ビットコインの歴史を誕生から現在まで詳しく解説します!

普段、インターネットはあまり利用しないという人でも、一度はビットコインという単語を聞いたことがあるでしょう。ビットコインは今や、世界中の人たちから注目されている新しい通貨です。ビットコインなどの仮想通貨に投資をし、億単位のお金を稼いだという人の話には枚挙に暇がありません。

誰だって、簡単にお金を稼げるのであれば、それに越したことはありません。しかし、株や不動産と違い、ビットコインは今までの歴史上、一度も登場したことがない新しい概念なだけに、本当に投資して良いものなのか、誰にも判断できません。

投資経験が豊富なプロですら、仮想通貨への投資を渋ることは珍しくはありません。しかし、いくら疑わしい代物だからといって、指をくわえて待っていたら、せっかくの稼げるチャンスをみすみす逃してしまうことでしょう。

ビットコインが信用できるものかどうかを知りたいのであれば、まずは仮想通貨とは一体何なのか、その歴史を学んでみましょう。

ビットコインは一体誰が作ったのか?初期はいくらだったのか?どのように価値は上昇したのか?ビットコインの価値を押し上げる要因とは何か?逆に何がビットコインの価値を下げるのか?

ビットコインの過去を振り返り、歴史を学ぶことで、ビットコインの今後の動きを予測する役に立つことでしょう。

ビットコインとは誰が作ったのか?初期の価格はいくら?

現在でこそ、ビットコインといえば非常に高価なデジタル通貨という印象がありますが、初期の頃から高値をつけていたわけではありません。むしろ、ビットコインが生まれた当初、暗号通貨の魅力に気づいた人は少数派で、買う人もほとんどいませんでした。

世界で初めてビットコイン決済で購入されたモノはたった2枚のピザで、当初はピザ2枚に対して1万BTC支払われたという話は仮想通貨の世界では有名です。実際には、ビットコインを受け取った人が代理となってピザを注文したというのがピザ神話の実情のようで、ピザ屋が直接ビットコイン決済をしたわけではないようです。

初期こそ無価値も同然だったビットコインも、2017年が終わる頃には100万円を大きく突破し、1BTCあたり最高で230万円以上の価値を付けたこともあります。一体誰がここまでの暴騰を予想できたのでしょう?おそらく、ビットコインを開発した謎の人物、サトシ・ナカモトですら、ここまでの高騰は予測していなかったことでしょう。

ビットコインを創設したサトシ・ナカモトとは一体何者なの?

今や世界的に有名になったビットコインですが、誰が創設したのかは未だ謎に包まれており、真偽のほどはハッキリしていません。

ビットコインの生みの親といえば、ビットコインプロトコルとBitcoin Coreを作ったことで知られているサトシ・ナカモトが有名です。

サトシ・ナカモトって、日本人なの?
サトシ・ナカモトが個人の名称なのか、さらに言えば本名なのかは依然として不明だ。ただ、名前から察するに日本と縁のある人物である可能性が高いだろうな。

サトシ・ナカモトは2008年にビットコインに関する論文を発表し、2009年にはビットコインのソフトウェアを発表しました。その後、ビットコインのマイニングをスタートさせ、本格的な運用を開始しました。

初期こそサトシ・ナカモトは他の開発者と共にビットコインの開発に関わっていたのですが、やがてプロジェクトの管理を他の人へ引き渡し、現在はビットコインの開発から離れているようです。

ただ、プロジェクトに参加していないからといって、ビットコインに対する影響力が失われているわけではありません。

というのも、サトシ・ナカモトが保有しているビットコインの量は推測で約100万BTCに達していると言われており、誰よりも多くビットコインを保有しています。

ビットコインの価格が高騰している現在において、サトシ・ナカモトの資産は1兆円を越えているとも言われています。

サトシ・ナカモトが一体誰なのかは現在をもってしても不明です。もしかしたら個人ではなく、グループ名である可能性もあるため、必ずしも特定の人物を指しているとは限りません。ただ現状のところ、サトシ・ナカモトは最大のビットコイン保有者であり、価格に対して絶大な影響力を持っています。

ビットコイン決済で最初に決済されたモノとは?

もしもどこの誰とも知れない人が作った謎の通貨を使って商品を購入したいと言われても、実際に商品を売ってもらえる可能性はとても低いでしょう。お金とは信用そのものです。信用がないお金に価値はなく、誰も相手にはしないものです。

それはビットコインとて例外ではありません。今でこそ高値をつけているビットコインですが、誕生した当初は世間から認知されておらず、無価値な通貨でした。

そんな無価値なビットコインが最初に決済したモノが、かの有名な2枚のピザだと言われています。

2010年5月22日、アメリカのフロリダ州でピザ2枚に対して、ビットコイン2万枚が支払われました。これがビットコイン最初の商取引だと言われており、それ以来5月22日はビットコイン・ピザ・デーなどと呼ばれるようになりました。

最初のビットコインは、ピザ2枚だったんですね。
うむ。実際に決済手段として使われるようになって以降、急速にビットコインに対する注目度が高まった。やがて、1BTCあたり0.3米ドルだったビットコインは高騰し、2011年には最高で32米ドルまで値上がりしたぞ。

ビットコインの初期価格はいくらだったのか?

