ビットコインFXとは?利用可能な取引所とその方法を紹介!

2017年はビットコインだけでなく全ての仮想通貨が大幅に上昇する、まさに「仮想通貨元年」と呼ばれるにふさわしい1年になりました。

しかし、1月に入ってからは中旬にかけて各国で仮想通貨の売買に対する規制についての報道が相次いだ結果、年始に1ビットコイン約200万円であったものがあっという間に一時100万円を割り込む展開になりました。

その時に取引に参加している人たちの中で「自己資金以上の損害が発生してしまった」という声が相次いでいましたが、なぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか?

ビットコインの取引方法の謎に迫ります。

ビットコインの取引方法は?

ビットコインの取引方法を大きく分けると以下の2つに分けることができます。

  • 現物取引
  • レバレッジ取引

それぞれどのような方法なのか見ていきましょう。

ビットコインの現物取引とは?

ビットコインの現物取引には以下のような特徴があります。

  • 損害は自己資金の範囲内のみ
  • 買いからしか始めることができない
  • 機会損失が大きい
  • 大きな利益を得ることはできない

現物取引は自己資金の範囲内で取引を行うため、もしその取引を行った後にその物の価値がなくなってしまったとしても、損害は自己資金の範囲内で済ませることができます。

現物取引は買いからしか始めることができないため、下降局面では利益を出すことができないだけでなく、大幅な価格の下落が生じ、ここから反発することが明らかな場合でも自己資金の範囲内でしか購入できないため、チャンスを最大限に活かすことができません。

そのため、自己資金の範囲内・上昇局面の場合のみしか利益を出すことができないため、大きな利益を得ることは難しくなってしまうでしょう。

ビットコインのレバレッジ取引

ビットコインのレバレッジ取引には以下のような特徴があります。

  • 損害は自己資金の範囲内を超える可能性がある
  • 機会損失をなくすことができる
  • 手数料や金利が発生する

レバレッジ取引とは、本来は自己資金の範囲内でしか行うことができない取引に対して、自己資金を証拠金(保証金)として融資を受けることによって、自己資金以上の取引を可能にします。

しかし、もし損害が発生してしまった場合には自己資金の範囲以上に損害が発生してしまう可能性があるため、レバレッジ取引を扱う企業によっては、ロスカットといって、自己資金の範囲以上に損害が発生して、投資家が負債を抱えないようにするために各社の定める基準になった場合には強制決済を行います。

ロスカットはその基準に達した段階で強制決済が行われ、損害が確定されてしまいますが、追証の場合には証拠金の追加を行えば強制決済は行われません。

レバレッジの効果により、自己資金の範囲では得ることができなかった利益を得ることができるようになるため、一時的な暴落などによって自律反発が期待できる状況の時などのチャンスを活かすことができます。

レバレッジを使えば、自己資金以上に取引できるんですね。
うむ。しかし、レバレッジ取引を行うためには、スワップポイントという手数料や金利を支払わなくてはいけないぞ。

レバレッジ取引を行うことができる取引方法として以下の3つがあります。

  • FX
  • 信用取引
  • 先物取引

それぞれどのような違いがあるのか見ていきましょう。

FX・信用取引・先物取引は何が違うのか?

FX・信用取引・先物取引の全てがレバレッジ取引を行うことができ、自己資金以上の取引によって大きな利益を得ることができることが分かりましたが、どのような違いがあるのでしょうか?

それぞれの違いについて見ていきましょう。

ビットコインFX

FXは取引の相手が投資家ではなく取引を行うFX業者と取引を行います。

上記のように、FX業者との間で実際に投資対象物の引き渡しを行わずに、購入時の価格と売却時の価格だけを参考にして取引を行います。

実際には自分の手元にはビットコインが手に入っていない状態のため、送金することができません。

融資ではなくFX業者の資金を使っての資金内での取引になるため、返済期限も金利もありませんが、FXを行うにあたって手数料が発生するため、長期の保有には適していないという特徴があります。

ビットコイン信用取引

信用取引は投資家同士で取引を行います。

上記のように証券金融機関との間で投資家が融資を受けたりコインを借りる形で保有し、その保有したコインの売買を行ったりします。

融資を受けての売買になるため、証券金融機関が事前に定めている返済期限があるだけでなく、FXの手数料の代わりに金利が発生するため、こちらも長期の保有には適していないという特徴があります。

