ取り扱い銘柄に違いがあるため、間違えないようにしましょう。目的のアルトコインを探す際にはまず販売所を見ることをオススメします。
取り扱い銘柄の特徴
仮想通貨にはそれぞれに特徴があります。どの仮想通貨に投資をするかは、それぞれの特徴を見てから判断しましょう。
ビットコインの特徴
ビットコインといえば、誰もが知っている代表的な仮想通貨です。全仮想通貨の中で最も取引量が多く、時価総額も高いです。
開発したサトシ・ナカモトは、ビットコインの生みの親であるということ以外に関して一切のプロフィールが謎に包まれた人物です。現在、サトシ・ナカモトはビットコインの開発から離れ、完全に消息が知れません。
発行上限が設定されている仮想通貨のため、インフレが起こるリスクが非常に低いです。
全仮想通貨の中で最も価値が高く、法定通貨との親和性も良い通貨のため、仮想通貨の世界において基軸通貨として扱われることが多いです。
イーサリアムの特徴
ビットコインに次いで時価総額の高い仮想通貨です。アルトコインの中で最も価値が高く、流通量が多い仮想通貨といったら、イーサリアムでしょう。
イーサリアムにはビットコインにはない機能「スマートコントラクト」があります。契約を自動的に執行してくれるスマートコントラクトの機能は様々な分野より注目を集めており、今後スマートコントラクトを活用したビジネスの普及が期待されています。
ビットコインの代替通貨として使われることが多く、ビットコインの価格が落ちると、イーサリアムの価格が上がるなど、反対の動きをすることがあります。
イーサリアムクラシックの特徴
イーサリアムからハードフォークした仮想通貨です。そのため、基本的な特徴はイーサリアムとほぼ同じです。The DAOと呼ばれるハッキング事件をキッカケに誕生した仮想通貨です。
イーサリアムクラシックは「コードこそ法」という理念から作られた仮想通貨であり、多数決による合意を理想としているイーサリアムとは対称的な思想を持っています。
イーサリアムクラシックはイーサリアムから分裂した仮想通貨ということもあり、価格の動きがイーサリアムと連動することが多いです。例えばイーサリアムの価格が下落すると、イーサリアムクラシックも下落するといった具合です。
ビットコインキャッシュの特徴
ビットコインからハードフォークした、一番目の仮想通貨です。ビットコインのスケーラビリティ問題を解決する過程で誕生した仮想通貨です。
ビットコインから分裂したということもあり、基本的な特徴はビットコインと似ています。ただし、ビットコインよりもブロックサイズが大きいなど、優位なポイントが多いです。
ビットコインキャッシュこそ正当なビットコインだという意見もあり、投資家やマイナーからの人気が高い仮想通貨です。
ライトコインの特徴
ライトコインは元GoogleのエンジニアであるGharlie Leeが開発した仮想通貨です。2011年に公開された仮想通貨で、ビットコインに次いで歴史の長いアルトコインです。
ビットコイン同様にオープンソースの仮想通貨なのですが、その一方で送金スピードが非常に早く、ビットコインの1/4の時間で送金できるなどの優位性があります。
送金しやすい仮想通貨のため、ビットコインに並んで決済手段としてよく用いられます。そのため、ビットコインの価格が高騰するなどして扱い辛くなると、代替手段としてライトコインが選ばれやすいです。
モナーコインの特徴
日本初の仮想通貨で、掲示板サイトの「2ch」によって生み出されました。モナーとは2chの有名なキャラクターのことで、名前は知らなくてもキャラクターは見たことがあるという人は意外と多くいることでしょう。
管理者不在の非中央集権的な仮想通貨なのですが、2chの有志諸君からの人気が高く、意外と使用用途が広いです。
送金スピードが速く、手数料も安く、さらにはビットコインとのアトミックスワップに成功しているなど、実は仮想通貨としてかなり質が高いなどの優位性があります。
リスクの特徴
リスクは2016年5月に公開、2018年1月31日にビットフライヤーより上場した仮想通貨です。
リスクは発行上限のない仮想通貨のため、一見するとインフレの危険があるように思われます。しかし、リスクには半減期があり、年々発行枚数が減っていく仕様になっているため、実際にインフレになる危険は少ないでしょう。
リスクは他の仮想通貨同様に通貨として使用できる一方で、プラットフォームとして活用できるという特徴があります。このリスクのプラットフォームを活用してアプリ開発などが行えます。他にはない独自性があるだけに、リスクに対する注目度は非常に高いです。
ビットフライヤーより上場した仮想通貨は値上がりするのか?
仮想通貨はただ開発すれば値上がりするというものではありません。多くの投資家より注目され、実際に購入されることで、初めて値上がりを起こすことができます。どれほど優秀な仮想通貨でも、誰からも注目されないと、価値が低いままです。
それだけに、取引所に上場すると、投資家からの注目度が否応なしに増すだけに、値上がりが起きやすいです。絶対に値上がりすると断言こそできませんが、その可能性は非常に大きいでしょう。
ビットフライヤーのような取引量が多い取引所に上場するとなれば、どんな仮想通貨であれ、値上がりする可能性はどこよりも大きいでしょう。
それだけに、事前に取引所に上場する見込みの高い仮想通貨を把握しておけば、値上がりする前の安い段階で仮想通貨を購入することで、将来の値上がりに備えることができます。ただ、具体的にどのような仮想通貨であれば、ビットフライヤーより上場する見込みが高いのでしょう?