ピザ2枚に対してビットコイン1万枚支払われていた初期の頃、ビットコインの価値はまだ無価値も同然でした。2010年頃のビットコインの価値というと、1BTCあたり約0.2円ほどとなります。

ただし、2010年7月にビットコイン取引所の「Mt.Gox(マウントゴックス)」がサービスを開始したことで、世間での本格的な流通が始まり、価格が高騰し始めます。

2010年が終わる頃には1BTCあたり20円から40円ほどの価値を付けるようになり、ほぼ100倍から200倍以上値上がりした計算になります。

ビットコインの初期から現在までの歴史とは?

ビットコインの歴史を紐解くと、その背景には波乱万丈な出来事があることが読み取れます。今でこそビットコインは何よりも高価な仮想通貨ですが、一時は大暴落し、このまま消え去ってしまうのではないかと危惧されたことが何度もあります。

例えば、 シルクロードやマウントゴックス事件、中国政府の仮想通貨ICO禁止、そして中国政府のビットコイン取引の停止などは、ビットコインにとって大きな痛手となる出来事でした。これらの出来事が発生した際に、ビットコインは大きく暴落しました。しかし、一時的に下落こそしましたが、その後に高騰し、さらなる価値を付けました。

ビットコインにはかつて、暴落を引き起こすほどの危険が何度も発生しましたが、その一方で価値を再認識するような出来事もあったのです。

例えば、キプロス金融危機や改正資金決済法の施行などは、ビットコインにとってプラスになる出来事となりました。

金融危機に強く、決済手段として政府から認められた通貨であるビットコインは、一時的に暴落することはあっても、世界から必要とされる新しい通貨となったのです。

ビットコインの危険性とは?シルクロードで使われたビットコイン

ビットコインの歴史は明るいモノばかりではありません。中には黒い歴史もあります。例えば、シルクロードでビットコインが使われたという歴史は、仮想通貨にとって良くない事例でしょう。

シルクロードとは海外のオークションサイトのようなもので、このサイトを通じて様々な商品を購入することができました。ただ、これがただのオークションサイトであれば、たとえビットコインで決済されていたからといって問題にはなりません。

問題は、シルクロードで取引されていたモノにあります。というのも、シルクロードでは違法な薬物や銃、さらにはクレジットカードの情報など、違法なモノや情報が取引されていたのです。

明らかに違法なものも、取引されていたんですね。
そうだな。既にシルクロードの創設者は逮捕され、サイトも閉鎖されている。そして、2013年にFBIがシルクロードの事件に関わった際に144000BTCが押収され、そのことが当時大きな話題を呼んだんだ。

シルクロードの事件そのものはこれで一件落着となったのですが、問題はまだ続きます。というのも、シルクロードの事件をキッカケに、ビットコインは違法な取引に使えるということが社会で認知されてしまったからです。

この事件を契機に、ビットコインなどの仮想通貨を使用した違法な取引が増えるようになりました。

シルクロードの事件は、ビットコインが必ずしもプラスの存在ではないことを社会に知らしめたのです。

マウントゴックス事件とは?ビットコイン最大の盗難事件

マウントゴックスといえば、ビットコインの取引所として当時は有名でした。しかし、2014年2月にすべての取引が停止されました。その背景には、数年にわたるビットコインの盗難の被害があります。

マウントゴックスは当時、世界でも最大のビットコイン取引所だったのですが、当時の価値で480億円相当の盗難の被害に遭っていました。それが尾を引き、2014年2月28日に東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請しました。

大量のビットコインが消失し、顧客の資産が失われたということで当時は大きな話題となりました。

この時期、中国政府のビットコイン取引禁止などの事例と重なったということもあり、ビットコインの価格は大きく下落しました。

ビットコインには盗難や消失のリスクが付きものです。時には政府の規制などが原因で暴落するリスクもあります。いくらビットコインの値上がりが期待できるからといって、必ずしも常に高騰するとは限りません。

中国とビットコインの歴史

今でこそ、ビットコインをもっとも取引している人は日本人だと言われていますが、ほんの数年前までは中国人こそビットコインの最大の取引相手でした。

中国には政府の規制もあってか、海外への送金手続きが非常に煩雑で面倒という特徴があります。それだけに、簡単に送金できるビットコインは非常に魅力的な通貨であり、多くの中国人がビットコインの取引に参加しました。

