ビットコイン取引にオススメの取引所は?国内大手7社を比較
ビットコインといえば、今や世界中で取引されている仮想通貨です。時価総額ランキングで常に1位を陣取るだけあって、その流通量は他のアルトコインを圧倒しています。
仮想通貨の取引所は世界中に多くあるのですが、どの取引所であっても共通してビットコインを取り扱っているものです。そのため、単純にビットコインだけを売買するのであれば、どこの取引所を使っても大差はないです。
ただし、取引所といってもそれぞれで、取引所毎に違いがあります。手数料やスプレッド、取扱仮想通貨の種類、レバレッジ取引の有無、売買以外のサービスの有無など、取引所にはそれぞれ個性があります。
仮想通貨取引をするにあたり、一体どこの取引所が最もオススメなのでしょう?以下の取引所一覧をここで紹介します。
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- GMOコイン
- Zaif(ザイフ)
- DMM Bitcoin
- bitbank(ビットバンク)
- BITPOINT(ビットポイント)
いや、それぞれの取引所には特徴があるぞ!
手数料、取扱仮想通貨の数などを比較していくから、自分の取引スタイルに適した仮想通貨取引所を選ぶと良いだろう!
取扱通貨多数!アプリDL数1位のコインチェック
運営会社 | コインチェック株式会社 |
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代表取締役 | 蓮尾聡 |
資本金 | 1億円 |
仮想通貨交換業者 登録番号 |
関東財務局長 第00014号 |
ビットコインの売買手数料(現物、信用、FX)
販売所での取引手数料は無料ですが、0.1%から5.0%までの手数料相当額がかかります。
手数料相当額は価格の急変時や市場の流動性によって変動し、場合によってはこの範囲を超える場合もあります。
取引所での手数料は無料です。
取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
Coincheck(コインチェック)の特徴
コインチェックは仮想通貨の取扱数が最も多く、国内仮想通貨取引アプリのダウンロード数が1位の取引所です。
※2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie)
※2020年12月金融庁暗号資産交換業者登録対象、コインチェック調べ
ネムの大量流出事件の後にマネックスグループの傘下に入り、2019年1月に関東財務局長第00014号として認定されました。
セキュリティの強化や経営の立て直しを図り、一時は急落した人気や信頼を回復し、今ではそれを強固なものにしています。
販売所や取引所での手数料が無料で、500円から取引ができるので、少額投資をしたい方におすすめ。
また仮想通貨の積み立てサービスも提供しているので、リスクを抑えて仮想通貨の取引を楽しみたい方にもおすすめです。
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GMOコインは売買手数料が無料!FXツールが使いやすくてオススメ
運営会社 | GMOコイン株式会社 |
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代表取締役 | 高島秀行 |
資本金 | 17億5800万円 |
仮想通貨交換業者 登録番号 |
関東財務局長 第00006号 |
ビットコインの売買手数料(現物、信用、FX)
GMOコインは、ビットコイン売買手数料が基本無料です。現物のみならず、FXに関しても無料で取引が行えます。
取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
- クアンタム(QTUM)
- エンジンコイン(ENJ)
- ポルカドット(DOT)
- コスモス(ATOM)
GMOコインの特徴
GMOコインは東証一部上場企業の「GMOインターネット」グループの会社です。同グループにFX業界の大手である「GMOクリック証券」があるということもあってか、金融分野におけるノウハウが多く、非常に利用しやすいサービスを提供しています。
GMOコインでは販売所とFXの2つのサービスを提供しています。ただし、レバレッジに関しては最大で10倍までと低いです。
サービス開始当初こそレバレッジは最大25倍までだったのですが、2021年金融商品取引法によってレバレッジは最大2枚までに変更されました。これはGMOコインだけでなく、国内の取引所はすべて該当します。
売買手数料のみならず、入出金に関しても無料で取引できる仮想通貨交換業者です。さらに、ツールも使いやすく、取引ツールの「ビットレ君」は完成度が高いです。
大手で、取引ツールが使いやすいGMOコインは、今まで一度もビットコイン取引をしたことがない初心者にほどオススメの会社です。
GMOコインについては「GMOコインは仮想通貨の販売所!特徴と使い方を紹介します」で詳しく取り上げています。
\FXツールがおすすめ/
Zaifはマイナス手数料!トークンの取り扱いもあり
運営会社 | テックビューロ株式会社 |
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代表取締役 | 朝山貴生 |
資本金 | 8億3013万円 |
仮想通貨交換業者 登録番号 |
近畿財務局長 第00002号 |
ビットコインの売買手数料(現物、信用、FX)
Zaifのビットコイン売買手数料は、現物取引なら-0.01%、信用取引は0%、AirFX取引は0%となります。
取引手数料マイナス0.01%の対象となる通貨ペアはBTC/JPYで、本人確認の手続きが完了しているユーザー限定となります。
AirFX取引をする場合、日次手数料が1日あたり0.039%、スワップ手数料が±0.375%となります。
取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- ネム(XEM)