過去に、ビットフライヤーより上場した仮想通貨というと、ビットコインキャッシュやリスクなどがあります。
ビットコインキャッシュが上場した背景
ビットコインキャッシュは2017年8月にビットフライヤーより上場しました。当時は公式サイトやTwitterなどのSNSを通じて発表しました。
現在でこそビットコインキャッシュといえば、イーサリアムに並んで時価総額の高い仮想通貨なのですが、当時はまだ価値などほとんどありません。なにしろハードフォークによって誕生したばかりの通貨のため、本当に価値が付くかどうかに関して言えば疑問符が付く状態でした。
それでも上場に踏み切ったのは、やはりビットコインから最初にハードフォークした仮想通貨だからでしょう。
当時、ビットコインのハードフォークが行われると、その時に保有していたビットコインの保有量に応じて同数のビットコインキャッシュが付与されるということで、ハードフォークコインを目当てにビットコインを購入した人が多くいました。
ビットフライヤーの思惑としては、ビットコインキャッシュ目当ての投資家を囲い込みたいという目論見があったのかもしれません。
実際、ビットフライヤーは当時、いち早くハードフォークに対応し、ビットコインキャッシュの取り扱いを開始しました。ビットフライヤーにビットコインを預けていた投資家は、その時の保有量に応じてビットコインキャッシュを無料で手に入れることができたでしょう。
ビットフライヤーは、国内取引所の中ではハードフォークに寛容な取引所です。今後も、ハードフォークした仮想通貨が続々と上場するかもしれません。その時、分裂時にビットコインを保有していた人は、その保有量に応じた量のハードフォークコインを無料で入手できるでしょう。
リスクが上場した背景
リスクは2018年1月31日にビットフライヤーより上場した仮想通貨で、当時はTwitterなどを通じて発表しました。
リスクに関しては、それ以前も近々新しい仮想通貨を上場すると言っていたのですが、どの仮想通貨が上場するのかはハッキリとわかっていませんでした。そのため、上場するまで、どの通貨が上場するかは誰にもわからない状態でした。
リスクがビットフライヤーより上場したことで、価格は一気に高騰し、60%以上の値上がりを当時は記録しました。
リスクがなぜビットフライヤーより上場したのか、明確な理由は判明しておりません。ただ、リスクの開発チームが積極的に上場に向けてアプローチをしていたので、単純に営業努力が功を奏しただけなのかもしれません。
それに加え、リスクはスマートコントラクトの機能があるなど、性能が良い仮想通貨です。ビジネスに活用しやすい仮想通貨なだけに、将来性を買われたのかもしれません。
今後取り扱われる可能性のある仮想通貨とは?
ビットフライヤーより上場する可能性のある仮想通貨というと、予想だけで良いのであれば、いくらでも候補が思い浮かびます。
ビットコインゴールドやビットコインダイヤモンドは、ビットコインキャッシュ同様にビットコインからハードフォークした仮想通貨なだけに、今後上場する可能性が高いです。他にも、ネムやカウンターパーティーなどの仮想通貨が、上場するのではないのかと噂されています。
このように、可能性のある仮想通貨ならば複数あります。
数ある有望な仮想通貨の中で、最も上場が有力視されている仮想通貨というと、やはりリップルでしょう。
リップルはイーサリアムに次いで時価総額が高いアルトコインであり、世界中から注目されている将来ある仮想通貨です。ハッキリ言って、ビットフライヤーが上場させない理由がありません。
しかし、現状のところ、ビットフライヤーはリップルを取り扱っていないため、リップルを売買するためには他の取引所を利用しないといけません。
リップルを取り扱っている取引所というと、bitbank(ビットバンク)やGMOコインなどがあります。DMM Bitcoinも一応リップルは取り扱っているのですが、現物取引では扱っていないため、入手することはできません。
上場する仮想通貨を事前に知る方法は?
ビットフライヤーから新たに仮想通貨が上場すると、その仮想通貨は高確率で値上がりします。それだけに、上場する仮想通貨の情報というのは、上場するまで極秘扱いされます。
そのような事情もあってか、上場前に仮想通貨の情報を仕入れることはまず無理でしょう。リスクに関しても、上場するまでリスクが上場するだろうと確信を持てたユーザーはほとんどいませんでした。
このように、上場する仮想通貨の情報を仕入れることは至難を極めます。ただし、まったく方法が無いわけではありません。
ビットフライヤーより情報する予定の仮想通貨を調べたい時は、ビットフライヤーや、上場の見込みが高い仮想通貨の開発チームのTwitterなどをよくチェックしておきましょう。
Twitterに直截的な情報を書き込む可能性はとても低いです。しかし、Twitterの文章の中には、上場を匂わせるような投稿がたまにあります。
そういった上場を示唆するツイートを見ることで、上場の可能性が高い仮想通貨を事前にチェックすることができます。
ビットフライヤーが今後も仮想通貨を上場させる可能性
それも、傍から見て評価が高い有望なアルトコインばかり上場させてくれるため、投資家としては安心して購入することができます。まさにアルトコインに投資をしたいというユーザーにとって、ビットフライヤーは非常に相性が良い取引所でしょう。
今後、どのような仮想通貨が上場するのかは誰にもわかりません。しかし、ビットフライヤーが今後とも何かしらの仮想通貨を上場させる見込みは非常に高いです。
将来の値上がりが期待できる仮想通貨はビットコインばかりではありません。中にはまだ価格が低いものの、将来的に大きく値上がりする可能性のあるアルトコインもあります。
ビットフライヤーは、そんな将来性のあるアルトコインを見つける上で、もっともオススメの取引所でしょう。
この記事を読んだご意見、感想などをコメントしてください。