さらに、中国は海外と比べて電気代が安く、マイニングに適しているという環境も手伝ってか、取引のみならず、マイニングに参加している中国人も多くいます。

このように、仮想通貨をするにあたって非常に理想的な環境のあった中国ですが、その一方で政府からの規制が厳しい国としても知られています。

ビットコインに対する見解は政府によってそれぞれ異なります。そして、中国政府はビットコインに対して否定的な考えをもっているようであり、2013年12月5日にはビットコインの使用を禁止したほどです。

さらに、2017年9月にはICOを全面禁止にし、仮想通貨による資金調達を規制し始めました。この当時、ビットコインは1BTCあたり50万円に達するなど、勢いをつけていたのですが、中国のICO全面禁止という措置を受け、暴落しました。

ビットコインの高騰の原因は?TIME誌の特集でバブルが発生!

ビットコインは過去に何度も暴落した歴史があります。しかし、何度も危機を乗り越え、高騰できたのは、ビットコインの価値を押し上げる様々な出来事が過去に何度も発生したからです。それは一体どのような出来事なのでしょう?

2011年4月にTIME誌がビットコインの特集を組んだ結果、ビットコインの価値は高騰し、バブルが発生しました。一時は1BTCあたり31.91米ドルまで価格が上昇したのです。この出来事こそ、ビットコインのバブルの始まりです。

それ以前まで、ビットコインの価値は1BTCあたり100円にも届かなかったのですが、TIME誌がキッカケとなり、世間から注目が集まることで、ビットコインの躍動が始まります。

マウントゴックス以外の仮想通貨交換業者の参入

もしも仮想通貨交換業者がマウントゴックスだけであったら、マウントゴックスの破綻に伴い、ビットコインの価値は大暴落していたかもしれません。しかし、実際にはそのような事態には陥りませんでした。それはおそらく、マウントゴックス以外にも多くの仮想通貨交換業者が業界に参入していたからでしょう。

中国政府のビットコイン取引の禁止や、マウントゴックスの破綻など、ビットコインにとってネガティブな話題が続いていた2014年ですが、同時期に仮想通貨の値上がりを引き起こせるだけの出来事が同時に発生していました。

例えば、BtcBoxやzaif(ザイフ)、bitFlyer(ビットフライヤー)、coincheck(コインチェック)、bitbankなどの仮想通貨交換業者がサービスを開始したのもちょうどこの時期で、多くの投資家がこれらの仮想通貨交換業者を通じてビットコインなどの仮想通貨への投資を始めました。

特に、ビットフライヤーやコインチェック、ザイフなどは日本でも有数の仮想通貨交換業者であり、日本の仮想通貨業者といえば確実にこの三社が取り上げられるでしょう。

2017年5月にはGMOコインがサービスをスタート、2018年1月にはDMM Bitcoinがサービスをスタートさせるなど、日本でも有名な企業が仮想通貨交換業者としての事業を開始しました。これを機に、今までビットコインに懐疑的だった投資家もビットコインに興味を持ったことでしょう。

誰もが知っている大手企業が参入することで、今後ますますビットコインなどの仮想通貨の価値が盛り上がることが予想されます。

キプロス金融危機でビットコインが高騰した理由

2013年4月、キプロスで金融危機が発生しました。同時に、ビットコインの価値が高騰しました。一体この二つにはどのような因果関係があったのでしょう?

金融危機が起きた当時、多くの人たちが銀行からお金をおろせなくなるという事態に見舞われました。いくらお金に価値があったところで、実際に使うことができなければ意味がありません。そして、この金融危機の際に力を発揮したのがビットコインなのです。

どういう風にビットコインが約に立ったの?
ビットコインは法定通貨ではないから、金融危機に関係なくATMから資産をおろすことが可能だった。金融危機で銀行の出金制限がかかっている最中、ビットコイン保有者だけは資金を調達することができたのだ。

このような事情もあってか、金融危機が発生した国ほどビットコインに対する需要が高まり、現在ではビットコイン専用のATMが多数置かれるなどの事態が発生しています。

金融危機そのものは国民にとってネガティブな話題です。しかし、その一方でビットコインの価値を高める要因にもなったというのは、ある意味で皮肉な結果と言えるでしょう。

2017年に改正資金決済法が施行され、ビットコインは高騰

2017年は仮想通貨元年だと言われています。その理由は、この年に改正資金決済法、いわゆる仮想通貨法が施行されたからです。

政府が法律によって仮想通貨を定義するということは、すなわち政府が仮想通貨を決済手段として認めるということを意味します。

今まで仮想通貨といえば、政府の裏付けのない、怪しい通貨という位置づけだったのですが、日本が先駆けて改正資金決済法を施行したことで、ようやくビットコインは法的に見ても価値のある存在へと進化することができのたです。