- モナコイン(MONA)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- シンボル(XYM)
- フィスココイン(FSCC)
- カイカコイン(CICC)
- ネクスコイン(NCXC)
- ザイフ(ZAIF)
- カウンターパーティー(XCP)
Zaif(ザイフ)の特徴
Zaifは2015年3月よりサービスを開始した仮想通貨取引所で、運営会社はテックビューロ株式会社です。
Zaifは仮想通貨取引所として有名なのですが、その一方で日本初のICOプラットフォームであるCOMSAを展開していることでも有名です。
そのような事情もあってか、Zaifでは仮想通貨のみならず、トークンなども取り扱っています。取扱通貨の数に関して言うとそれほど多くはないのですが、トークンを取り扱っているという強みがあるだけに、Zaifを利用するファンは多くいます。
ZaifのAirFXを利用した際に現物価格との間に乖離が発生すると、一定時間毎にスワップ手数料が発生するため、注意が必要です。
Zaifコイン積立のサービスを利用すると、毎月こちらが希望する金額で積立投資を行ってくれるため、ビットコインの積立投資をしたいという人ほどZaifは相性が良いです。
Zaifについてより詳しく知りたい人は「Zaif(ザイフ)はトークンも買える販売所!その特徴・使い方とは」もぜひ読んでみてくださいね。
DMMビットコインは売買手数料が無料!FXはDMMがオススメ
運営会社 | 株式会社DMM Bitcoin |
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代表取締役 | 田口 仁 |
資本金 | 28億7000万円 |
仮想通貨交換業者 登録番号 |
関東財務局長 第00010号 |
ビットコインの売買手数料(現物、信用、FX)
DMM Bitcoinの取引手数料は現物もFXも共に無料です。※BitMatch取引手数料を除く
かかる費用というと、1日毎に発生する0.04%のレバレッジ手数料くらいです。その他、特に費用はかかりません。
取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ネム(XEM)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- クアンタム(QTUM)
- オーエムジー(OMG)
- モナコイン(MONA)
- テゾス(XTZ)
- エンジンコイン(ENJ)
- シンボル(XYM)
- トロン(TRX)
- カルダノ(ADA)
- ポルカドット(DOT)
- アイオーエスティー(IOST)
- ジパングコイン(ZPG)
- チリーズ(CHZ)
- アバランチ(AVAX)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- ポリゴン(MATIC)
- フレア(FLR)
DMM Bitcoinの特徴
DMM Bitcoinといえば大手企業のDMM.comの仮想通貨取引所となります。
DMM.comというと、動画配信などで有名な企業なのですが、その一方でFX業界の大手企業としての一面もあります。FX会社としての実績が豊富な会社なだけあって、金融関連のノウハウがあるという強みがあります。
DMM FXといえばトレーダーからの人気が非常に高く、その取引ツールは非常に使い勝手が良いとのことで高く評価されています。
DMM Bitcoinでは、そんなFXの経験やノウハウが詰まった取引ツールを使用することができます。
パソコンはもちろん、スマホからでも楽々取引できるツールが満載なため、パソコンがないというユーザーであっても、DMM Bitcoinであればビットコイン取引を快適な環境で行えるでしょう。
DMM Bitcoinでは現物取引のみならず、レバレッジ取引も可能で、アルトコインのレバレッジ取引にも対応。
レバレッジは最大で2倍までと低めですが、現在日本国内の取引所のレバレッジ率はすべて2倍までと法律で定められています。
現物取引のできる仮想通貨は18種類と多くはありませんが、レバレッジ取引に対応している銘柄は2⑥種類あり、国内でもトップの銘柄数です。
\取引通貨のペアが豊富/
ビットバンクは売買手数料が基本無料!レバレッジ取引は不可
運営会社 | ビットバンク株式会社 |
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代表取締役 | 廣末紀之 |
資本金 | 86億4,209万円(資本準備金含む) |
仮想通貨交換業者 登録番号 |
関東財務局長 第00004号 |
ビットコインの売買手数料(現物、信用、FX)
bitbankの売買手数料はメイカー:-0.02%、テイカー: 0.12%(一部銘柄を除く)です。
取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- モナコイン(MONA)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- シンボル(XYM)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- ボバネットワーク(BOBA)
bitbank(ビットバンク)の特徴
bitbankはビットバンク株式会社が運営している仮想通貨取引所です。
ブロックチェーン技術や仮想通貨の普及に尽力している会社であり、2017年3月にはブロックチェーン大学校を設立するなど、ブロックチェーン技術の発展に大きく貢献しています。
ビットバンク株式会社が運営する「bitbank.cc」は現物取引に特化した取引所のため、レバレッジ取引ができません。
以前は「bitbank Trade」にてレバレッジをかけた取引ができましたが、現在はサービスを終了しています。
ビットバンクは2021年10月5日にシンボル(XYM)、同年12月3日にチェーンリンク(LINK)など、次々に新しい仮想通貨の取り扱いを開始。
以前までは6種類だった取扱仮想通貨も、現在では14種類まで増えたので、今後もビットバンクが新しい仮想通貨を取り扱うことが期待できるでしょう。