ビットコイン先物取引

先物取引も信用取引同様、投資家同士で取引を行います。

上記のように先物取引とは特定の期日をあらかじめ決めておき、その期日が到来した場合には約束通り決済を行わなくてはならないという仕組みです。

この例の場合では、投資家Aは市場価格よりも安く手に入れることができましたが、投資家Bは先物取引を利用してしまったことによって損をしています。

しかし、市場価格が100万円になっていた場合には、投資家Aが損をしてしまい、逆に投資家Bが得をすることになります。

誰からも融資や手間をかけていないことから手数料や金利が発生しないのが原則ですが、取引所の使用料という形で手数料を徴収している取引所もあるので注意しなければなりません。

FXができる代表的な取引所

レバレッジを効かせた取引に関しては各取引所が取り扱いを行っていますが、FXタイプの取引を行える取引所は限られてきます。

代表的な取引所をピックアップして、それぞれの取引所の特徴を比較していきましょう。

FXができる取引所徹底比較

FXができる代表的な取引所とサービス名は以下の通りです。

  • bitFlyer(ビットフライヤー)/Lightning FX
  • GMOコイン(ジーエムオーコイン)/仮想通貨FX
  • BITPoint(ビットポイント)/ビットポイントFX

各取引所の違いについて見ていきましょう。

取引所 レバレッジ倍率 証拠金取引手数料 追証 ロスカット
ビットフライヤー 1、2、3、5、10、15倍 0.04%/日 80%未満 50%未満
GMOコイン 5、15、25倍 0.05%/日 なし 75~85%未満
ビットポイント 2、5、10、25倍 0.035%/日 なし 100%未満

取引所によって大きく異なるのは、レバレッジ倍率・追証・ロスカットの項目になります。

レバレッジ倍率は種類が多ければ多いほど選択肢が増えることになるため、相場が不安定で弱気な場合には低い倍率で、相場が安定していて強気な場合には大きな倍率で取引を行うことができます。

各取引所を見てみると、ビットフライヤーは選択できる倍率は多いものの他の取引所と比較すると最大倍率が低い、GMOコインは最大倍率の25倍があるものの選択肢が少ない、ビットポイントは小さな倍率から大きな倍率までバランスが良いと言えるでしょう。

ビットフライヤーは追証の基準が高く、ロスカットの基準が低いという特徴がありますが、GMOコインとビットポイントは追証の基準がなく、ロスカットの基準が高いという特徴があります。

つまりどういうこと?
ビットフライヤーは多少証拠金を割り込んで追証の基準に達しても、追加で保証金を入金すれば強制決済を防げる。GMOコインとビットポイントの場合はロスカットの基準に達してしまえば、すぐに強制決済されるぞ。

強制決済は損害を確定させてしまうことになるため、GMOコインとビットポイントでFXを行う場合にはロスカットの基準に気を付けながら取引を行う必要があるでしょう。

ビットコインでFXをする始め方とは?

ビットコインでFXを行う場合の手順は以下の通りです。

  • FXを取り扱っている取引所にメールを登録する
  • 口座開設の手順に従って登録を進める
  • 本人確認書類を提出する
  • 郵送による本人確認を受ける
  • 入金し、FXを開始する

最初に、ビットコインのFXを行っている取引所にメールアドレスを入力し、仮登録の手続きを行います。

メールに送信されたURLから本登録の手続きに進み、名前や住所などの基本情報の入力を行います。

免許証やマイナンバーなどの本人確認書類を提出し、郵送による本人確認が完了して初めて全ての取引所の機能が利用できるようになります。

その後、指定された入金方法から入金を行い、FXによる取引を開始します。

本人確認が完了するまでは、およそ1週間~10日を要するため、FXを行う場合には早めに口座登録を行うようにしましょう。

ビットコインでFXをする場合のメリットとデメリット

外国為替のFX(外国為替証拠金取引)では、価格変動が小さいというデメリットをレバレッジによって補うことで、大きな利益を得ることができるというメリットがありましたが、ビットコインでFXを行う場合にはどうなのでしょうか?