今までビットコインに対して懐疑的だった人も、改正資金決済法の施行を通じ、ビットコインに対する認識を改めたという人は多くいることでしょう。

この法律は非常に画期的であり、なにより仮想通貨の価値を高めるキッカケとなりました。なにしろ2017年といえば、ビットコインが200万円以上の価値をつけるという、歴史的な偉業を成し遂げた一年だからであり、改正資金決済法がそのあと押しをしたことは言うまでもないでしょう。

ビットコインの価値を高める要因は様々ですが、もっとも大きな要因といえば、やはり改正資金決済法の存在が最大の原因でしょう。この法律が施行されたからこそ、ビットコインは大きく躍動したのです。

ビットコインの半減期と分裂の関係とは?

2017年、ビットコインは1BTCあたり200万円以上の価値をつけるなど、驚異的な高騰を見せました。ビットコインの分裂と半減期の存在は、そんなビットコインの価値を押し上げる要因の一つでもあります。

ビットコインの分裂とは、スケーラビリティ問題を解決する手段のことで、このハードフォークを通じてビットコインキャッシュとビットコインゴールドという新しい仮想通貨が誕生しました。

スケーラビリティ問題って何ですか?
ビットコイン取引の、遅延が発生することだ。ビットコインは一定時間に処理できる取引の量が決まっているため、取引の量が増えると、処理に時間がかかる取引も出てきてしまう。

ビットコインキャッシュは2017年8月、ビットコインゴールドは2017年11月に分裂しました。2017年8月といえばビットコインが50万円、2017年11月といえばビットコインが80万円にまで高騰した時期です。

ハードフォークが発生すると、分裂時に保有していたビットコインの量に応じてハードフォークコインが無料で手に入るということもあり、多くの投資家から関心が集まりました。

ただ、ビットコインゴールド以降、ビットコインの分裂が乱発しているということもあってか、分裂に対する影響力はだんだん薄まっているようです。今後、さらなる分裂が発生したとしても、今まで以上の高騰は期待できないかもしれません。

ビットコインの分裂同様に、ビットコインの半減期もビットコインの価格に大きな影響を与えています。

ビットコインの半減期とは、マイニングによって得られる報酬が半減する時期のことです。ビットコインの半減期は4年に1度のペースでやってきます。

なんで半減期っていうものがあるの?
ビットコインの供給量が増えすぎて、インフレを起こすと、ビットコインの価値が急落するからだ。半減期が到来すると、ビットコインの供給量が減り、希少価値が上がるということもあってか、価値が高騰すると言われている。

本当に高騰するかどうか、真偽は不明です。ただし、2016年7月の半減期が発生して以降、確かにビットコインの価格は上昇しています。2016年7月時点のビットコインの価値というと、1BTCあたり6万円前後だったのですが、それ以降に暴騰し、2017年12月には1BTCあたり200万円以上の価値をつけました。

ビットコインの分裂と半減期には、確かに価値に影響を与えられるだけの力があります。しかし、今後も分裂や半減期が原因となって価値が上がるとは限りません。そのため、半減期や分裂を基準に今後の価値を予測しない方が良いでしょう。これらの要因は、あくまで参考程度に留めた方が賢明です。

ビットコインの今後の価値は?過去の動きから見る予測

ビットコインは今後、どのように価格が推移するかは誰にもわかりません。ただ、過去の推移をみる限り、今後も価値を上げていく可能性はとても高いです。

ビットコインは年を重ねる毎に高値を更新しています。2012年初期の頃は数百円代だったのですが、2013年初期には2000円代へと到達していました。

2014年には1万円を大きく超え、2015年には5万円以上の価値をつけました。2016年には10万円を超え、2017年には200万円を突破しました。

2018年1月、ビットコインは急落し、170万円から200万円の間を推移しています。一見するとバブルが崩壊している兆候にも見えますが、過去の値動きから観察するに、調整しているだけのようにも見えます。

今後、今まで通りの値動きを展開するのであれば、2019年までには500万円を超え、2020年には1000万円にまで値上がりするかもしれません。

というのも、2020年には東京オリンピックがあり、世界中の人が日本に集まるからです。世界中の人が日本に向かう最中、日本円しか使えないとなると不便でしょう。しかし、仮想通貨があれば、わざわざ円を調達せずとも決済できます。

つまり、2020年には今まで以上に仮想通貨に対する需要が増えている可能性があり、今まで以上に価値が暴騰するかもしれない、ということです。

share bitters!!この記事をシェア!

堅牢なセキュリティ体制で安心して取引できます!

この記事を読んだご意見、感想などをコメントしてください。