\最狭クラスの販売所スプレッド/
ビットポイントは自動売買可能!レバレッジ取引にも対応
運営会社 | 株式会社ビットポイントジャパン |
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代表取締役 | 小田 玄紀 |
資本金 | 44億3000万円 |
仮想通貨交換業者 登録番号 |
関東財務局長 第00009号 |
ビットコインの売買手数料(現物、信用、FX)
BITPOINTでビットコインの取引をする場合、現物取引、レバレッジ取引、そしてビットポイントFXすべて手数料は無料となります。
取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCC)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- トロン(TRX)
- エイダ(ADA)
- ジャスミー(JMY)
- ポルカドット(DOT)
BITPOINT(ビットポイント)の特徴
BITPOINTは2016年にサービスを開始した仮想通貨取引所で、他の取引所と違い、自動売買ができるという強みがあります。
さらに、投資家の間から人気の高い取引ツール「MT4」を使用できるだけに、非常に玄人向きの仮想通貨取引所です。
レバレッジ取引で対象となる仮想通貨はビットコインだけなのですが、ビットコイン/円だけでなく、ビットコイン/米ドルやビットコイン/ユーロ、ビットコイン/香港ドルなど、様々な法定通貨とのペアを試すことができます。
WEB取引用のツールのみならず、スマホでの取引な可能がツールもあるため、スマホで取引をしたいユーザーであってもBITPOINTであれば安心してビットコインを購入できるでしょう。
さらに、顧客資産の分別管理を徹底するなど、資産管理をしっかりと行っている会社です。顧客から預かった資産は日証信託銀行へ信託しているため、仮にBITPOINTが破産することになったとしても、預けた資産は信託受託者を通じて返還してもらえます。
\最短10分で取引スタート/
ビットフライヤーは信頼性が高く、最も取引量が多い!
運営会社 | 株式会社bitFlyer |
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代表取締役 | 関 正明 |
資本金 | 41億238万円(※資本準備金含む) |
仮想通貨交換業者 登録番号 |
関東財務局長 第00003号 |
ビットコインの売買手数料(現物、信用、FX)
ビットフライヤーのビットコイン売買手数料は、0.01%から0.15%となります。ただし、FXの場合、売買手数料は無料になります。
FXの売買手数料は基本的に無料なのですが、価格乖離率が10%を超えると、0.5%から3.0%のSFD手数料が発生します。
取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ネム(XEM)
- ステラルーメン(XLM)
- テゾス(XTZ)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LINK)
- シンボル(XYM)
- ポリゴン(MATIC)
- メイカー(MKR)
- ジパングコイン(ZPG)
- フレア(FLR)
bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴
ビットフライヤーは日本で最も取引量の多い仮想通貨取引所※です。ユーザー数も圧倒的に多く、日本を代表する仮想通貨取引所と言っても過言ではないでしょう。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
ビットフライヤーは2014年5月にサービスをスタートさせた企業で、MUFGや三井住友、リクルートなど、日本の大企業が出資をしている会社として有名です。
仮想通貨取引所というと世の中には多くあるのですが、その中には得体が知れず、信用できない取引所もあります。その点、ビットフライヤーは大企業が出資している会社というだけあって、非常に安心して利用できる取引所です。
ビットフライヤーには独自の決済サービス「bitwire」があるなど、ユーザーにとってためになる様々なサービスが用意されています。
ビットフライヤーはレバレッジ取引も可能で、最大で2倍でビットコイン取引を行えます。
bitFlyerについて、さらに詳しく知りたい人は「ビットフライヤー(bitFlyer)の特徴や手数料を徹底解説!」を読んでみてくださいね。
もっとも使いやすい仮想通貨取引所とは?
日本国内には現在、様々な仮想通貨取引所が存在しています。未認可の業者も含めると、さらに数が増えるでしょう。
2018年1月にネム流出事件のあったコインチェックは、当時国内でもっとも人気のある仮想通貨取引所の一つだったのですが、その時点ではまだ金融庁の認可がおりていませんでした。
いくら人気のある業者といえど、未認可の業者はあまり使わない方が良いかもしれません。確かに使いやすさも重要なのですが、同様に安全性も重要です。
仮想通貨取引所を選択する際には、大前提として金融庁の認可がおりている仮想通貨取引所を利用しましょう。
その上で比較をする場合、初心者で、まだビットコインの取引をしたことがないというユーザーには、ビットフライヤーやGMOコイン、DMM Bitcoinなどがオススメです。
ビットフライヤーは大手企業が出資している取引所ですし、GMOコインやDMM Bitcoinにいたってはまさに誰もが知っている大企業のため、安心してビットコインの売買が行えます。
それに加え、これらの三社は初心者でも使いやすい取引ツールが揃っているため、まだビットコインの売買経験がない初心者でも、すぐに取引のやり方を習得できるでしょう。
さらに、レバレッジ取引にも対応している会社なので、上昇トレンドが発生した時のみならず、下落トレンドが発生した際にもこれら三社ならば利益を生み出すチャンスに恵まれます。
取引所といっても、一つ一つに個性があります。自分の取引スタイルを鑑み、もっとも適した取引所を選択しましょう。