ビットコインでFXを行う場合のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

ビットコインFXのメリット

ビットコインFXのメリットは以下の通りです。

  • レバレッジ効果が高い
  • 買いだけでなく売りでも取引できる
  • 機会損失が小さい

外国為替証拠金取引の場合には、価格変動が小さいため大きなレバレッジを効かせることによって、大きな価格変動が生じているのと同じ効果が現れました。

ビットコインFXの場合には、価格変動が大きいうえにFXと同じくらいのレバレッジを効かせることができるため、大きな利益を得ることができる可能性が高くなります。

それだけでなく、ビットコインFXでは買いだけでなく売りからも取引を行うことができることから、上昇局面だけでなく下降局面でも利益を得ることができるため、機会損失の小さい取引方法と言えるでしょう。

ビットコインFXのデメリット

ビットコインFXのデメリットは以下の通りです。

  • レバレッジ効果が効きすぎる
  • 損害が自己資金の範囲を超える可能性がある
  • 長期保有には向いていない
  • スプレッドによって初めから損益が生じている

外国為替証拠金取引の場合、価格変動が小さいためレバレッジを効かせることは効果がありましたが、価格変動の大きいビットコイン取引で外国為替証拠金取引と同様のレバレッジを取り扱っているのはリスクが大きいと言えます。

価格変動の大きさはメリットでもあり、デメリットでもあるのね。
そうだな。価格変動が大きいうえにレバレッジでさらに変動を大きくしてしまうため、場合によってはロスカットが間に合わず、自己資金以上の損害を被ってしまう場合もあるだろう。

2018年1月に発生した暴落時も、サーキットブレーカーといって投資家が暴落時に冷静な判断を取り戻すことができるように一時的に取引を中断する措置が取られましたが、このような場合には取引が再開された際の価格がロスカット基準を下回っている可能性が高く、大幅な損害が生じてしまう可能性があります。

また、ビットコインでFXを行う場合、スワップポイントという手数料が発生するため、長期保有には向いていないと言えるでしょう。

それだけでなく、ビットコインFXの場合はスプレッドといって購入価格と売却価格に最初から数百円程度価格差が生じており、価格変動が大きい時にはスプレッドが5,000円程度まで広がる場合があるため、最初からその価格差の分だけ負債を背負ってしまうことになるので注意が必要です。

ビットコインでFXを行った場合の課税方法は?

ビットコインのFXにおいて発生した利益は雑所得によって課税が行われます。

所得の合計による税率は以下の通りです。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超330万円以下 10% 97,500円
330万円を超695万円以下 20% 427,500円
695万円を超900万円以下 23% 636,000円
900万円を超1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

雑所得の場合には、他の所得との損益通算が行えないため、給与所得が300万円、ビットコインFXで損害が200万円生じていたとしても、給与所得の300万円に課税が行われます。

逆に、給与所得が300万円、ビットコインFXで利益が200万円生じている場合には、合計所得が500万円になるため、より多くの課税が行われてしまうことになるでしょう。

外国為替取引FXと同じ程度で考えてはいけない

外国為替証拠金取引でレバレッジ取引に慣れているからといって、ビットコインFXも同じだと考えてはいけません。

外国為替証拠金取引の場合には、価格変動が小さいためレバレッジを効かせた取引に意味がありましたが、ビットコインFXの場合には価格変動が大きいにもかかわらず、外国為替証拠金取引並みのレバレッジを効かせることができるのはリスクが大きいと言えるでしょう。

特に、2018年1月になってから諸外国における仮想通貨規制の報道が相次いでいることから、価格変動が不安定になっています。

追証の設定の無い取引所の場合にはロスカットの基準が高めに設定してあることから、想像以上に強制決済が行われてしまう可能性が高く、価格変動が不安定な今はレバレッジの倍率を下げて、リスクを抑えた取引を行うことをおすすめします。

share bitters!!この記事をシェア!

堅牢なセキュリティ体制で安心して取引できます!

この記事を読んだご意見、感想などをコメントしてください。


  • tarou

    大いに勉強になります、ビットコインFX、ビットコイン信用取引、ビットコイン先物取引に強い妙味あります。2月3月4月と10件ほどのICO取得しましたが、実際には換金が難しく他力本願的な不確定要素に期待した「待ち」にで対した資金が凍結される感じは流動性に欠ける。  為替取引よりチャートの方向性が理解しやすいように感じます、テクニカル分析も外貨為替よりはファンダメンタル的要素も単純なように感じ、是非取り組みたい投資手法ではないかと興味があります。